10万円の申請をオンラインで行うためには
- 4月27日時点で世帯主であること
- マイナンバーカードを持っていること
- カード交付時に設定した署名用電子証明書の暗証番号
が、必要である。
ここで、一つ注意がある。マイナンバーカードには、2種類のパスワードが存在する。
<署名用電子証明書>
主にe-Tax等に利用するときの英数字6~16桁のパスワードが必要である。
「作成・送信した電子文書が、利用者が作成した真正なものであり、利用者が送信したものであること」を証明することができる。
<利用者証明用電子証明書>
コンビニ等の端末でログインするときの数字4桁のパスワードが必要である。
「ログイン等した者が、利用者本人であること」を証明することができる。
給付手続きに必要なのは、前者のパスワードである。この「署名用電子証明書」用パスワードが未設定であったり、失念した人がかなりいるため、連休明けの役所の受付窓口は大混雑した。折しも、コロナ対策で「3密防止措置」が取られ、入場制限、利用ベンチや待合室の制限が重なり、屋外まで人があふれた役場もあったそうだ。
パスワードを失念した場合、代理人による手続きは困難のため、本人が覚悟して役場に行く必要がある。