カイヤさんが、裁判で負けましたね。日本の民事裁判制度について。 | 明日天気になぁ~れ!ミウラはり灸漢方院のブログ

明日天気になぁ~れ!ミウラはり灸漢方院のブログ

こんにちは。
尼崎市武庫之荘のミウラはり灸漢方院のブログです。
ヤフーブログからの引っ越しです。
健康情報はもちろんの事、日常の色々なことを書いていきますね。
よろしくお願いいたします

こんにちは。
ミウラはり灸漢方院です。

正直な話、芸能人が何をしようが、ましてや誰と結婚しようが離婚しようが、まったくもって興味もくそもないのですが…。

ただ、このような民事訴訟問題は、身近な問題として起こりうることなので、日本の民事裁判のあり方について書きたいと思います



大まかにネット記事から抜粋しますと
俳優川崎麻世(56)とタレントのカイヤ(57)の離婚裁判が3日、東京家裁(石橋俊一裁判官)で開かれ、離婚を認める判決が言い渡された。18年に川崎が離婚を求める裁判を家裁に起こし、カイヤも19年に2000万円の慰謝料と離婚を求め反訴していたが、今回、離婚を認めた上で、カイヤ側の反訴を棄却、裁判費用もカイヤ側の負担とする判決となった。
と、カイアさん側の完全敗北です

カイヤさん側の記事を見てみますと
カイヤは自身のブログで「今日は信じられない判決がでました。こちらは膨大な証拠を提出し、公正な判断を仰いだにもかかわらず、ほとんど証拠を出さなかった原告の主張のみ認められています」と主張。大量の資料を掲載し「私の主張は以下の通りですが、控訴して川崎麻世の長年にわたるDVを明らかにしたいです」と宣言した。
とあります

判決の内容を書いた記事によりますと
麻世さん側にDVがあったとしてもそれ相応のDVがカイヤさん側にもあった
と判断されています


真実はわからないですよ。当人たちしか。

その上で
さて、みなさん
裁判って、裁判官ってどんなイメージがあります?


遠山の金さんとか、大岡越前などのイメージがないでしょうか?
つまり、嘘を暴きだして真実を求める

弱きを助け強きを挫く 弱い者を救い、横暴な者をこらしめる。ようなイメージってありますよね
わたしにはありました

このカイヤさんと麻世さんの離婚裁判のことじゃないですよ。 あくまで一般論としてです

ある、弁護士さんが言われました
「判決と真実は違うことがある。」
名言だと思いました
続けてその弁護士さんは

「裁判って言うのは、受けた案件に対し、裁判長があらかじめ自分の経験則から判決を決めて、それに合う証拠のみを採用するんです」
僕にしたら
「えぇ~~!!」って驚きました
でも、実際にそうなんですよね

では、反対側の証拠や証言に対してはどういう判断をするのかっていうと
自分が判決を下した側と(支持した)異なる主張だから…。ってことで一切採用されません

今後、慰謝料請求訴訟や離婚裁判を予定している人や、
自分が提訴するつもりで無くとも、いつ被告の立場に立たされるかもしれない昨今ですので
その辺をこころしておくべきです

また、そのためには、裁判長が認めざるを得ない物的証拠・客観的証拠を確保しておく必要があります

今回のこの離婚裁判は、離婚裁判の人事訴訟で管轄が地方裁判所で無く家庭裁判所だったことも、カイヤさんにとっては
不利だったかもしれないですね
しらんけど。

今後控訴を予定されているようですが、
たぶん、証拠などは出しつくしていると思いますので、高裁に控訴しても
判決がひっくり返ることはまずないと思いますし、控訴しても新たな証拠を提出しない限り、控訴自体が棄却になる可能性も高いと思います

それと、そのような法的判断を伴うトラブルに巻き込まれた時は

優秀な弁護士を味方に付けることがマストの条件になります

そういう先生を見つけて委任するのが一番ですが、委任するお金が無ければ、相談だけでもお金をかけてやることです
患者さんと関わるうちにこのような法律的な問題を相談されることがあります
僕は知る限りのアドバイスはしますが、素人ですので必ず、弁護士さんに相談するようにと進言し
優秀な弁護士さんも紹介するのですが、相談されずに
後手後手に回り、結局泣き寝入りなどの悲惨な結果になるのを何度も見てきました

僕は、医者より優秀な弁護士さんを知っていることの方が必要なことだと思っています

弁護士さんも色々ですから…。


今日もみなさんの前に素晴らしきことが滝のごとく現れますように!!