コロナ禍に必要なのは「居酒屋的空間」!?社会学的考察 and ミュー株とは? | ochiochiのブログ

ochiochiのブログ

地球温暖化も仮想通貨も新型コロナもSDGsもウクライナロシアの問題も「善意なき資本」が方向づけている。

コロコロ情報が変わり、何が本当だかますます混沌としていく世の中であります。

コロナも最初に出たころ、接触感染が主と言われたのに、現実問題、エアゾール感染が一番感染することがわかった。
それでも一生懸命我々は感染しまいと消毒に勤しむ。

本当に警戒しなければならないのは、感染者と接触することなのだ。
では、感染者かどうかの判定は、残念ながらPCR検査や抗体検査と個々人を判定することしかなく、しかも正確ではない。
ウイルスが目に見えればよいのだが、残念ながらこれだけ科学が進んでいると思われる時代においてさえ、ウイルスが見える装置が開発されることはない。

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)なるものがあるが、あんなものただのおもちゃに過ぎない。
そんなものに多額の費用をかける政府や役人は知恵の使い方を間違えている。自分らの自己満足で多くの人をもてあそぶことこそ問題ではないのか。

ならば先人の知恵に頼るほかない。
そのひとつがワクチンである。
薬というのもそうなのですが、決して薬やワクチンで予防や病気を治しているわけではない。
予防や病気を治すのは、あくまで免疫力であり、自然治癒力であります。
それに手助けをするのが薬やワクチンということになります。

ただし、薬もワクチンも毒。
だから使用を間違えると治すどころか、悪化させたり、場合によっては死亡させてしまうこともあります。
だからこそ、長い時間をかけて治験をするのですが、今回の新型コロナワクチンは特例で治験はほとんど行われておりません。
現在接種していることが治験となります。

mRNAワクチンという遺伝子の設計図のみを与えるという人工ワクチンですが、どうして従来型のワクチンが開発されないのでしょう?
不思議に思うのが、新型コロナの「存在」に関する論文がないということです。
まるで架空のウイルスに対して、架空のワクチンが作られたようにしか思えない。

それは措いて、人間には、そもそもがそれぞれの身体に備わった自然免疫力というものがある。
医者はなぜ自然免疫のことをもっと詳しく調べないのか?
そして一般の人に提示しないのか?
お金にならないから、そんな努力はしたくないのだろうか?

そして人々のコロナに対する反応もまた奇妙なのです。
感染者と重篤者、死亡者…これらは通常区別されます。
感染しても死ぬとは限りません。コロナは死亡するかどうかなどかなり確率の低い病気です。
重篤化あるいは死亡に至るには、老人であったり、基礎疾患があったりといくつかの条件が整って重篤化などが起こることがいくつもの例でわかります。その他かなりの少数になりますが、現時点でわからない死亡については交通事故と同じように考えるしかありません。

老人は、正直、いつお亡くなりになるかわからない。
それをコロナとひっかけて同日の談で語られるのはどうみてもおかしい。

日本人は長生きであるという認識が強いかもしれないから、「いつ亡くなるか」なんて意識にはないのかもしれませんが、それこそ間違った認識です。

今回は「感染者」というキーワードですべての人がおかしくなってしまったということです。
当然、マスコミの煽りもありました。
まともな意見が流れないこともありました。
コロナ出現当時は、感染すれば、死んでしまうくらいの勢いで報道されていたので、当初は大変インパクトが強かった。

そのため感染症の2類に分類され、隔離を必要とし、保健所が一括して管理するという体制が取られたのです。
これがそもそもの悲劇。
すでにコロナでどいう人が重篤化以上になるかは、初期の段階でわかってたにも関わらず、すぐに訂正もせず、その後こっそりと感染症の分類だけ変えたが、実質的に対応内容は変えず、今日までやってきた。

もし感染症の分類をインフルエンザと同等にしてたなら、医療崩壊騒ぎを起こすこともなかった。
もっと言えば、医療崩壊すら、インチキくさいのだ。
前回お話したかと思いますが、コロナ病床は半分以上余っており、さらに空いているベット数に対して補助金まで出ているという始末。
あの正義感ぶる尾身会長ですら、今や信用出来ない。

ところで、新たな変異型コロナウイルスの「ミュー株」出現!

「ミュー株」の特徴は?
ミュー株には、合計21の変異があり、スパイクタンパク質に9つのアミノ酸変異があります。

この変異の中には、N501YやE484Kといった、アルファ株やベータ株、ガンマ株などが持つ既知の変異が含まれています。

N501Y変異はアルファ株、ベータ株、ガンマ株が持つ変異であり、感染力の増加と関連していると考えられています。

またミュー株はアルファ株が持つP681H変異も持っており、この変異も感染力が増加する可能性が示唆されています。

しかし、現時点ではミュー株が従来の新型コロナウイルスと比べて感染力が強くなっているという知見はありません。

例えばアメリカでは2021年4月頃からミュー株の検出が増加していましたが、7月頃をピークに減少に転じています。

アメリカでは現在、デルタ株が拡大し主流となっていますが、少なくともデルタ株に置き換わって拡大するほど強い感染力ではないように見えます。

重症度についてもまだ十分なデータはありません。

ミュー株が広がっているコロンビアでも、周辺国と比べて特に致死率が高くなっているということはなさそうです。

今後、従来の新型コロナウイルスや他の変異株と比較して、入院リスクが高くなるかどうかといったデータが待たれます。

E484K変異は、ベータ株、デルタ株などの変異株が持つ、ワクチン効果低下や再感染リスク増加と関連していると考えられている変異です。

イタリアで発生した7例のクラスターから検出されたミュー株に対するファイザー社のmRNAワクチン接種者の効果を検証した研究では、従来のウイルスと比べるとわずかに効果が落ちたものの、ワクチン接種者の血清はミュー株を十分に中和したとのことであり、現時点では大きな懸念ではないものの、まだ十分なデータがあるとは言えない状況です。
(「新型コロナ 変異株「ミュー」「新たなデルタ株」について現時点で分かっていること」YAHOO!ニュースより)

参考 VOC(懸念される変異株)とVOI(注目すべき変異株)


米国で「ミュー株」に感染した人は累積で2000人と把握されたとワシントン・ポストが3日に報道した。(中央日報
その他の国でも感染が確認されて来ている。

さて、次々と変異するコロナウイルスだが、どうして変異するのか?
誰も答えないが、多くの人は薄々、我々がウイルスに抵抗することで、変異を生んでいるのではないかと思っているのではないだろうか?
だとしたら、いくらワクチンを打とうが、いたちごっこになるのは目に見えている。

「デルタ株に変異4つ加わると、現行ワクチンの効果が大幅減…3つ変異はすでにトルコで確認」(讀賣新聞オンライン)より抜粋

新型コロナウイルスのうち感染が拡大しているインド由来の変異ウイルス「デルタ株」について、特定の変異が四つ加わると、現行のワクチンでできた抗体の効果が大きく弱まる恐れがあるという研究結果を、大阪大のチームがまとめた。チームは「デルタ株に対応したワクチンの開発が重要だ」と指摘している。

自然災害でもこのような流行り病であれ、いったんピークを見ないことには収まらない。
私はそう思う。
だからこそ、コロナが出現したころ、何もやらず自然に任せるのがよいと思ったのだ。

死亡してしまわれた方には申し訳ないが、それは交通事故のようなものと思って理解していただくしかない。
「運命」というのは、人間の努力とは関係なしに避けて通ることが出来ない。

そういう「運命」という中で、生かされる人がいるのではないかというのが私の考えである。

科学がもっと進み、上記したようなウイルスが可視化出来るような機器が出来ることを期待するしかない。

そんな機器が出来たなら、運命も少しは変えられるかもしれない。

さて、ここでひとつ記事をご紹介。
医学とは無縁の歴史学者の意見である。
普段、いてもいなくてもどうでもいい存在の歴史学者だが、人間社会を捉える大きな視点としては必要かと思う。

「コロナ禍に必要なのは「居酒屋的空間」だ 右も左も異なる意見を潰し合う日本(歴史学者の與那覇潤氏と文芸批評家の浜崎洋介氏の対談)」文春オンラインより抜粋。
詳しくはリンクをご覧になっていただきたい。

浜崎 僕がとくに問題だと思うのは、「自粛」によって、社会学用語で言うところの「サードプレイス(第3の場所)」が潰されていることです。
「ファーストプレイス(第1の場所)」としての自宅や、「セカンドプレイス(第2の場所)」としての職場や学校とは違って、「サードプレイス(第3の場所)」というのは、要するに、目的なしで集まれる「居酒屋」のような場所ですね。

與那覇 そこがまさに「自粛の標的」にされていると。つまり「別に目的もなく来ていた場所なら、閉鎖してもいいだろ?」という風に扱われてしまう。

浜崎 そこが標的になると、まさに「不要不急」によって他者と社交していく場所が潰されることになるわけですから、人々の「孤立感」は深まっていく一方です。

與那覇 そもそも「飲食店が感染拡大の主因だ」というエビデンスを、1回も政府は示していない。「酒の提供をやめるのが対策だ」とか言ってる専門家は、ドリンクバー付きのファミレスに行ったことがないんでしょうね。ソフトドリンクだけで中高生や地元の高齢者が、毎日何時間も喋りまくってることすら把握してない(苦笑)。


要するに人間には連帯が必要であり、その場が現代ではあまりに少ない。

ひとりで飲んでいても、同じ仲間がいるという意識も連帯である。

連帯感とは安心感であり、それは人間に不可欠な欲求のひとつでもある。
その連帯という欲求を満たすひとつの場所が「居酒屋」であり、そういう場を次々に潰していくと、結局「人の孤立感」をますます高めてしまうということです。

その結果、ここでは述べていないが、アノミー(無連帯状態)が起こり、それはあたかも病気のごとく人を狂わせてしまう。
これは、コロナがもたらす社会的な被害ですが、このような状態を作り上げたのは「人間自身」です。

 

「笑い」が免疫を高めるという研究もあります。

笑顔になれない自粛という環境は、精神的ストレスを与えるだけで、免疫をも低下させる。

果たして政府らのやっていることは正しいのか?


これまでもパチンコ屋、カラオケ、スポーツジムや映画館など権力者の都合で規制してきた。

そしてその後、意見はコロコロと変わった…。
まさに権力者による人災ではないか。

大衆はもっと怒っていい。

それでも菅総理や小池百合子氏が好きな人は彼ら彼女らを応援すればいい。

嫌なら選挙に賭けるしかないのだ。

いい加減な投票をして、あとで文句をタラタラ言うのなら、納得した、もちろん100%納得などあり得ないが、少しでも共感する部分の多い候補者に賭けてみるしかない。

その選挙権を放棄するなど本当にもったいない話である。

 

振り回されるのは、いつも大衆と相場が決まっている。

そしてその後の後始末も大衆に回って来る。

このバカ騒ぎ、誰が歯止めをかけられるのか???

 

◆ブログ内関連記事