津留さん に出会ってからの6年間 欠かさずしてきたことが想念観察


私たちは朝起きてから夜寝るまで必ず何かに意識を向けている


その向けた事に必ず反応している  良くも悪くも


反応すると必ず何かしかの感情・思考が湧き上がってくる


それらの想念をもうひとりの自分を登場させて 自分で自分を観察する


「あんな言い方チョームカつくー」 『あっ今私ムカついてるな~』

「も~うイライラする~」 『あっ私今イラついてるな~』

「グサッ・・・ショック・・・」 『あっ私今傷ついたんだな~』

「だってしょうがないじゃん」 『あっ私今自己弁護しようとしてるな~』

「あたしってダメだなぁ」 『あっ私今落ち込んでるんだな~』


朝起きてから寝るまでとにかく自我は忙しい

すべての出来事に反応して比較判断にフル回転


でも津留さんは優しい声で言う


【わき上がってくる自分の想念をいつも見張っていて下さい】


【自分の想念に責任を持って下さい】


この言葉を聞いた時すごいおもしろいと思った さっそくやってみようと思った


最初の頃は感情の渦に吸い込まれたままだったり

湧き上がってくる感情に葛藤と嫌悪感をいつも抱いてしまっていた


だからストレスにいつもさらされていたな

あの頃はストレスが溜まると突発難聴になるのがお決まりのコース


だけど今では想念観察の習慣が身について感情の処理がスムーズになった


目の前でどんなに絶望的な状況が展開していても

その感情に振り回されることなく流されることなく

冷静沈着でいるもうひとりの自分


怒り狂う自分を見ているもうひとりの冷静な自分

悲しみに打ちひしがれている自分を見ているもうひとりの冷静な自分


舞台に立っている主役の自分を客席で見ている気分


想念観察をしていなかったらたぶん いつまでも悲しみからは抜け出せず

いつも不安にかられ 恐れや怒りの感情に支配されていたと思う


【たえず観察者の位置にいるあなたは、判断のないあなたとなります。

 あなたの内なる神である真の観察精神には、

良い悪いという事を判断する価値観がないからです。

 怒り狂っているあなたの内にいて、

穏やかさそのものの自分を感じ始めます。

 不安にさいなまれている自分の内にいて、

平穏そのものの自分を発見します。

 恐怖におののいている自分の内にいて、

静けさそのものの我が現れてくる事でしょう。】
 

生活の中でもっと意識を働かせて下さい。

自我の働きそのものに意識を向け続けて下さい。

それが想念観察です。自我の生態観察です。

そして自我の発するどんな想念も、決して批判することなく祝福を贈り続けて下さい。

自我のとるどんな態度にも判断を下さず、感謝の愛念を贈ってあげて下さい。

その度に自我さんはまん丸に満たされていきます。

満腹になった自我さんはもう頑張らなくなってしまいます。


津留晃一の世界 より抜粋


ポイントは湧き上がって来た想念がどんなに醜い嫌なものでも

決して批判せずにそのまま認めてあげることだと思う


たくさんの想念を併せもったのが自分であり

たくさんの側面を体験し味わう為に人間やってるんだもんね


そんな忙しい自我さんも大切な私の一部分


想念もエネルギーだからしっかり味わって昇華してあげる


じゃないとエネルギーが溜まってその歪みがいずれ爆発してしまうからね


しっかり味わう為にはしっかり向き合って認めてあげること


しっかり向き合うためには冷静な自分が必要不可欠


その為にも想念観察で冷静な自分を登場させる癖をつける


この想念観察でどれだけ私は救われて来たかな