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我が家の地球人たち  バイリンガルよりマルチリンガル!

8ヶ国語話す地球人夫と歩む、多言語子育て@日本・台湾・カナダ。
コテコテ日本人ママ目線による、マルチリンガル子育てのリアルをレポート!ブログ管理人はアラサーママさん医学生。
マルチリンガル子育てが広がれば日本の未来はもっと明るくなる!

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Pampers To Polyglot: 7 Ideas For Raising Multilinguals Like Me (English Edition)

うちの家庭(結婚や育児)の背景を説明するのに、いつも結局夫の言語スキルの話をするのが手っ取り早いので
「うちの夫は8カ国語話します」というと、相手から「え!?どうゆうこと??」
と聞かれます。(自慢してごめんなさい。)

おそらく、それを聞いたみなさんの頭の中では
「すごいな~!!(でも、8カ国語すべてネイティブレベルなんてありえないだろう)」とか
「俺だって、標準語と大阪弁話せるぜ!」とか
「バイリンガルってバカって聞くし、やっぱり母国語をしっかり入れないといけないじゃないの?」
などなど、様々な考えが渦巻いていると思います。

恐縮ながら、うちの夫のLinkedinのプロフィールを抜粋しますと、、、
Lived in Taiwan (1974-1987)
Quebec - Canada (1987-2003)
Japan (2003-present)
Fluency in 5 languages: English, French, Japanese, Chinese, Spanish (all with experience as interpreter)
Excellent interdisciplinary, cross-cultural, multilingual communication management skills


とあります。
つまり、ネタバレをしますと、8カ国語(英・仏・日・中・スペイン・ポルトガル・イタリア・ドイツ)話せるけれど、はじめの5カ国語がネイティブレベルで残りの3カ国語が日常会話レベルということです。

いくらなんでも、5カ国語すべてネイティブレベルなんてあり得ないでしょう!!
(自分が日本語1つだけでも話すのに、どれだけ時間と労力がかかったと思ってるんだ!!
(バイリンガルなら百歩譲って可能なんだろうけど、、、、汗

などという意見が飛んできそうですね。私も結婚前はちょっぴり半信半疑でした。
「彼は、5カ国語ペラペラだなんて言っているけれど、実際どうなのかしら??」なんて。
結婚して3年半、彼といろいろな国を旅して、現地の人とお話しして分かったことは、悔しいかな、彼は正真正銘のネイティブレベルでペンタリンガル(5カ国語話せる人)のようなんです。

そこで注目したいのが、彼の育った環境です。
上記の彼のプロフィールから、客観的に言えるのは
「言語取得のためにとてつもなくバランスがとれた環境で育った」ということではないでしょうか。
彼は台湾で育った間も、幼稚園からアメリカンスクールに通い、教育はすべて英語で受けています。
そしてケベックに移住してからは、フランス語と英語の教育および生活。

彼の本の話に戻りますが、この本は英語で書かれていますが、英語育児およびバイリンガル育児に興味のある親御さんであれば、少し時間がかかっても、比較的読みやすい本だと思います。

この本のポイントは
幼少期からの環境によってマルチリンガルに育った、子供をマルチリンガルに育てるための指南書!
という点。

国際結婚したお母さんお父さんによるバイリンガル・マルチリンガル育児日記をよく見かけます。
とっても素晴らしいと思います。
でも!!!彼らの中には、「絶対この方法で大丈夫!」という確信は100%ではないと思います。
なぜなら、彼ら自身がマルチリンガルではなく、周囲からネガティブなことを吹き込まれたり、子供が壁に打ち当たってスランプに陥っているとき、それが彼のどの段階なのかわからなかったりするので、100%自信を持ってマルチリンガル育児をできないからです。

バイリンガルではなく、あえてマルチリンガル育児を0歳からオススメする訳があります。
興味のある方はぜひ!!
Pampers To Polyglot: 7 Ideas For Raising Multilinguals Like Me (English Edition)
Pampersはおなじみのオムツメーカー。Polyglotは数カ国語話せる人。
日本語タイトルをつけるとしたら、「0歳からの!これであなたの子供もマルチリンガル!!」といった感じでしょうか?(ちょっとチャラい感じのタイトルになってしまいましたが。)
ということで、略してP2P


ちなみに、ここまで読んでくださった方は、夫がどう育ったか、もっと知りたいと思ってくださったかもしれません。
夫が覚えていない小さい頃のマルチリンガル育児のこと。
どう環境を整えたか。
その環境をどう維持したか。
マルチリンガル環境に放り込まれた子供がぶつかる壁は?
マルチリンガルは何故素晴らしいのか。

実は、夫のお母さん目線で書いた本があるんです。

ドキドキ今風の子育て:バイリンガルからマル​チリンガル: グローバル化世界を歩む我が子へ  テツママ著
http://www.amazon.co.jp/dp/B00P35J6N4

ドキドキ今風の子育て facebook page
https://www.facebook.com/ImafuNoKosodate


#Multilingual #Kosodate #Advertisement


今日のテーマは「海外育児」で役立った”準備”

「備えあれば憂いなし」


という言葉の通り、育児でも同じことが言えると思うんです。
特に、「海外」で育児となればなおさら。

海外育児の準備段階で、やっておいて良かったこと
①外国人登録を済ませる
 移住予定1年前に親戚訪問を兼ねて台湾に行き、息子の留学の準備をしました。
 まず、夫婦と子供の外国人登録を済ませました。
 台湾における外国人 統一番号とは?
 移民署サービスステーションで申請し、1時間くらいで発行されます。
 これで英数字10桁くらいの番号をもらえます。
 ペラペラの紙1枚の身分証明書ですが、外国人である以上、銀行口座開設や図書館の利用登録などにも必要な重要なものでした。
 実際に現地に行ってから登録するよりも、事前に登録しておいたことで、2014年の移住後はいろんな手続きがはかどりました。
 
②現地の銀行の口座を開設する
 海外の生活では、何事もお金がかかるもの。
 飛行機で飛んで行って終わりではありません!
 私たちの場合は、日本企業の駐在員などではなく、「自分たちの都合」で台湾に行ったわけですから、企業専属の秘書さんが手取り足取りで現地での生活がセットアップしてくれるわけではないのです。
 (息子のプリスクールのお友達の駐在員宅に遊びに行った主人は、そのセレブライフぶりに仰天していました。)

 海外で暮らす上で、まずは家を探し家賃を払わないといけない、水道光熱費、電話、インターネット、テレビ、その他もろもろ銀行口座番号の登録が必要になります。
 息子のプリスクールの料金も、当然銀行口座から振込みます。
 夫のお母さんのアドバイス&ツテで、同じく台湾プロジェクトを始動する1年前に、台湾の大手銀行の口座を夫婦で開設しました。パスポートと①の身分統一番号が必要でした。
 銀行口座を開くと同時に、事前に現地へお金を運んで行くことも大事です。
 私たちの移住のタイミングはちょうど円高~円安に転げ落ちていった時期でした。
 1回のフライトで持ち運べるお金は約100万円ですから、家賃やプリスクール代などを考えると、1年前からコツコツと現地通貨に換えて銀行口座に入金しておいたことは良策でした。円の価値も80-90%になってしまったので、改めてお金の価値は世界単位では一定ではないと思い知らされました。

③半年~1年前に、現地の保育園の見学に行き、申し込みの手続きに入る
 ①と②の手続きは、最悪現地に移住してからでも間に合う話ですが、この保育園選びは最重要項目でした。
 1年前に行った主な理由は、
 1)直前予約だと受け入れてもらえない可能性が高いから
 2)実際に学校を自分の目で見て、担当者の話を直接聞きたいから
 
 私たちが実際に見学した保育園は、台北と新竹の2エリア合わせて約10軒でした。
 北京語オンリーの保育園、インターナショナルスクール(北京語週1)、
 北京語と英語を半々でカリキュラムに取り入れている保育園もありましたが、息子の年齢は対象外でした。
 こうしたホームページではわからない情報も多く、何よりも実際に園や運動場の様子、担当者の雰囲気などを実際につかめたのは大収穫で、最終的に我々は台北・天母にあるインターナショナルスクールSMART STARTに決めました。
 
 Semesterは1月初旬開始でしたが、1年前に予約したことで、2014年4月開始予定の息子の為に枠を空けてくれることになりました。
 入園した直後に知り合った同じクラスの日本人ママからは「学期途中に飛び込み入学できたのはどうして?10人くらい順番待ちって聞いたので。」と言われたので、事前に申し込んでおいたのは本当に正しい判断でした。
 天母(ティエンム)は、アメリカンスクールと日本人学校が通りを向かい合わせに建ち、国際的な街。

台湾の「よかところ!」に行ってきました~!

高雄(kaohsiung)と墾丁(Kenting)までのショートトリップ。

交通機関は、いつも滞在している台北から高速鉄道”高鐵”で、左營(zuoying)まで!
各駅停車で2時間半くらい?約1600元で、日本円換算で約7500円。

左營からは、タクシーで、牛肉麺屋と高雄の龍虎塔(ロンフーター)に行き、ちらっと観光。
その後、左營に戻り、さっそく墾丁エクスプレスというバスで2時間揺られながら台湾の最南端ビーチリゾート地・墾丁へレッツゴー!

Kenting Express情報
http://www.taiwantrip.com.tw/Besttour/Info/?id=14


墾丁では
YOHOホテル
http://www.yoho.com.tw

に滞在。ここはプールやスパなどのアミューズメント施設併設のホテル。

小さい浜辺へも通じており、砂浜では珊瑚礁拾いをしました。

プールは大きなものは夜7時でCLOSEしますが、スパ併設の小さめ(といっても十分楽しめる)プールは夜9時までやっており、夕食も慌てる必要なく、余裕をもってプールに向かえました!

(夕食後、部屋に戻って準備して、8時前にプールに向かっていたら、エレベーターホールで会った台湾人家族から「プールはもう閉まったよ!」とご親切に教えてもらって、「不是大的、我們去小的!」と言いましたが、私のつたない北京語では説得力もなく、「小さいのも閉まっていると思うけど。」と言われおしまい。でも、空いていたので良かった~!)

言い忘れましたが、夕食では、「SMART START」に通っていますよね??
とうちの長男坊に話しかけてくださった親子が!!ビックリ!!!!

彼らは韓国人家族で、息子と同じインターナショナルプリスクールに息子さんを通わせており、別のクラスだけれど、うちの子の顔を覚えてくれていたようでした!

その後、長男は「My school is SMART START!」と連呼。

「はいはいはい、そうね!」と夕食を勧めるJoymamaでした。

奇声をあげ、物を落としまくり、食べまくる子供たちの世話にあたふたしている私を見て、前のテーブルに座っている6人家族がジーッと私を見てくるので、「哀れまれているのかしら、、、」と思っていたら、夫がビュッフェをとり戻ってくると、そのうちの1人の男性が

「日本人の方ですか?」

と話しかけてこられた。
夫に北京語でも話しかけていたが、日本に一時期住んでいたらしい。
台湾では本当にあちこちで話しかけられます。日本人というだけで!
みんなホント日本が大好きで、日本語を話したくてしょうがないんでしょう。
でも、政治的理由で台湾国民みんながみんな日本が好きというわけでもないと思うので、普段の振る舞いにはそれなりの注意が必要です。そりゃ、話しかけてこられる方たちは日本が好きな人ばかりですけど、当たり前ですがそうじゃない人たちも大勢いるでしょうから。


水遊びが大好きな長男は、「要游泳!! 要游泳~!!!!」(=泳ぎたい!の意味)


毎日、3カ国語のミックス言葉で、でもやっぱり北京語の語彙が一番豊富な長男でした。


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このパズルを選んだ理由
①なんといっても丈夫!
  なんでも口にものを入れる0歳児でも、大丈夫!
  紙のパズルだとぶよぶよになってしまいますよね。
②持ち手があって、はめやすい

③学びがいっぱい!

 色、大きさ、数字を学ぶスタートに。

④デザインがかわいい!
どうですか?
かちっとはまった瞬間のこどもの笑顔、拍手して喜ぶ姿ははたまりません。
作りも丁寧で、とてもおすすめですよ。
<ボーネルンド> ファーストピックアップパズル てんとう虫/ボーネルンド(パズル)
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Glad Monster, Sad Monster/LB Kids

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I'm so happy!
とアメリカンスクールで学んだ感情表現を日常生活で使う息子を見ていて、もっといろいろな感情表現を教えたいと選んだ絵本です。

ハッピーなモンスター、悲しいモンスター、おかしいモンスター、、、いろいろ出てきて、こんなときにはこんな気持ちだね、とさまざまな場面を紹介しています。
見開きしかけもあり、切り取れるスリットつきお面がついています。
こどもと楽しく英語に触れ合いながら遊べる絵本ですよ。

英語のGlad monster, sad monsterの絵本読み聞かせの様子

この絵本はやっぱりすごいです。
「みず、じゃあじゃあじゃあ。かみ、びりびりびりびり。いぬ、わんわんわん。」
など、見開きページに絵と簡単な音が書いてある繰り返しなのですが、0歳の赤ちゃんから反応して笑ってくれます。
1歳ちょうどの娘は、「らっぱぷっぷー、ぷっぷー」のところで、必ず「ぷーぷーっ」と唇をふるわせて音を出してくれます。

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)/偕成社

¥648
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はじめまして、ジョイママです。
現在、2児かお(長男2歳半、長女1歳2ヶ月)の母です。

私の夫は、台湾と日本のハーフでカナダ人。8カ国語もの言語を話し、読み書きできる地球人です。
夫がなぜ8カ国語も話せるようになったか、みなさん疑問に思うことでしょう。
今わたしは、地球人2世の母となり、彼らの子育てをしているわけですが、
マルチリンガル子育て子供たちにとって人生最高のプレゼント
となると確信しています。




ジョイママのネーミングの由来は、「女医を目指すママ」からとりました。
現在、アラサー医学生です。
ついでにEnjoy!のジョイもかけてます。
人生のモットーは、「やらずに後悔するより、やってみよう」のジョイママ。
みなさまの育児の参考にちょっとでもなれば嬉しい!の気持ちです。