痛みの自己コントロールの仕方
こんにちは
ダイエットブログで潜在意識のことに少し触れたので
今日は、痛い・辛い痛みの自己コントロールの仕方についてお話しましょうか。
痛い痛い腰痛・神経痛など痛みを訴えるケガなどは大変辛いものですね
この痛い辛い痛みも考え方を少し変えるだけでずいぶんと楽になることもあります
もちろん、考え方を変えるだけで痛みの原因物質であるプロスタグランチンの産生が減るわけではないですが
同じ痛みでも考え方を変えるだけで身体が受けるストレスは全く変わってきます
例えば、腰痛などの場合でも
『今日はここが、すごく痛い』『今日はここが痛くて何も出来ない』『今日は歩くこともできひん』と毎日出来ないこと辛いことばかりを訴える患者さんがいます
痛いところを治しに来ているのですから当然のことで、その痛みをすぐに取ってあげれない私の技術に一番問題があるのでしょうが・・・。
痛みには、その人のライフスタイルなどの影響もあり痛みが取れるのにどうしても時間がかかることもあります
大変痛くて辛いその状態ですが
よく考えてみてください
あなたの身体は出来る限りの力を出してその辛い痛みを取ろうとがんばっているのです
あなたの潜在意識はあなたを痛みの無い世界に戻そうと全力でがんばっています
しかし、そのあなたが毎日出来ない否定的なことばかり口にして考えていたらどうなると思いますか?
潜在意識は良いも悪いも判断できません
あなたが望んだことをかなえようと、全力でがんばります
あなたが、否定的なこと出来ないことを考え、口にすればするほど、それを望むこととして、かなえようとがんばってしまいます
そこで、少し立ち止まって考えてみてください
その痛みは、全く変わっていませんか?
あなたの潜在意識が全力であなたの自然治癒力を総動員して治療に当たっているのです
今のあなたは潜在意識という医長の下優秀な各科の医師たちがしかもICUで全総力をあげて治療している状態です
今のその本当に辛い痛みの中で何か出来るようになったことは無いですか?
そうなんです
出来ないことばかりに焦点を合わせるでなく出来るようになったことに着目してそれを褒めてあげることによって
潜在意識はもっともっと喜んでもらおうとがんばるのです
潜在意識も子どもと同じように褒めて育てなければいけないといわれています
同じ痛みでも
『この間まで立ち上がるのも痛かったけど、歩くのは少しましかな』とか
『まだ、寝返りは痛くて痛くて目が覚めるけど、夜は少し寝れるようになったな』とか
少し、出来ることに集中してそれをがんばった身体に感謝してあげることによって
痛みの感受性も変わってきます
『飛鳥へまだ見ぬ子へ』という井村和清さんという亡くなられた医師が書かれた本がありました
何回か映画にもなったから覚えている方もおられるかと思いますが
その中で『横内いとの』さんだったかお名前は失念しましたが、交通事故で怪我をされたおばあちゃんの話しがあります
事故の怪我で動けない状態ですが、井村先生が『痛いでしょう?』と尋ねたら『はい、ずきんずきんと痛みます』と答えられました
先生は『辛いでしょうね』と声を掛けると『いいえ、ずきんずきんと痛みますが、私にはそれが工事現場の槌音のように聞こえて、まるで私の身体を治してくれているようで、もったいなくて手を合わせています』と答えられたそうです
いかがです?
同じように考えられる人は少ないと思いますが、考え方を少しでも近づける努力は誰にでもできます
同じことでも考えかたを少し変えることで身体が受けるストレスも変わりますし
周りに与える影響も変わってきます
今日はこのへんで。