鈴木リオ一周忌追悼試合。残したものは吸い殻だけじゃない。横山武史。 | たまい兄弟。またライブハウスで

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ライブハウスとマリンスタジアムが第二の住所地。

今日は吉祥寺。20年くらいお世話になっていたりお姉の一周忌LIVE。
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ききまたく一辺倒になって前の所から離れて10年以上会っておらず
でも都合が合えばすぐにまた会えるものだと信じて疑わなかった。
それが一年前に突然の訃報。正直未だに実家が全く湧かない。
色んな面で厳しかったが今日は行かない訳にいかなかった。


りおさんに縁のある人達が集まり極力明るく過ごそうとしていた。
2011年私にLIVEの魅力を教えてくれたhochinこと山口芳明さんの追悼
LIVEでは悲しすぎて余計傷口を広げる形になったが今日は鳴いている
人もおらず色々な人に久々に会えて良かった。本当は辛いはずだが…


1番村越エースケさんはりおさん同様20年近く応援しているが最近
あまり会えず5年ぶりくらいだった。サポートの松田憲伸さん共々
元気そうで何より。こんな機会で再会というのが少し皮肉だったが。

りおさんがLIVE帰りに見知らぬ女性が男に殴られている現場を目撃し
止めに入ったエピソードを紹介したが実は俺もその話聞いた事ある。

なんか男が逆ギレして暴行されたと警察呼ばれて大変だったそうだが
元々悪いのはそいつなのでもちろん男の方がが捕まったとか。しかし
取調に時間がかかり乗っていたタクシーには帰ってもらったそうで
帰るのが遅くなって相当苦労したらしい。ほっときゃいいとも思うが
見た目や歌だけでなく全てが豪快で男勝り。曲がった事が大嫌いで
強きをくじき弱きを助ける。正義感に富む彼女ならではの逸話だが
そんな生き方だから心身共に疲れちゃったんかなぁ…本当に残念だ。
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2番KINGBEETSはボーカルの方がフェアリーで急造だったようだが
このお店の店長さんを中心にりおさんと休みの方の魂を受け継いだ。

3番阿吽はりおさんの生声に合わせて演奏したりしたが昔行っていた
LIVEでいつもBGMで流れていた満月の蜂蜜とか聴けて思い出が蘇る。

4番SANDMANは名前はよく見るが意外と初めてかも。本格的なフル
バンド編成でりおさんは本当に色々な事に取り組んでいたんだな。

5番ダクレは飲んだくれの意味らしいが女性ボーカルでりおさんに
なりきっての熱演。しかしメンバーの思い出話が薄くて逆に大笑い。

最後のSAD FUNK TRIADは今一番好きな小川徹さんが所属するバンド。
去年親方さんの企画で10年ぶりに見られるチャンスができてりおさん
との再会も楽しみだったが当然出走取消。こんな事になるなんて…

メンバーの方が生前の声を忠実に再現し目を閉じるとりおさん本人が
歌っているみたいだったがあの声と歌を聴いているともっとたくさん
聴いていたかったという気分になった。私は長く会っていなかった
からそこまででもないが最近まで一緒だった人達の気持ちを思うと
見た目は楽しそうでもどんな感情で今日を迎え演奏したのだろうか。

前述のhochinさんの時も一周忌は本当に悲しいだけで2年目以降は
割と現実を受け入れて彼の魂を受け継いで色々やろうという方向に
なったので現状だともう少し周りの人達の心のケアも必要だろう。


でも本当に悲しみよりも色々な人に再会できた事の喜びやLIVEの
楽しさの方が大きく最後までいられなかったものの一人で悶々として
行かないよりは全然良かった。LIVEでの勇姿や独創的な音楽、優しく
してくれた思い出を振り返ると急に切なくなるがhochinさんがそうで
あった様に一つが終わっても必ず魂は誰かに受け継がれるものだから
今日で終わりでなく節目としてまた新たなスタートになる日になって
くれればと思う。りおさんが残してくれた素晴らしい物は永遠に
消えないし時折でも思い出して話をしてずっと愛し続けたい。

それから会いたい人に会えるチャンスはなるべく逃さず後悔しない
ようにしたい。この先こういう別れが増えていくだろうがそれを
恐れるより終わりがあるからこそ今を大事に完全燃焼するべきだ。

何はともあれ今回企画して参加してくれた皆様多分精神的にキツい
所もあったと思うけど本当にありがとうございました。りおさんには
生前大好きだったうちの前の猫のムーンと会える事を願っています。
そーいえばりお姉さんは実は同じ千葉の鎌ケ谷生まれなんだよね霧
本人はあまり言いたくないみたいだが千葉県トークも懐かしいな霧霧霧


次のLIVEは22の千葉あんがか23日のアートリオン。しかし今日も競馬
ボロボロだった…今月入ってからやはりややスランプ気味か?
しかし今日落馬した横山武史が大したことなくて本当に良かった。
万が一の事が起きたらめう自分の馬券どころでなくなってしまう。
落馬は避けられない事だが人を楽しませるために命を危険にさらす
事に疑問はあるがそれを上回る感動があるからただ祈る意外にない。