陸上が今日から始まりました。1日目の結果です。日本人が出場した種目のみ掲載します。
男子3000mSC予選
1組
1着 ラメチャ・ギルマ(エチオピア)8:09.83 Q
2着 三浦 龍司(日本)8:09.92 Q
3着 ベンジャミン・キゲン(ケニア)8:10.60 Q
4着 アラ・ゾグラミ(イタリア)8:14.06 q
5着 モハメド・ティンドゥフト(モロッコ)8:15.91 q
6着 ジョン・ゲイ(カナダ)8:16.99 q
歴史的光景でしたね…。まさか日本人がケニアとエチオピアと肩を並べてゴールするとは…。三浦選手はここ数日調子が悪かったようですが、それを跳ね除けてまたもや日本新記録を達成!さらに着順というハイレベルな走りを見せました。限界は果たしてどこにあるのやら…。3障での決勝は実に49年ぶり。入賞にも期待がかかります。
2組
1着 エーブラハム・キビウォット(ケニア)8:12.25 Q
2着 ゲトネト・ワレ(エチオピア)8:12.55 Q
3着 アフメド・アブデルワヘード(イタリア)8:12.71 Q
4着 マシュー・ヒューズ(カナダ)8:13.56 q
5着 イエマネ・ハイレセラシエ(エリトリア)8:14.63 q
6着 ベナード・ケター(アメリカ)8:17.31 q
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9着 青木 涼真(日本)8:24.82
2000mあたりから遅れだしてしまい、そこからは少し厳しかったですね…。ただ、それでも8分24秒はセカンドベスト、ある程度崩れずに走ったとも言えるのかな?パリ五輪等の今後の世界大会にも期待です。
3組
1着 スフィアネ・エルバカリ(モロッコ)8:19.00 Q
2着 トピ・レイタネン(フィンランド)8:19.17 Q
3着 アレクシ・ブリュト(フランス)8:19.36 Q
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12着 山口 浩勢(日本)8:31.27
終盤のペースアップについていけず、終盤はかなり厳しい走りに…。ただタイムはまずまず、いかに世界のレベルが高いかが分かります。
男子走高跳予選
A組
1位 ムタズエサ・バルシム(カタール)2m28 q
1位 ジャンゴ・ロヴェット(カナダ)2m28 q
3位 ヘーミシュ・ケル(ニュージーランド)2m28 q
4位 シェルビー・マクユーウェン(アメリカ)2m28 q
5位 ジャンマルコ・タンベリ(イタリア)2m28 q
6位 イリア・イワニュク(ロシア)2m28 q
7位 トム・ゲール(イギリス)2m28 q
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10位 衛藤 昂(日本)2m21
2m21まではかなり順調だった衛藤選手でしたが、2m25で途端に苦しくなりましたね…。陸上競技の集大成ということでしたが、お疲れ様でした。
B組
1位 ミハイル・アキメンコ(ロシア)2m28 q
2位 ジュボーン・ハリソン(アメリカ)2m28 q
2位 ブランドン・スターク(オーストラリア)2m28 q
2位 戸邉 直人(日本)2m28 q
5位 禹 相赫(韓国)2m28 q
6位 マクシム・ネダセカウ(ベラルーシ)2m28 q
こちらは2m28までしっかりと跳んでいきましたね!日本記録保持者の戸邉選手が見せました。こちらも決勝進出は49年ぶりだそうで、こちらも偉業です。自身の記録を超えて入賞を目指していきたい。
男子400mH予選
2組
1着 ジャヒール・ハイド(ジャマイカ)48.54 Q
2着 ケネス・セルモン(アメリカ)48.61 Q
3着 山内 大夢(日本)49.21 Q
4着 コンスタンティン・プライス(ドイツ)49.73 Q
日本人3番手と言われていた山内選手でしたが、終盤かなり伸びのある走りを見せて唯一の準決勝進出!2人の思いも背負って走ります。
4組
1着 カイロン・マクマスター(バージン諸島)48.79 Q
2着 ヤスマニ・コペリョ(トルコ)49.00 Q
3着 ショーン・ロー(ジャマイカ)49.18 Q
4着 デービッド・ケンジエラ(アメリカ)49.23 Q
5着 ヨシュア・アブアク(ドイツ)49.50 q
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6着 黒川 和樹(日本)50.30
うーん…、実績はかなりあるのですが、若さが裏目に出てしまいましたかね…。大舞台での身のこなしがあまりできていなかったとのことです。
5組
1着 ライ・ベンジャミン(アメリカ)48.60 Q
2着 ラスムス・マギ(エストニア)48.73 Q
3着 ソクワハナ・ザジニ(南アフリカ)49.51 Q
4着 ニック・スミット(オランダ)49.55 Q
5着 ビト・マレル(チェコ)49.59 q
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6着 安部 孝駿(日本)49.98
序盤、ある程度突っ込んだ走りを見せていたのですが、最後の直線で並走していた選手に引き離されてしまいました。ただ、実は初の五輪、良い経験が出来たと思います。
女子5000m予選
1組
1着 シファン・ハッサン(オランダ)14:47.89 Q
2着 アグネス・ティロップ(ケニア)14:48.01 Q
3着 センベレ・テフェリ(エチオピア)14:48.31 Q
4着 エイガイエフ・タイエ(エチオピア)14:48.52 Q
5着 リリアンカサイト・レンゲルク(ケニア)14:50.36 Q
6着 ヤセミン・ジャン(トルコ)14:50.92 q
7着 カリッサ・シュワイザー(アメリカ)14:51.34 q
8着 セラマウィット・バヨウルン(イスラエル)14:53.43 q
9着 廣中 璃梨佳(日本)14:55.87 q
10着 アンドレア・セカフィーン(カナダ)14:59.55 q
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12着 萩谷 楓(日本)15:04.95
スローペースを恐れ、廣中選手が3000mまで積極的に引っ張っていましたね!1km3分のペースで進めると、先頭を譲った後も懸命に粘り、自己ベストを更新!決勝でも期待がかかります。
萩谷選手も自己ベストと悪くないんですよね。暑い中での戦いでしたが、この大会にある程度合わせられたようです。
2組
1着 グダフ・ツェガイ(エチオピア)14:55.74
2着 ヘレン・オビリ(ケニア)14:55.77
3着 ナディア・バットクレッティ(イタリア)14:55.83
4着 エリーズ・クラニー(アメリカ)14:56.14
5着 カロリーネビエルケリ・グローブダール(ノルウェー)14:56.82 Q
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6着 田中 希実(日本)14:59.93
こちらは逆にスローペースになりました。ラスト1周で急激にペースが上がると、そこに田中選手が懸命に食らいつきました。最後の最後に引き離されてしまい、タイム順にも届かなかったのは悔しいですが、こちらも自己ベスト更新、健闘はしているのですが世界が凄かった…。
男子10000m決勝
1位 セレモン・バレガ(エチオピア)27:43.22
2位 ジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)27:43.63
3位 ジェーコブ・キプリモ(ウガンダ)27:43.88
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17位 相澤 晃(日本)28:18.37
22位 伊藤 達彦(日本)29:01.31
暑さ、湿気の影響で序盤はかなりのスローペース、ただ、そこから一気にラスト5000で13分半まで上がるとんでもない試合になるのが世界大会なんですよね…。相澤選手はその中で何とか8000mまで食らいつきましたが、最後のスパート争いには加われませんでした。
伊藤選手は5000m過ぎから非常に苦しい走り。キツイ顔になってからもあまり粘れなかったか。最後に1人交して22位でのフィニッシュでした。