もう先週の話だが、4/19にアシカ島(笠島)へ行って来た。
この日は単独釣行なので前日の夜に久里浜に乗り込み、駅近くの漫画喫茶で朝まで仮眠の予定だったが・・・。
いつもはフルフラットの床タイプのブースに入るのだが、この日は土曜の夜という事もあって混んでいてリクライニング(椅子)のブースしか空いていないとの事。
仕方ないかと思ってとりあえず入ったのだがこれが最悪!
この椅子は後ろに倒せないタイプだった。
深夜1時に入ったのだが全然寝れない!
そして頭に来る事にフルフラットのブースからムカつくくらいにうるさいいびきが・・・マジでいらつきましたわ。
フルフラットのブースは床はソフトタイプで、ちょっと薄いけど毛布もあったりして、それでいて椅子タイプのブースと同じ値段だから仮眠には充分過ぎる環境です。
こっちは寝れなくてイラついている上に、フラットブースで悠々と寝れてる奴のいびきで更に睡眠妨害とか気分は最低。
それでも体勢を変えながら強引に多少は寝れたが体が痛い。
ってか腰が完治してないのでこれも機嫌が悪くなる要因のひとつ。
5時に漫画喫茶を出て出船場所に向かう。
前日が南西の強風で早上がりになったらしくて結構な人がいる。
そしてしばらくすると親父とその友人のHさんが来た。
あれ!?
特に一緒に行くなんて話はしていなくて全くの偶然だった。
平日の金曜日に来る予定だったらしいのだが、金・土と悪天候で中止になった挙句の日曜釣行だったらしい。
かなりの人数がいたが、結果的に笠島に渡ったのはうちら3人を含めて合計6人。
日曜日の笠島にしては少ないです。
アシカ島(小さい島)の方は7人くらいいました。
自分は下げ潮の本流釣りはせずに無難に潮裏の船着場近辺で黒鯛狙い。
しかし餌取りばかりで全然黒鯛が釣れない・・・。
本流狙いの親父達も全然釣れない様子。
船着場で釣れた唯一のまともな釣果?(笑)
カンダイの子供です。
せめて40cmくらいあればな~。
まあ40cmのカンダイじゃあ根だらけのポイントだから掛けても切られちゃいそうだけどね。
上げ潮は本流狙いに加わります。
親父や友人のHさんは30cm~40cm弱のメジナをコンスタントに上げていく中、
何故かこの日は俺には中々釣れない・・・。
たまにロング棒ウキをスパッと消し込むアタリがあるのだが針掛かりまで至らず苦戦。
釣れたと思ってもベラ・スズメダイ・メジナ(20cm弱)というパッとしない感じです。
この日はもう1人天狗ウキっぽい感じのウキで流している人がいたが、その人は何も釣れていない。
沖上がりが14時半くらいなのだが、既に13時50分くらいになっても釣れない。
アシカ島の方では黒鯛が入れ食いみたいな感じになっているとの情報が入って来た。
1人当たり2~3枚みたいな感じらしい。
釣果は羨ましいが、小さい島に入る釣り人のあの独特な雰囲気にどうも入り難い印象があるので行く気になれない。
まあ俺の考え過ぎだろうけどね。
でもポイントも釣り方も結構違ってくるだろうから、行っても自分だけ撃沈して周りにばっかり釣られるという最悪なシナリオは簡単に想像出来る(・・;)
自分の仲間以外誰もいないような貸切状態なら行ってみたいけれどね。
小さい島の方が釣れるのは毎度の事だしね。
釣果よりも雰囲気を取れば断然大きい島の方が良い。
親父も友人Hさんもメジナは沢山釣っているが、実際の所は黒鯛が本命なので黒鯛を釣りたがっているのです。
もうこうなったら黒鯛を仕留めれば俺の勝ちだな(笑)
一か八かで足元から東京湾奥へ向かって流れる潮に乗せて流して行く。
足元から流すと餌取りにオキアミを取られるのと根掛かりのリスクがあるのだが、停滞している時に足元から流しての至近距離で黒鯛が釣れる事が有る。
それを期待して流しているとロング棒ウキが斜めに入った。
しかしそれまでの状況が散々だったので、
「根掛かりだな~」
なんて思いながら合わせてみると「グググ~~!」っと引き込む強い引きが伝わって来た。
あの流れからするとメジナだと思ったのだが、引きが黒鯛っぽく竿を叩いている。
しかも結構な引きで、1号竿で潮の流れに逆らってのやり取りはかなり辛い。
中々寄って来ない。
ここで黒鯛を釣れればメジナが釣れなくても大満足で終われるので、これは逃がしたくはないと慎重にやり取りをする。
そして現れたのは良型の黒鯛♪
いやぁ~、この1枚でメジナが釣れない事なんて忘れてしまいました(笑)
黒鯛マジックですね。
最後の魚が40cmのメジナだったらこうも喜べなかったかと思います。
笠島ではこの黒鯛が唯一の黒鯛だったのも価値ある事でした。