今回もやっていきます。


10年ぶりに返り咲いた古豪

東京農業大学

全日本大学駅伝関東選考会

5位 3:59:20.68

1組

22位 深堀 優(2年)30:39.21

25位 松本 虎太郎(4年)30:43.55

2組

20位 実井 智哉(3年)30:21.25

25位 長谷部 慎(4年)30:29.96

3組

2位 高槻 芳照(4年)29:43.47

31位 原田 洋輔(2年)30:17.51

4組

3位 前田 和摩(1年)28:03.51 ※PB

18位 並木 寧音(4年)29:02.22


 「高槻と並木が4年時に駅伝出場」これを目標としていた今年でしたがまさに有言実行でした。1,2組はとにかく粘りの走り、実井選手を中心に20位台で大きく遅れずに粘り続けます。

 そして勝負は3組目から、エース高槻選手が積極的な走りで2位と粘ると、最終組で大爆発します。ルーキー前田選手が3位となる28分3秒と凄まじいタイムをマーク!他の留学生と争う末恐ろしさを見せつけます。そして相方の並木選手も18位で粘って大逆転、14年ぶりの伊勢路に向かいます。



箱根駅伝予選会

11位 10:39:05

9 前田 和摩(1年)1:01:42

30 並木 寧音(4年)1:02:35

61 原田 洋輔(2年)1:03:32

67 高槻 芳照(4年)1:03:36

155 田岡 航一(3年)1:04:26

166 深堀 優(2年)1:04:32

175 吉村 颯斗(4年)1:04:35

183 田中 莉生(4年)1:04:40

189 実井 智哉(3年)1:04:42

195 長谷部 慎(4年)1:04:45

227 髙山 匠也(3年)1:05:07

304 松本 虎太郎(4年)1:05:54


 勝負の箱根予選はエースがフリー、その墓の選手が集団走という戦略でした。その中で前田選手が全体でも日本人トップとなる9位!目標としていた中で有言実行という形でした。そしてその他の選手も奮闘、並木選手が30位とまずまず、故障持ちで出走した高槻選手は少し遅れましたが、原田選手がチーム3番手と上場の走り、新たな主力が誕生しました。

 集団走はとにかくまとまりましたね。その中で田岡選手が64分半切り、10番手も65分以内にまとめる走りで11位ながら予選通過!10年ぶりに箱根に返り咲きとなりました。



全日本大学駅伝

13位 5:25:22

1区10位 圓谷 吏生(2年)27:39[10]

2区3位 前田 和摩(1年)31:11[4]

3区10位 原田 洋輔(2年)34:32[6]

4区5位 並木 寧音(4年)34:59[5]

5区13位 実井 智哉(3年)38:20[10]

6区15位 浅海 崇志(4年)39:47[12]

7区11位 高槻 芳照(4年)54:04[11]

8区20位 田岡 航一(3年)1:04:50[13]


 14年ぶりの伊勢路でしたが、エース力でどこまでいけるか注目されていましたね。まず1区には圓谷選手、復帰して間もない選手でしたが区間10位と好スタート!新たに計算できる選手が増えたのは良いですね。

 そしてここからしばらく上位の流れに。前田選手がさらに上位に順位を上げる走りで4位浮上、そこからも原田選手がエース区間で粘って区間10位、体調不良明けだった並木選手も区間5位でまとめてこの時点で5位につけます。そこからは順位を下げてしまいましたが、高槻選手が区間11位と粘って復調の気配がありました。


主な選手

4年

浅海 崇志

高槻 芳照

田中 莉生

並木 寧音

長谷部 慎

松本 虎太郎

吉村 颯斗

3年

実井 智哉

田岡 航一

高島 侑翔

髙山 匠也

西 樹

2年

圓谷 吏生

原田 洋輔

深堀 優

吉村 智輝

1年

磯 光清

植月 俊太

栗本 航希

前田 和摩


 レースで他校と絡むには中堅選手の台頭が必要ですが、徐々に育ちつつあります。まず激坂王で吉村颯選手が3位と好走!山上りに目処が立ちつつあります。さらにその後の記録会で吉村智高島長谷部選手が大幅自己ベスト!名前が挙がってきています。

 そして故障明けでの主要大会が続いていた高槻選手も徐々に上がってきているでしょうか。往路はエース格で攻めて復路はとにかく粘るレースになるでしょうか。どこまで勝負できるでしょうか。