我が家の地球人たち  バイリンガルよりマルチリンガル!

我が家の地球人たち  バイリンガルよりマルチリンガル!

8ヶ国語話す地球人夫と歩む、多言語子育て@日本・台湾・カナダ。
コテコテ日本人ママ目線による、マルチリンガル子育てのリアルをレポート!ブログ管理人はアラサーママさん医学生。
マルチリンガル子育てが広がれば日本の未来はもっと明るくなる!

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   朝のバタバタ通学準備の時間。
   息子が、
    「Today is so windy! 衣服扣起來!
 と着替えながらパパに言った。

 地球人は驚き、
 「こいつ、いま、北京語のボタンっていう名詞に起来ってつけて、動詞にしたよ!」
    と興奮して言った。
  
 「そうなの~!?すごいね!」
  と言ってみたはいいものの、あまりすごさがわからなかった。

  「俺、教えてないけどな~~」
    と首を傾げながらの親バカぶり?!の地球人。

       どうやら、扣子 kou zi=ボタンで、扣に起來をつけると『ボタンをかける』といった意味になるらしい。風が強そうだから、シャツのボタンをかけると自分で言ったのだ。
       
      2014年1月以来、1年半ぶりに昔通っていた大学病院附属の保育園に再入園し、1ヶ月日本で過ごす予定の長男。
      1日目は、保育園の前で10分行き渋り通行人からの見世物に。結局、ママは子供2人を抱えて階段を登るはめに。
      2日目は、自分で階段を登ったものの、やはり、お別れ際に、ウエーン!!
      3日目は、私の姿の前では泣かなかったけど、行ってしまったあとに少し泣いたらしい。
      4日目の今日は大丈夫だった。
      
      保育園では、英語や北京語も混ぜて話していると連絡帳に書いてあった。日本語もしっかり理解し、私には日本語で話す。

    息子の北京語は、日々上達しているようで、Skypeで成長を見守るカナダのジジババも驚いている。最近は、文法の上達がめざましいようだ。

 恥ずかしいので家族にはあまり言っていないが,私は1個目の大学3年間第二外国語で北京語選択だった。
  普通2年で済むところを、単位を落としてしまって3年習った。(いわゆる持ち上がり科目。)
  呼吸器の病気で入院していて1か月以上授業に出れなかったものの、出席が足りなかったわけではなく、単純にちんぷんかんぷんになってしまった。だから、今でも北京語は全然得意ではない。
  なので、最低限も最低限の文法は知っているものの、まったく北京語表現が口をついて出てこない。

  3年間、母ちゃんが机の上で渋々学んで、結婚して3年間台湾の親戚にたまに囲まれて聞き流してきた言語を、まだ3歳にもならないチビ地球人は、いとも簡単にペラペラ話している。あー、いつの間に追い抜かされたんだろう。最初からとても勝てるレースではなかったのだけど。

  
    
 
更新が滞っている間にも、ブログにいいね!がつき、新たな読者さん登録、「マルチリンガル教育に共感します」というメッセージなどをいただき、うれしい限りです。

それだけ、マルチリンガル教育に興味を持って実践している、実践しようとしている方たちがいるというとですね!

さて、今日はマルチリンガル育児WHYの最終回。
今日のテーマは、
5.  日本の環境ではマルチリンガル教育は無理?です。

マルチリンガル教育には興味はあるけど、マルチリンガル教育のハードルが高い

こう思われて、はじめの一歩を踏み出せない方は多いのでは?

「我が家は日本人夫婦で、日本に住んでるし、外国に住む予定もないし、、、、」

どうせ、日本ではマルチリンガル教育は無理でしょ?

といったご意見をお持ちなのでは????



さて、どうでしょうか??

日本の環境だけでマルチリンガルになることは、環境の整え方次第では不可能ではない。

というのが、我が家の見解です。

ちょっと例をあげてみましょう。

1)CD, DVD, 絵本
  英語や多言語の音楽やアニメ、絵本などを通して、耳から目から多言語環境づくりを。
  まずは、この環境づくりが基本だと思います。好きなリズムの音楽、好きなキャラクターのアニメ、お気に入りの絵本、そういった糸口から、子供は多言語環境にもすっと入ってくれます。
  でも、この方法には過度の期待はできないことはわかりますね?
  あくまでも、一方通行ですから、次のステップとしてコミュニケーションを通じて体得していく方法にチャレンジしてみるといいでしょう。
 
2)英語・多言語のサークル、スクール、プレイグループ
  近所に、同年齢のお子さんのお母さんたちが集まってやっている英語サークルなどはありませんか?
  探してみたところ、長崎でもありました!行ったことはありませんが、活動の様子をつづったブログを見てみると、月に2回ほど、外国人講師を招いて、親子英語会を開催しているようです。
  有名どころでは、ヒッポファミリークラブがありますね。
  https://www.lexhippo.gr.jp/

3外国人のベビーシッターさんを雇う
  ベビーシッターの効果は絶大です。
  我が家では、1歳2か月の長女を、約6週間北京語オンリーの保母さんに預けました。
  するとどうでしょう?北京語をみるみる理解しだしたのです。
  「これをゴミ箱に捨ててきてくれる?」「お風呂に入ろうか。」そういった指示などをすぐに理解し、協力的に行動するようになったわが子を見て、感心せずにはいられませんでした。
  気のせいか、喃語まで北京語のリズムに聞こえてきました。
  
  我が家はパパが在宅でお仕事しており、日常的に北京語で語りかけていますが、保母さんの語り掛けにより、さらに強力な多言語環境となりました。
  
  近所の大学に留学生はいませんか?大学の生活支援センターなどに「アルバイト募集」の掲示板等あるなら、ベビーシッターを頼むのもいいでしょう。ホームステイを受け入れるのもいいでしょう。



  言語は生活の基本的なツールですから、
「生活に密着したフレーズ」をシャワーのように浴びるのが一番です。
 子供たちの成長を見ていると、12歳になって教科書から学ばせる日本の英語教育がいかに効率が悪いか再実感します。

  まとめると、日本で多言語環境を設定するのは、外国に比べて大変ではありますが、不可能ではないといえます。

  もちろん、上のレベルを目指したくなったご家庭では、新たな環境に挑戦をしたい、と思うことでしょう。



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天母公園




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今後のブログではちょいちょい休憩をはさみつつ、5W2Hについて話していこうと思っています。

医学部で実習しているJoymamaですが、
大学病院での臨床実習では、臨床のプロのドクターの前で学生が患者さんについて発表する場があります。

今日無事にその発表が終わったのですが、、、、


その準備には本当に時間がかかりました。実に、足掛け2週間。毎日論文を読みあさり、日英問わず読んだ論文の数は30本くらい、総ページ数は400ページ超えると思います。

すべてを読めたわけではありませんが、読み流しながら重要なポイントをつかんでスライドにまとめるというのは大変な作業でした。

学生とはいえ、もう6年生なので、自分が担当した症例に現在行われている治療方針に、「エビデンス」という武器を使って疑問を投げかけることだってできるんです。


もちろん、先生方と一緒に考えていくわけですが、先生方が、私が探してきたエビデンスに「へー、今こんな考え方もあるんだね!」「英語の論文たくさん読んだんだね~」と今後の治療方針の参考にしてくださるのは、大変やりがいがあります。

なんで、こんな話をしたか???


それは、やはり「高い英語力」の価値を改めて実感したからです。

発表の準備で「あぁ、もっと早く英語が読めたら!」と何度思ったことでしょう。

英語の論文をすらすら読めたら、どんなに効率よく、短時間で、正しく論文を理解できたか。

日本語の論文も多く存在しますが、やはり新しい情報は英語版でしか流通していません。


日本語訳を待っていても、タイムラグがありますし、誤訳の可能性も拭いきれません。

我が家のちびマルチリンガルズは、学校教育は「英語」で一貫して行っていく予定です。

ビジネスしかり、アカデミックしかり、その領域でプロを目指し、堂々と渡り合っていくためには高い英語力が必要ですから。

「英語は慣れれば早く読める」「慣れれば通じる英語力は手に入る」と思っている方も多いでしょうが、その慣れるためにはどれぐらいの労力と時間とお金がかかるでしょう?

その労力・時間・お金は、お子さんが小さいうちに多言語教育を始めることで解決できる可能性が高いのです! 

我が家のマルチリンガルの今とこれからをお楽しみに!!
今日のテーマは
中学・高校留学で十分? 
です!

ゴールデンウイーク明けで久しぶりの更新です。

多言語育児で一番気になるのが、『いつまでが開始のリミットなの?』というところではないでしょうか?
幼稚園までは幼児英語サークルや教室に通って、こども英語教育に熱心だったお母さんお父さんも、『うちの子の海外デビューはいつがいいかしら?』と思うことでしょう。

あまり早く行かせてもお金がもったいないから、日本で十分基礎英語力をつけて、中学や高校で行かせようかしら?

お父さんの転勤で2年アメリカに住んでた近所の◯◯ちゃんも、5歳で帰ってきたから、今ではすっかり英語忘れちゃったみたいだし、、、

この考えの人が多いかと思います。
私も、例にもれず、中学三年の夏、オーストラリアに1ヶ月ホームステイしました。
進学校志望だった私は、受験で大切な時期なのに今行ってる場合じゃない、と地元一有名なスパルタ塾に反対され、塾を辞めてホームステイに行きました。
1ヶ月という期間、中学という時期、正直短く、遅かったです。ようやくコミュニケーションがとりやすくなった時点での帰国。

1年で帰ってきた人は、3年で帰ってきた人は、その人なりの『もっと長くいれば』『もっと早く行けていれば』があると思います。
自分の分析は、意外と自分が一番冷静にできていたりします。

1年高校留学して帰ってきた息子が、ペラペラ英語を話している!
中学の夏休み1ヶ月ホームステイに行った娘が英語が上達している!!

すごい!!!

両親たちってそう思いがちですよね。

日本人の英語が世界的に見ても、低いレベルであることは有名ですが、その障害のひとつが、『外国語を学ぶ子供の実力を過大評価してしまう』という点だと思います。

英語の実力はある程度高い人は多いかもしれませんので、別の例を出しましょう。
例えば、みなさん。北京語を習ってきた子供が、早口でなにやらペラペラ北京語を話している!、、、『すごい!うちの子、ペラペラ!』
正しい発音をしているか、文法が正しいか、そんな評価できませんよね?

実際、私も、2歳の息子の英語・北京語は、『語彙力がグングン伸びてる!』『発音いいなぁ。私よりかなりすごい。』と、いつも褒め褒めモードです。
でも、夫に聞くと、『北京語の4声はセンスいいね。でも、英語も北京語も発音はまだ使い分けられてないのあるから、まだまだこれからだね。』と正しく評価できるのです。マルチリンガル育児をする上で、正しい評価ができる大人が近くにいることは、子供がさらなる上のレベルを目指すのに欠かせないポイントです。

日本の受験や部活などの環境を考えると、日本の教育環境にうまく適応できているお子さんであればあるほど、多文化・多言語環境を設定するのは難しいと思います。
いつから海外に出すのか、お子さんの学習におけるコアの言語はどうするのか、どこの国の大学に行かせたいか、どれぐらいの多言語レベルを目指したいか。

おのおのの家庭で、お子さんが十分小さいうちから話し合う。
家族が一丸となって子供の多言語教育に取り組むためには、早めに話し合い、目標や方法を日々修正していく必要があります。

『赤ちゃんのときから、大学の話?!早い早い!!』
と思われるかもしれませんが、
『長期的な継続的な計画』が多言語育児の成功のカギです。

今日は、5W2Hでマルチリンガル育児を紐解いてみる、WHY④の
「3. 本人の意志を確認してからでも遅くない?」
です。

これは、多言語導入のタイミング、つまりWHENの項目とどんぴしゃり重なってくるテーマでもありますね。
WHENで深く紐解いていくとして、今回はそのさわりの部分だけ、、、
多言語の導入時期を誤ると、

1)「精神的壁」が立ちはだかる
2)発音がうまくとれない
3)多言語へのハードルが高くなる

以上のような問題が出てくると考えられます。


ここで1つ「江戸時代の日本のマルチリンガル教育」について触れたいと思います。

「江戸時代?日本は鎖国していたはずでは?マルチリンガル教育なんてないでしょう?」
と思われたみなさん。

江戸時代にも確かにマルチリンガル教育は存在したのです。

実は、私の先祖は、1600年代はじめに中国・福建より来日し、長崎で「唐通事」という職業に従事していたそうです。

「出島」で有名なように、長崎は250年間鎖国していた江戸時代、正式には唯一の外国との貿易・外交の窓口でした。

「唐通事」とは?
江戸時代、長崎と交易のあったオランダと中国には、それぞれの貿易に不可欠だった言語の相違を補う通訳を仕事とする人がおり、当時、現代の通訳兼外交官的役割をも担っていたのが唐通事。オランダは東インド会社という企業が関わっていたが、中国ー日本間は民間証商人の単位での貿易であった。唐通事は「事(こと)」全般に通じる……つまり、通訳はもちろん、長崎に在住する中国人たちの管理、貿易許可証である「信牌(しんぱい)」の発行など、唐貿易全体の業務を仕事とした。

発見!長崎の歩き方 より
日本に帰化した家系でしたが、先祖代々、「世襲制」で唐通事として教育を受けたと聞いています。
現在の長崎市民図書館が、昔の「唐通事伝習所」跡です。

ここでピンときた方もいるかもしれませんが、
異国の文化・政治に精通し、言葉を巧みに操るには、子供が生まれたときから「長期的視野」を持って、家族全員で継続的に教育をやる必要があるということです。

マルチリンガル育児を始めて実感していることを、自分の大昔の祖先がずっと実践してきていたなんて。
少し感慨深いものがあります。

現代の社会では、外交官・通訳業は世襲制ではありません。
でも、高いレベルを達成するためには、これぐらいの意識が必要なわけです。
「世襲制」のような仕事は経営者、政治家、医者、弁護士などがあると思いますが、強制ではありませんし、子供の出来が悪ければどうしようもない場合があると思います。
でも、共通しているのは、両親が子供を本当にその仕事に就かせたい場合、うまくいかない例、あえてそうさせない例もありますが、子供が小さいうちから「意志を確認する前に」その道に誘導することが多いと思うのです。

経営者の家系は、子供が幼いころから経営者としての自覚、資質を備えた人材になるように、一般とは違う教育を行うと思います。

中には
「親に敷かれたレールの上を歩く人生は嫌だ!」とグレてしまう子供もいるでしょう。

私たちのマルチリンガル育児が、これらと決定的に違うのは、

「あなたの人生はあなたで決めなさい。私たちは、将来あなたが自分の力で堂々と生きて行けるように、その能力を磨くお手伝いをしているだけ。」

というスタンスでやっている点です。
今のうちに、誤解を与えたくないのでお伝えしておきますが、私たちが育児で重視しているのは何も「マルチリンガル」だけではありません。その話は追々していきます。
これは、とても誤解されることが多いのですが、かなりポイントになってくる点です。

どんな親も初めは「ただ健康に生まれてきてほしい」という思いで子供を授かりますが、だんだんあれこれ欲が出てきますよね。
どうせ欲張るならとことん欲張っちゃいましょう!
私は、いつも育児でどちらかを選択する必要に迫られたとき、自分に問いただす言葉があります。
「この子が20歳になったとき、お母さんありがとう!って言ってくれるのはどっち?」

今日は母の日です。
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台湾のアメリカンスクールのエントランス

「お母さん、ありがとう!」
両親は、私をマルチリンガルには育ててくれなかったけど、世界に目を向け、好奇心旺盛な娘に育ててくれてありがとう、と言いたいです。おかげで地球人に出会えましたから。
挑戦はまだまだ続きます。

では、次回は
「4.留学させるのは、高校・大学からで十分?」からです。 

「なぜ多くの人はマルチリンガル教育を行わないか-WHY NOT-」
のつづきです。

2. マルチリンガルじゃなくてバイリンガルで十分?

「日本語と英語で十分!他は必要ないでしょ
「第2言語はせめて英語をまず、、、」
「3つ以上の言語は、子供が可哀想」

マルチリンガル育児をしていると、以上のようなコメントをいただきます。
いつもみなさんには率直なご意見をいただき、嬉しい限りです。

このブログでは、「マルチリンガル育児国」の大使のように振る舞っている私も、実生活では多言語教育について意見を求められても、その場で簡潔明瞭に答えられていません。
というか、話し出したら長くなるので、限られた時間で、中途半端な話になるよりは敢えてお茶を濁すことも多いです。
大使失格!?!?

なので、このブログを通して、
「我が家が何故バイリンガルではなくマルチリンガルにこだわるか」
を正しくお伝えしたい、と!

マルチリンガルにこだわるのは、8カ国語を操る地球人が得ている恩恵を知っているからです。
例えば彼が日本語と北京語のバイリンガルだったら、北京語or日本語と英語のバイリンガルだったら、今の彼はないです。

マルチリンガルである恩恵
・あらゆる場面でバイリンガルより存在感を示せる
・より親密な人間関係を築ける
・多文化に対する理解度がUPする
・英語+αで、視野が広がる(情報源・エンターテイメント)
・次の新たな言語を追加しやすい(スピード、正しい発音)
・何か新しい分野に挑戦したいとき、ハードルが低い


こんなところでしょうか?
これらの項目については、「5W2Hでマルチリンガル育児を紐解いてみる」のWHATの章で詳しく紹介したいと思います。

バイリンガル教育に興味があるご家庭、すでに実践しているご家庭だったら、ちょっと背伸びしてもう1言語を加え、マルチリンガル教育をすればいいのに!と思うのです。
個人的見解ですが、これからの日本人は、英語に加え、しっかり中国語や韓国語をやるべきだと思っています。
東アジア内の政治的衝突で、日中韓の仲がよろしくないのは言うまでもありません。
「隣の不気味な大陸国が~」と思考をストップするのではなく、彼らを理解し、対処法を探るためにも、日本の子供たちが彼らの言語を学ぶことは日本の未来のためになると思っています。

増えつつあるマルチリンガル家庭
息子が通う台湾のインターナショナルスクールには、非英語圏の欧米と東洋人の両親を持つ子供たちが多く通っています。
つまり、彼らの言語環境は2カ国語(日・独、北京・仏など)@家庭+英語@スクールというわけです。
ただ、もったいないのが、日本人+欧州系の夫婦の場合、せっかく台湾に住んでいるのに子供に北京語は導入している家庭はあまりないのでは。現地の言語でいくらでも環境はあるのに、おそらく4カ国語以上は子供に負担だから、、、と考えているのだと思います。
この点については、すでに3カ国語導入を終え、4カ国語目を導入する我が家の様子をレポートしていきますので、幼少期の子供がどう多言語を習得していくかお楽しみに。

つづく

次回は、マルチリンガルのWHY④で「3. 本人の意志を確認してからでも遅くない?」からです。

5W2Hでマルチリンガル育児を紐解いてみる WHY②

今日のテーマは、
「なぜ多くの人はマルチリンガル教育を行わないか-WHY NOT-」!

大きく分けて以下の5つに絞ってみたいと思ってます。
1.  バイリンガル・マルチリンガルは本当にダブルリミテッドか?
2.  マルチリンガルじゃなくてバイリンガルで十分?
3.  本人の意志を確認してからでも遅くない?
4.  留学させるのは、高校・大学からで十分?
5.  日本の環境ではマルチリンガル教育は無理?

何度も言いますが、私自身、マルチリンガル教育を始める前は誤解していました。
とういか、今でも、地球人に比べたらパーフェクトな理解は得られていません。

でも、マルチリンガル育児をはじめて3年。
様々な疑問が出ては消え、出ては消え、不安はどんどん小さくなっていき、私の中で
「子供たちをマルチリンガルに育てること」が200%彼らのためになるという確信に変わりつつあります。

思い返せば、地球人と結婚して3年半、、、
1年目なんて地球人の家族が言っていることが、ちんぷんかんぷんのときがありました。
(ここだけの話、、、笑)

日本語が完全に通じるのに!です。
ずっと日本で育ったけど、英語も好きで旅行や留学や国際交流をして、いちおう日本人の中では外国の文化を理解していたつもりの私ですら!!!
私の理解を超えていたのです。
「どうして?」
「なんで、そんなに急ぐの?」
「焦らなくていいじゃない!!!」

当時、頭でっかちでかっちこっちの石頭だった私には、あらゆることが本当にカルチャーショックでした。

なので、ちまたでよく聞く、こんな意見。

「バイリンガルはセミリンガル(ダブルリミテッド)で、日本語も外国語も結局どっちも中途半端でしょ
「日本語と英語で十分でしょ。3カ国語以上は無理だし必要ないよ。」
「まずは日本語で考える力を作らないと!」
「高校のとき1年留学して英語がペラペラになった子知ってるので、高校からでも十分なんじゃないの?」
「本人が英語をやりたい!って言ってから本格的に始めても遅くないんじゃない?」
などなど、、、

今なら、「違うんだけどなぁ」と思いつつも、いちいちその場では議論しません。
そして、そういう意見が存在する理由もよーく分かるんです。

それでは、ひとつずつ具体的に否定的意見を検証してみたいと思います。

1. バイリンガル・マルチリンガルは本当にダブルリミテッドか?

マルチリンガル教育に懐疑的な多くのみなさんは、子供の頭の中をホールケーキみたいに考え、もし英語などの外国語を早く入れすぎると日本語に注がれるべきエネルギーを奪ってしまうと思っています。

下にイメージ図を作りましたのでご覧ください。

幼少期からのマルチリンガル教育が、ゼロサムゲームのようにπ(パイ)の奪い合いと考えている人は、幼少期の言語習得の能力を過小評価していると言えます。
子供の可能性は無限大です。
頭は柔らかく、耳は全開!ピュアで、かつ大胆!!!
見聞き、体験したことをスポンジのようにぐんぐん吸収する彼らの能力は、多言語習得の過程では、図のように筒の深さが増すことで容量が大きくなるとイメージしていただければ分かりやすいと思うのです。
異なった言語を同時並行で学ぶことは、それぞれの言語の理解を深めることにもつながり、子供には自信がみなぎり、幼いながらに世の中にはいろんな言語を話す人がいるんだと感じることでしょう。

もちろん、マルチリンガル教育は100%うまく行く訳ではありません。
そんなに簡単なら、みんなすでにマルチリンガルになれているはず。

我が家が考えているマルチリンガル育児に必要な3種の神器
Mind, Effort, and Time(MET)です。

Mind: 子供の将来の可能性を広げてあげたいという愛と勇気、自信、覚悟!!
Effort: 家族一丸となって取り組む姿勢とあらゆる労力を惜しまないこと
Time: 継続すること

それぞれの家庭環境・社会環境、子供の性格・能力、経済状況と相談しながら、取り組んで行く必要があるでしょう。

日経ビジネスにこんな記事がありました。
バイリンガルやマルチリンガルは子供の教育にいいのか?悪いのか?

ヨーロッパでは親戚のような言語を3つや4つ話せるのは珍しくないでしょう。
中国や台湾で、標準語の北京語と台湾語、広東語、上海語を話せる人が大勢いるように。

我が家が目指す、家族のルーツを大事にするための言語(日本語・北京語)、ビジネス・アカデミックで活用できる言語(英語・フランス語・スペイン語)、生活言語(フランス語)、その他(スペイン語など)を極めてハイレベルで習得することは、並大抵の努力ではなし得ません。でも、不可能ではないのです。

幸いにも、我が家にはマルチリンガルの生きた証、地球人がいます。

次回は5W2Hでマルチリンガル育児を紐解いてみる WHY③
「2.  マルチリンガルじゃなくてバイリンガルで十分?」からです。

つづく

5W2Hでマルチリンガル育児を紐解いてみる
****************************************************
WHY: なぜやるのか(理由)
WHAT: 何をするのか(言語の数・種類)
WHEN:いつやるのか(適切な導入時期)
WHO: 誰がやるのか(言語導入の役割分担)
WHERE: どこでやるのか(国・場所・スクール)
HOW TO: どうやってやるのか(具体的方法)
HOW MUCH:いくらかかるか(コスト)

****************************************************
 
今日のテーマは、WHY:なぜやるのか(理由)です。

さて、ここで私が書くまでもないほど、マルチリンガルの効用はあちこちで証明されています。

BENEFITS OF MULTILINGUALISMなどで検索すると、マルチリンガルの素晴らしさを書いた記事は多いです。
6 Multilingual Benefits That You Only Get If You Speak Another Language
など。

多言語を運用できることは、キャリアや人間関係を形成する上でメリットがあることは明白ですが、脳の発達にもよいと言われているのは知らない人も多いのでは?

しかーし!!!多くの記事で抜け落ちている部分があります。
そう。忘れないでいただきたい!マルチリンガルにも無数の
レベルがあるということ。

「マルチリンガル」「外国語がペラペラ」と一口に言っても、

①幼少期の環境でマルチリンガルになった(家庭環境、親の仕事で海外生活など)
 そのなかでも、無数のレベルがあります。
 聞いて話して読めるけど、書きはできないとか
 頭の良し悪しに加え、多言語を用いてどれだけ思考できるか、自己表現できるか、専門用語を駆使できるか、など。
  
②思春期以降、自分の意志で本格的に多言語を学んだ人(留学など)
 またまたこれも無数のレベルがありますが、共通点は「幼少期からのマルチリンガル」のレベルにはどんなに時間と労力を費やしてもなかなか到達できない点でしょう。
 残念ながら、それが現実です。

③大人になって、必要に迫られて多言語を習得した人(国際結婚、仕事など)
 このグループは、最低限のビジネスレベル・日常会話レベルの人が大半でしょう。


私は、英語に関しては②、北京語・フランス語については③のグループに属していくことになるでしょう。そう、もう一度いいますが、残念ながら、それが現実です。

多くのマルチリンガルを勧める記事を読んで、
「そりゃ、うちの子がマルチリンガルになれるもんなら、その方がいいってことくらいわかるよ!」
「知りたいのは、どうすればいいのかってことであって、、、」
という意見を持つ方と、

「実際、マルチリンガルってどうなのよ?弊害があるんじゃないの??」
という意見を持つ方と、大きく2つに分かれるのではないかと推測します。

前者の「方法」を聞きたくてうずうずしている方は、ちょっとお待ちください。
後者の考えの方が多く存在するのは承知していますので、ここではWHYではなく、
なぜ多くの人はマルチリンガル教育を行わないか-WHY NOT-」について紐解いて行こうと思います。


つづく




8カ国語話せる子供の育て方 リアルなマルチリンガル育児記録
今風の子育て テツママ著
今風の子育て:バイリンガルからマルチリンガル-グローバル化世界を歩む我が子へ

8カ国語話せる地球人によるマルチリンガルの子供の育て方(原著英語版)
Pampers To Polyglot: 7 Ideas For Raising Multilinguals Like Me (English Edition) [Kindle版] by tetsu Yung PhD MBA

Pampers To Polyglot: 7 Ideas For Raising Multilinguals Like Me


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今日からのテーマは
5W2Hでマルチリンガル育児を紐解いてみる
本日は、イントロダクション。

まず、ご存知の通り、5W2Hはビジネスで意識するべき項目で、マルチリンガル育児の解説にも当てはまりそうなんです。

WHY: なぜやるのか(理由)
WHAT: 何をするのか(言語の数・種類)
WHEN:いつやるのか(適切な導入時期)
WHO: 誰がやるのか(言語導入の役割分担)
WHERE: どこでやるのか(国・場所・スクール)
HOW TO: どうやってやるのか(具体的方法)
HOW MUCH:いくらかかるか(コスト)

こんな感じでしょうか?

このブログを書く効用は、子供たちの成長記録を発信するだけでなく、自分自身の中で考えを整理することだと思います。
母親業というものは、毎日慌ただしく過ぎて行き、、、
私の大好きな睡眠時間を大切に過ごしていると、月日が過ぎて行くこと矢のごとし。

結婚した当初は「妊娠していて疲れているから」
子供が生まれてすぐは「産後だから」
その後は「育児と学校で疲れているから」

といつも言い訳しながら、毎日ただただ時間に追われながら育児生活を送ってきましたが、上の子が間もなく3歳になる時期になり、はたと気付いたのです。
「書かなきゃ何も始まらない!何も残らない!!」

現在の私の状況
①ダーリンは地球人
 3年前に8カ国語話せる台湾人と日本人のハーフでカナダ国籍の男性(地球人)と結婚
②地球人2世育成中
 地球人とともに、2歳児と1歳児のマルチリンガル子育て中
③医師免許取得をめざし勉強中
 でもって、かつ、医学部の6年生で国家試験を控えている
 

こんな感じで、ちょっと一風変わった環境に身を投じていることで、これまでも、いろいろな人から「話を聞きたいなー」「ブログ書けばいいのに」「将来、講演とかしちゃったりして!」
と身の丈に合わないありがたいお言葉までいただいてきたことも。

このブログの目的は
①マルチリンガルの素晴らしさを伝えたい
②マルチリンガル育児のリアルを伝えたい
③国際結婚でグローバル環境に飛び込むリアルを伝えたい

私はみんながみんなマルチリンガル育児をするべきだとも、できる環境にあるとも思っていません。
なので、マルチリンガル育児をしない選択をする大部分の方の育児を否定しているわけでもありません。
それをまずは、お伝えしておきたい。

ただ、日本人の中に強く根付いているマルチリンガル教育、多言語教育に対する「数々の誤解」を解き、これ以上誤解が広まって欲しくない。
マルチリンガルの素晴らしさに関する情報に触れて、「私もやってみようと思う人の手助けができれば嬉しいだけなのです。
マルチリンガルの人材が、そこらへんにゴロゴロ転がっていない分、もしあなたの子供が多言語を駆使できるようになれば、将来の可能性が無限大に広がると思いませんか?

マルチリンガル教育について尋ねてくる人には約4種類います
①マルチリンガル教育に興味があり、それに関して正しい理解がある
バイリンガル教育は可能だけど、マルチリンガル教育は不可能、不必要だと思っている
③バイリンガル・マルチリンガル教育に興味があるけど、誤解を含んだ理解をしている
バイリンガル・マルチリンガル教育は不可能、かつ1つの母国語をまずはしっかり入れないと弊害があると思っている

いかがでしょう?
そして、私の印象では④>③>②>>>>>>>>>①といった感じです。

ここでは偉そうに言っていますが、私自身、結婚前はダントツ③番に属していました。

そこで、これからの投稿で、
「5W2Hでマルチリンガル育児を紐解いてみる」
をテーマに、マルチリンガル育児のリアルをレポートしたいと思います。

テーマ:
マルチリンガル子育てママは必ずぶち当たる!?

今回のテーマは、
「子供が何を言っているかわからない、、、」です。

マルチリンガル育児をしていると、周りに言われます。
それは、「お子さん、そのうち日本語話さなくなるんじゃない?」

そうですねえ、、、そうご心配されるのは、ごもっとも!

そうなんです。
海外で育児をしていて、日本語を話せなくなるなるんじゃないか、という不安におののいているパパママはいくらでもいるはず。そして、実際日本語は理解していても、全く話さなくなるお子さんがいるのも現実だと思います。

そういった話を知り合いから聞いたり、そんな類いの噂を聞き、マルチリンガル育児をやる前からあきらめている人はきっと多いのでは。

我が家では、父親・祖父、台湾の親戚が北京語で、その他の家族が日本語で、学校では英語で、という言語インプット&アウトプットを行っています。

台湾で1年以上暮らしている息子にとって、意志表現ツールの順位は①北京語、②英語&日本語となっています。
私は日本語担当ですが、息子の北京語は大部分は分かります。私の北京語のレベルは、それはもう初歩の初歩ですが、

それでも、分からない表現は逐一夫に確認。

そんな状態で、ほぼほぼ問題なしなのですが、幼児の発音は必ずしも完璧ではなく舌足らずなので、ネイティブではない北京語を舌足らずで言われても分からないことも多々あります。
そして、もし大泣きされながら言われた場合は、もうお手上げ、、、、

この前は、ねる前に牛乳を飲みたいと息子が言うので、あげると
「冷たぁーい!要チン(レンジでチンしたい)!龍龍自己弄!(自分でやる)」
とのこと。ここ1年はとことん「自分でやる自分でやるブーム」

そこまでは良かったのだが、牛乳を飲みながらいきなり泣き出した。
龍:「うわーん!!!!!べいせんずーー!べいせんずぅぅぅーーーー!!!!!」
ママ:「何?熱いの?」
龍:「じがーう(=違う)べいせんずぅぅぅぅ。」
ママ:「わからない、日本語で言って?」
龍:「うわーん!!!!」

私にしてみれば、「一体どうしたの?」である。
眠気MAXの状態で、頭が半分おかしくなっており、北京語でしかしゃべらない。

部屋にいる夫をリビングに呼んで、通訳してもらう。

パパ(地球人):「龍龍、怎麼了?(どうしたんだ)」
龍:「うぇいせんづー。。。」
パパ:「あぁ、衛生紙(wei sheng zhi)、ティッシュだよ。鼻に入ったんでしょ。」「擦鼻子?」
龍:「ゔん。。。」

ママ(心の声):(「すまん、息子。。。」)
こういう意味不明なときが一番辛い。でも、これがマルチリンガル育児の宿命なのだ。
ママの私を越えてもらってこそ、息子の将来の可能性は広がるので!
人によっては、「ママの威厳がないじゃない!」と言われるだろうが、息子はそれでも頑張って私には一生懸命日本語を話してくれようとする。
ママである私のことをとっても大事にしてくれる。
家族の愛を育んで行けば、たとえ一時期息子が日本語を話したがらない時期があろうとも、息子の中に日本語チャンネルはできているわけなので、あとは「話したい」と思う環境づくりをすればいいんだと楽観的に考えている。

大人になって、地球人が
日本語で話す人には日本語で(主に家族、日本の友達、会社の同僚)、
英語で話す人は英語で(会社のグローバル部門のメンバー、昔からの友達など)
フランス語で話す人にはフランス語で(ケベックの友人)
北京語で話す人には北京語で(台湾の親戚、友人、中国大陸の友達など)
スペイン語で話す人にはスペイン語で(スペ語友達)
と、必ずしも一番得意な英語だけで会話しないのは、
「その人が一番話しやすい言語で話すのが一番コミュニケーションがうまくいくから」
というモットーがあるからだ。
地球人の好きな言葉 by Nelson Mandela

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