昨年度の成績
全日本大学駅伝予選:12位
箱根駅伝予選:5位
箱根駅伝:9位


 二年間箱根から遠ざかっていた。シーズン初めも順調だった訳ではなく、全日本予選は惨敗。今年も厳しいだろうと思われました。
 しかし、夏以降に急上昇!箱根予選は地力がついたこと、得意な気候になったことから大躍進し、5位通過!3年ぶりに箱根に戻ることになります。
 そして選手各々が記録を縮めて、自信を持って臨んだ箱根。1区区間賞から始まると、往路はそのままシード権内でゴール。復路は序盤もたついてシード争いになりますが、アンカー選手の爆走もあって初シード獲得!劇的な復活でした。


三大駅伝経験者(タイムは1万m)

4年
石津 佳晃   29:36.90
鈴木 大海   29:23.57
原富 慶季   28:49.57
福田 悠一   29:12.34
右田 綺羅   28:52.61

3年
嶋津 雄大   29:15.71

2年
葛西 潤    29:32.68


その他の主な選手

4年
大澤 智樹   14:16.56 ※5千m

3年
小野寺 勇樹  29:27.14
永井 大育   1:03:52 ※ハーフマラソン
中武 泰希   29:26.21
三上 雄太   1:04:21 ※ハーフマラソン

2年
フィリップ・ムルワ   28:38.32
濱野 将基   14:06.76 ※5千m


 粒ぞろいな印象ですが、ある程度選手はいる印象ですね。日本人だけで見ると、中心となるのは4年選手と3年選手。特に選手は、先述のアンカー大爆走した選手。目の病気と向き合いながらと走っているということで、様々な人達へ勇気を与えられるような走りをしてほしいです。他にもポテンシャルの高い2年西選手、1万28分台の選手もおり、個性的なチームな印象です。
 また、昨年までずっと走っていた留学生が卒業したので、2年選手の出番ですね。まだ駅伝力が未知数ですが、記録会では安定している印象があるので楽しみです。


主なルーキー
桑田 大輔  14:20.53
石井 大揮  14:21.83


 5千14分20秒以内の選手はいないのですが、この二人はまず楽しみですね。どちらも高校駅伝で結果を残している選手であり、一年時でデビューも有り得そうです。特に、倉敷の選手は強豪校で揉まれており、経験も豊富な選手です。


 さて、初めて箱根駅伝以外の駅伝を走ることになるのですが、その出雲は上位進出の可能性がありますね。出雲は距離が短い分、エース力が試される駅伝です。選手が強力になれば、スピード型の日本人選手もいるので面白そう。更に箱根も山さえどうにかなれば二年連続シードもあるでしょうか。その山区間は本当に苦戦している印象があるので、どうにか適正のある選手を育成したいところです。

 初シードを獲得し、常連校になりつつある、このまま結果を残し続けて存在感を放っていきたい。