ご訪問ありがとうございます。
みゅうです。
”登下校中にどこかに行ってしまうのではないかと不安、対策はしてますか?”
こちらの日記の続きです。
GPSのお話しから少し逸れてはしまうのですが、発達障害児の育児の参考になれば幸いです。
さて突然ですが、皆様はドアロック対策をしていますか?
『何それ?』と思った方もいらっしゃるでしょうから、まず先に我が家の玄関の取っ手の写真からお見せしようと思います。
お判りになりますでしょうか?ドアロックを外しております。
ご存じでしたか?
ドアロックって外れるんです。はい、ドライバー1本で簡単に。
ここから感想が分かれそうですが・・・・
『なんのためにそんなことをするの?』とか、
『あ~そんな手があったのか!』などなど。
私はお友達からこの方法を聞いて
『えぇ!そんな手があったのか!!』と思いました(苦笑)
実はこの対策、発達障害児を育てるママさんから教わったのですが
その子は自閉症スペクトラムの診断がついている子で癇癪もある。
その子の場合(当時小学5年生・投薬治療中)、そのママさんが外に出ている間に、何かのきっかけで癇癪を起し家の中に立てこもり、ちょうどその時は下の子(当時小学1年・定型発達)と2人で家の中にいる状況で大人が不在という状況でした。
激しい癇癪は刃物を持ってしまうところまで発展し、しかしドアロックがかかっているため中の様子を正確には確認できない。
その刃物は下の子に向けられたものではなかったけれど、そのママさんはすぐさま警察に連絡、一時騒然としたけれど消防の人に鍵をあけてもらい下の子も無事に保護。癇癪をおこしてしまったその子も自分自身を傷つける行為には至らず事なきを得ました。そしてそれが教訓となりドアロックを外しているとのことでした。
実はのん太郎も小学1年生の時、学校へ行きたくないという気持ちが大きい日は、登校中でも勝手に家に帰ってきてしまうことがありました。登下校に付き添っていても、走って逃げてしまうことが1年生の時は多かったので、足の速いのん太郎に追いつくには至難の業でした。
登校中いなくなってしまったのん太郎をいくら探しても見つからず、仕方なくいったん家に帰ったらドアロックがかけられており、そうとも知らずドアを勢いよく開けたらものすごい音がしました。
ドアのカギを閉めドアロックまでかけ、私が中に入れないという事態が2度ほど発生しました。
家の中ではのん太郎が「学校なんかいくもんか!」って暴れている・・・。これはこれで危ない状況でした。
そんなこともあり、そのママさんのアドバイスもあり、ドアロックを外した我が家です。そして今現在も外したままとなっております。
今も癇癪を起したら何をするか分からないし、発達障害児の癇癪って止められないというのもあるけれど攻撃性が強いので、兄弟がいたら守らなければならないし、自分自身に危害を加えてしまうリスクも抱えているため、あらゆる危険な状況を想定し対策しなければなりません。
その対策の一つがGPSであり、ドアロックを外すことであったり、そういうことも含めこちらのサイトで情報を発信していければと思います。
美羽