中古車購入 低年式低走行車がいいか?高年式過走行車がいいか? | 明日天気になぁ~れ!ミウラはり灸漢方院のブログ

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尼崎市武庫之荘のミウラはり灸漢方院のブログです。
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こんにちは
今日もクルマ屋SHINです

前回、中古車の記事を書きました
その中で、

・低年式で、低走行のクルマがいいか
・高年式で、過走行のクルマがいいか 
 
つまり、古い車でも走ってないクルマがいいか
新しいクルマでめっちゃ走ってるクルマがいいか
ということについて少し触れました
一番いいのは、高年式低走行車では、ありますけど予算というものがあります

そこで、こういう問題も出て来ます


結論は、前回と同じ
どちらも正解であり、どちらもリスクもある。ということになります
中古車は、オンリー・ワンなのでその個体によります


【10万キロ走行は、クルマの寿命?過走行のクルマについて】


(走行18万キロ・この頃のクルマは丁寧に作ってあります)

 

過走行というのは、概ね10万キロオーバーの走行距離を差すと定義して考えます
みなさんも、ディーラーの営業マンに『そろそろ、10万キロになりますから、ガタも来てますしクルマの寿命もありますから

 

乗り換えを検討されてはいかがですか?』ということを言われたことがあると思います

一般の人で年間1万キロ走行というのが平均ですから、10万キロと言えば、新車から10年ほど経っている車両が多いのかと思います
新車から乗っていると、新車時のフィーリングとは、やはり変わってきています
傷や、凹みもあることもあるかもしれないですし、なんと言ってもメンテナンスの仕方によって、大きくクルマの状態は変わってきます
きちんとメンテナンスしている車両は、10万キロオーバーでもめっちゃコンディションがいい車両も多く、
中古車業界では『クルマは10万キロから!!』という、考えの業者さんもいるくらいですから、今の日本車はまだまだ十分走れます
もちろん、軽自動車と高級車では耐久力も変わってきますが…。
ただ、10万キロを超えると、一般の業者さんは後のトラブルなども考えて、敬遠されることも多くなる関係で
下取り価格が一気に下がることもあるのも事実です
そのため、7~8万キロくらいで買い替える人も多くなってきます


【メルセデスの営業マンの話し】
以前患者さんに、メルセデスの営業をやっておられた方が来られた時にお話しを聞いたのですが
やはり、メルセデスのディーラーさんでは、10万キロ超えのベンツはベンツじゃないくらいの認識があるようです
つまり、そのくらいになる前に新たに購入されるお客様が相手だからだと思います


【長く調子良く乗るためには】
・ボディーもきれいに洗車し、鉄粉の除去などに気を使っている車両はいつまでも艶と輝きを保っています

・エンジンオイルのこまめな交換
最近ディーラーは1万キロまたは2万キロでいいとか、言うことがあるようですが、

『オイルは老いる』です
走っていなくても一度エンジンに熱が入るとそれで酸化していきます
ニンゲンも同じ、酸化すると錆びて行くのです


よく、中古車屋がオイル交換をよく勧めるのはそれで儲けるためやろ?』ってことを言われますが、オイル交換などで儲けなど出ないですよ
やはり、そこそこいい、100%化学合成油を使いますし、仕入れと手間を考えると利益などほとんど有りません

・定期的な消耗部品の交換
オイルの他にも経年変化や、走行距離によって交換する部品なども出て来ます
ディーラーのように車検毎に一定の部品交換すれば、ある程度いいコンディションを保てますが、車検の金額が高額になります
メルセデスナなどのディーラー車検の見積もりは、すごいです
僕は、壊れたら、異常を感じたらその都度修理したらいいのかと思っています
自分でわからなければ、やはりオイル交換の時などに、一緒に定期点検に出した方がいですね

あっ、たまに『ついでに○○も見とって』とか、言う人もいるんですが、中にはなんでもかんでも『ついでに、ただで』と考えている人もいます

目視で確認できるところはそれでいいのですが
脱着や分解がいるところなどは、やはり『点検代』が必要になってきます

【10万キロ近くなってくると、必ず交換がいる部品もあります】
・タイミングベルトのクルマは、10万キロ前に、タイミングベルト・ウォーターポンプ・テンショナーといった一連の部品の交換の必要があります
これが走行中に切れたら、エンジンブロー(壊れる)します

・ガタが来ていれば、足回り(ショックアブソーバーやスプリング)の交換も必要になってきます
・ブーツ類が破けていたら車検に通らないし、何よりも危険ですので直ぐに交換が必要です
・ブレーキのパットも、重要な交換消耗品です

結果、丁寧に乗られて、メンテナンスをしっかり行っている10万キロ超えの車両は、8万キロくらいでノーメンテのクルマより
はるかに『モノ』がいい、車両ということになります


【低年式・低走行のクルマは買いか?】

(13年落ち、走行16500キロ・極上車)

 

・いわゆる、古い車で走って無いクルマはどないやねん?って話しなんですが
昭和のころの、古い走ってないクルマは、「エンジンが回れへん」とか「スピードが出ない」とか言われたものです
しかし、平成・令和の時代のクルマ 低走行のクルマはそんなことはありません
ガソリン入れて、アクセル踏んだら普通にエンジンは回りますし、曲がりますし、止まります
コンピューターに不具合があれば、エンジンが不調になりますがそれは高年式車でも同じです

僕は、基本的に、過走行車より、低走行車の方が好きです
やはり、走行の少ないクルマは、全体的によれてない。いわゆる『くたびれていない』車両が多いと思います


しかし、これも、長年まったくエンジンすら掛けたことが無い…。というようなクルマは
やはり機械物ですからよろしくないかと思います

なので、最終的にそれぞれにメリット・デメリットがあり、どちらも正解であり、どちらもリスクもあるということになります
なんといっても、中古車はオンリーワンですから…。

今日も素晴らしきことが、滝の如くあなたの前に現れますように!!