こんばんは。
この度、動画撮影用の新しい機種のカメラを購入しました。
今まではSONYの「HDR-AS100V」という機種でしたが、その後継機の「HDR-AS300」という機種を購入。
特別給付金が微妙に余っていたので、足は少し出るんですが購入しました。
今での機種でもまだ全然使えたんですが、あんまり勿体ぶっていると新しい機種も品薄になって値上がりしちゃうかもと思いまして。
古くなれば安くなると思っていましたが、あんまり古い機種を引っ張り過ぎていざ買い替えようとした時に、今新しい機種が品薄状態になって逆に値段が吊り上がる可能性がありましたので。
どうも今はゴープロに押されてSONYのアクションカムはもう新作出さないんじゃないかな…なんて思ってまして。
そうなると今までの「HDR-AS100V」用に購入した予備バッテリーが無駄になり兼ねないですからね。
ゴープロに替えてしまったら追加購入したバッテリー5個と、元から付属の1個の計6個が無駄になりますからね。
でも今回購入した「HDR-AS300」であればバッテリーの互換性があるので無駄にならないどころか、今回購入した分の付属のバッテリーが追加されて合計7個になるというね。
まあ電池も年々劣化するので、数を揃えても徐々に持ちは悪くなるでしょうけどね。
でもちょっと色々と操作してみたら微妙な気分に…。
恐らく画質とか手ぶれ補正とかのカメラ自体の性能はアップしていると思います。
でも使い勝手の点で言うと明らかに旧式の方に分があるんですよね…。
↑ この旧式のカメラにも、今回購入した新型のカメラにも防水ケースが付属しております。
この防水ケースの仕様が自分にとっては明暗を分けたというかね。
旧式カメラに付属の防水ケースは水深5mまでの防水ケースで、このケースのまま水中に沈めて水中映像を撮っても画面がぼやけてしまってとても見られる物ではありません
↓ 旧式カメラに付属の水深5m対応の防水ケース装着での水中映像です。
↓ 更に、別途購入した水深60m対応の防水ケースを装着時の水中映像です。
まあ明らかに後者の水中映像の方が綺麗です。
というか比べ物になりません(笑)
で、新型カメラに付属していた防水ケースは後者の水中映像の撮影に使用した水深60m対応の防水ケースと恐らく同等の物と思われます。
水中映像の綺麗さで言えばこんだけ差が出ます。
でも今回自分ががっかりした点はここではないんですよ。
旧式カメラに付属の水深5m対応の防水ケースは、音声を取り入れる為に本体のマイクに対応して小さな穴が空いているんです。
その為に水深5mまでの水中撮影までしか対応出来ないんでしょうね。
問題はこの「マイクの為の穴」なんですよ。
新型カメラに付属の水深60m対応の防水ケースには、そんな穴は空いてません。
なので、このケースをしたまま陸上で動画を撮ると、音声はほぼ入りません。
微妙に音声は入りますが、めちゃくちゃ小さいです。
本体自体に防水性能はあるので、ケースに入れずに撮影する事は可能ではあるんですが、磯釣りとかの場合は不意に転倒したり、岩にぶつけたりする可能性もあるので、やはり本体剥き出しではなくケースに入れて撮影したいんですよね。
その点で言うと旧式カメラの防水ケースは、雨や波飛沫、衝撃からカメラを守ってくれて且つ音声も普通に拾えるという使い勝手の良さでした。
ケースに入れて使うのと、本体剥き出しで使うのとは、心理的にも大きな差がありますしね。
水中映像は汚いけど、本体の大幅な守備力アップという点ではかなり役割が大きいです。
ってか釣りというジャンルで使うのであれば、ここはかなり重要だと思うんですよね。
新型カメラはこの点がかなり劣っているなと思ってしまいましたね。
この新機種用の音声も拾える防護ケース的なのはないようで、これまた残念な感じですよね。
オプション品としてあれば買ったんですけど…。
最悪小さなドリルで音声用の穴を空けるしかないのかな?
でも防水仕様なだけにかなり頑丈な素材でしたからね。
そして更に残念だったのがライブビューリモコンですね。
※左が新型、右が旧式
これは手首に腕時計のように装着し、中心の画面で現在撮影している映像を確認したり、録画ボタンを押す事で手元で録画のON・OFFが手軽に出来るという便利なアイテムです。
このリモコンは互換性があると思っていたんですが、残念ながら互換性がありませんでした…。
旧式のリモコンで新型カメラに接続しようとすると、接続先機種に新型カメラは表示されるのですが、接続しようとするとエラーになってしまいます。
調べたら、表示されているエラーコードは「非対応のカメラ」という意味でした
もう悲しいですね。
新型カメラに付属のライブビューリモコンも色々と痛い仕様でした。
旧式のリモコンはディスプレイをOFFにして、録画のON・OFF操作のみを行う事が出来ました。
録画のON・OFF操作のみ出来れば良いような状態の時にディスプレイをOFFにしておく事で、かなりバッテリーの消費を抑える事が出来ました。
ディスプレイをONにしたままで使うと1時間ちょいでバッテリーが切れますが、ディスプレイをOFFにして録画のON・OFF操作のみにして、たまにディスプレイで画角調整だけする…って感じで使うと5~6時間は持ちましたからね。
でも新型のライブビューリモコンは「撮影時(録画時)自動消灯」というモードはあるんですが、録画していないスタンバイ状態でディスプレイをOFFにするモードというかそういう操作が出来ないんですよ。
釣り動画の撮影で言えば、ウキ釣りの場合は仕掛けを上げて餌を付けたりしている間は録画OFFにしているんだけど、そうすると録画OFFにした途端ライブビューリモコンのディスプレイが点灯してしまう。
録画をOFFにする度にディスプレイが点灯してしまうので、恐らくバッテリーの減りが早くなってしまうと思われます。
そしてぶっこみ釣りの時みたいにアタリがあるまでは録画せずにスタンバイ状態…みたいなやり方をすると、アタリがあるまでのスタンバイ状態の時は、ずっとライブビューリモコンのディスプレイが点灯した状態になるので、これまたライブビューリモコンのバッテリーの減りが早くなりますよね。
これは長時間撮影の時は本当に痛いですね。
最悪本体の録画ボタンで対応すれば良い話ではありますが…。
まあ旧式カメラよりも、本体のボタン操作に関しては新型カメラの方が本体のボタンの反応は良いので、そこは操作し易いです。
でもね、音声が入らないから本体剥き出しのままの状態で撮影して、それで本体の操作ボタンを押して録画のON・OFF操作をするのはちょっと嫌なんですよねぇ。
だって、釣りしてると必ず手が汚れるし
汚れた手で新しいカメラの剥き出しの本体なんか触りたくないじゃないですか…。
でもケースに入れちゃうと音声が聞こえなくなっちゃうし。
ヒットしたらBGM流して…なんて編集をする人なら別に後でBGMや効果音を足して良い感じに仕上げるのでしょうが、自分はBGMとか使うの面倒臭いんでね…。
音声別録りだと、元の映像と合わなかったりして苛々しそうだし?
あぁ…どうしようかね。
結局新型カメラに付属の防水ケースに音声用の穴を空けるのが一番良い気がするよ。
水中映像に関しては、旧式カメラに対応した60m防水ケースがあるから、そっちで撮れば良いしね。
まあこれはゴープロに市場を奪われるのも仕方ないのかな…って感じはしちゃったね、申し訳ないけど。
でも折角かったんだし、映像自体は前のより良くなると思うので、何とかして有効活用していこうと思います。