友達に大の山崎賢人くん推しがいて

映画〝陰陽師ゼロ〟を一緒に

観に行こうって話してた


陰陽師と言えば安倍晴明

安倍晴明と言えば

そういやうちの近くに

生誕の地があったっけ


ほとんどノーマークだった


ずっとここに住んでるのに

今まで何となく知ってたけど

まったく知らんかった


何だか急に気になり出した安倍晴明



そんなタイミングの時に

京都に行く予定があった


京都と言えば確か

晴明神社があったはず


よし行ってみよう‼️


京都で会ったある人に

たまたま明日、晴明神社に

行くと伝えたら

な、な、なんと

その人の旦那さんが

有名な映画プロデューサーで

映画〝陰陽師ゼロ〟の女監督さんと

知り合いだって言うじゃない



なんならこないだ

アカデミー賞を受賞した映画

〝ゴジラ-1.0〟のプロデューサー

でもあるんだって


そしてそのゴジラの

監督さんを育てた凄腕プロデューサー



ちなみにゴジラの監督さんと

陰陽師ゼロの監督さんはご夫婦


−1.0とかゼロとか

なにか夫婦で韻を踏んでるのかな

なんてな



よし、ゴジラも今度観てみよう‼️

てか、その前に陰陽師ゼロだ



ちょうど大雨が降ってたので

ホテルからバスで晴明神社へ向かう




さっそく一の鳥居には五芒星が




五芒星と言えば思い出すのが

昔、兄が

少年チャンピオンを毎週買ってて

それを回し読みしてた時に

釘付けになった漫画

エコエコアザラク






黒井ミサという女子高生が

実は黒魔術師だったというストーリー


その儀式に必ず五芒星を

描いてたのが印象的だった


結構シュールな

オドロオドロシイ漫画だったけど

なぜかハマった


他にも

楳図かずおのまことちゃん

つのだじろうの恐怖新聞とかね


特に高階良子の

〝赤い沼〟が好き過ぎて

その漫画の

鬼子母神伝説の話に出てくる

ザクロにハマって

家にザクロを植えたほど







ザ昭和の古き良きマンガたちに

育てられたけど

大人になった今じゃ

もうガチで怖くて読めない🤣



そういや陰陽師の漫画も

夢中で読んだっけ




一条戻り橋を復元した橋



橋の左横には式神と思われる

小さな石像が




晴明は式神を使役して

悪霊を退散させていたらしい


でも晴明の奥さんが

その式神を怖がるので

この橋の下に住まわせていたとか




月と太陽のモニュメントが印象的








晴明の念力で

湧出させたという井戸






晴明の井戸から滴り落ちる水で

千利休は茶をたてていたそうな


その年の方位によって

注ぎ口が決まるんだって




ちなみにちょっと前までは

この井戸の前の地面には

敷石で北斗七星が

描かれていたらしい


こんな感じ





でも私が行った時には

跡形もなかった

なんでだろ

謎すぎる


北斗七星は

妙見菩薩の

北辰妙見信仰なんだとか


そもそも陰陽道は天文学でもあり

星と深い関係があるらしい


北斗七星は邪悪なものを

打ち払って守護する力が

強いとされている


北斗七星の星の位置に沿って

歩を進める呪術があるらしい






見えないけど袖の下では

印を組んでいると言われてる

安倍晴明の像






なんの印を組んでるんだろう

謎すぎる



魔除けの桃だって








こじんまりとした本殿








神社の敷地内には

なぜか千利休の住居跡地がある


豊臣秀吉の命で切腹した千利休

千利休も陰陽師だったという説もある


謎すぎる








京都から戻ったら

うちのお客さんでスピ男のサトシが

カットに来たので

晴明神社の話をしたら

ヤツはとんでもない事を言い出した


〝ねえ知ってる?

安倍晴明は平将門の息子なんだよ〟


なんと‼️


いつもくだらない事

ばかり言ってる男だが

たまに腰抜かすような事言うんだよな



平将門と言えば

茨城県坂東市にゆかりがある

関東、東国の英雄じゃないの


朝敵ではあったものの

絶大な人気と信仰を集めた人物で

首塚の怨念は有名


平将門と安倍晴明が繋がってるとか

謎すぎる



気になったので調べてみたら

この記事にヒットした





この記事によると

どうやら平将門も北斗七星の

北辰妙見信仰をしていたらしい


しかし傲慢になってしまって

妙見菩薩から見放されてしまった


その妙見は今度は

将門の兄である

平良文についた


そして兄弟の戦いになり

将門の息子である将国を

なんでか兄の良文がかくまって

常陸国信太(しのだ)に

落ち延びさせたという伝承がある


ちなみに信太の森の白狐という伝承が

大阪の阿倍野区にある

安倍晴明神社には伝わっている


それは晴明の父である保名が

信太の森で白狐を助けたことで

狐が葛の葉姫に化けて

保名と結婚して晴明が

生まれてたというもの


でも茨城県の美浦村にもやはり

信太という地名がある


しかも将門の息子である将国を

叔父である良文が逃した場所が信太


後に息子将国は

信太姓を名乗り

将門の息子であることを隠して

生き延びたという

記録も残っているらしい



平将門も北辰妙見信仰

安倍晴明も北辰妙見信仰


平将国も信太で生き延びて

安倍晴明も信太の白狐から生まれた


たまたまのシンクロか


謎すぎる




安倍晴明の生誕地として有名なのが

大阪阿倍野区だけど

茨城県とその他にも

香川県があるらしい


茨城県の

常陸国の生誕地こそ

うちの地元


そりゃあ行くよね



たまに通る道だけど

今までガン無視だった

まったく気づかなくてスルーしてた








なんの変哲もない場所

なんでこんなところに

伝承が残ってるのか

謎すぎる




筑波山がよく見える






確かにこれだけ開けた平地なら

天文学や暦の勉強には最適かも






この石碑には

こう記されている


『安倍晴明誕生の地

安倍晴明は平安時代日本一の

陰陽師として知られ、

明野町猫島はその

晴明誕生伝説発祥の地とされている。


慶長年間(1596~1615)の成立と

されている晴明伝「簠簋抄」によると

晴明は、常陸国筑波山麓、

猫島の生まれとある。


晴明の祖、阿部仲麻呂は

遣唐使として中国に渡り

彼の地で亡くなった。


共に留学していた吉備真備は、

帰国の時、仲麻呂の助力によって

得た陰陽道の秘伝書

「簠簋内伝金烏玉兎集」をお持ち帰り、

筑波山麓猫島に住む子孫の童子に

秘伝の書を渡した。


この童子こそ神童と呼ばれた

幼き日の晴明であった。

童子は、筑波山で修行を続け、

ある日鹿島神宮に参拝し、

森で鳥たちの鳴き声から、

超能力で都の帝の病気を知り、

京に上り帝の病を治した。


喜んだ帝は、正月の晴明節にちなんで

「晴明」の名を賜ったという。』



う〜〜〜ん

謎すぎる



そして安倍晴明の最大の

ライバルだったのが蘆屋道満

(あしやどうまん)


蘆屋道満と言えば

アシアトウアンとも呼ばれる

カタカムナの族長





古代の日本に

住んでいたというカタカムナ人


その代々の族長をアシアトウアンと

呼んでいたらしい


〝日本のまつろわぬ神々〟という本には

こう書かれているという


『カタカムナ人は中国でアシア族とも

呼ばれており、古代中国の文化は

アシア族(カタカムナ人)から

もたらされたものだった。』



天孫族に敗れて

姿を消したとされるカタカムナ人


そして安倍晴明との呪術対戦に

敗れたと言われる蘆屋道満


さり気なくシンクロ


これまた謎すぎる


京の街には毎夜

鬼が出没していたという


そして鬼とされた

まつろわぬ民がいた


真実は誰にもわからないけど

この国には底知れない謎が

隠されてる事だけはわかる



謎は謎のままにしておこうか







そしてとうとう陰陽師ゼロは

上映期間が終わってて

観られなかったというね😭