本気で工作しよう!!
子ども工作アドバイザーの
ワクワクみうけん・三浦健司です、こんにちは!
以前の記事でもご紹介した
木工用ボンド。
その時に
ちょっと実験をやっていたのをすっかり忘れていました
今日はその結果をお伝えしますね。
ボンドの使い方は言うまでもありませんが、塗って貼り付けるだけですよね。
でも
塗り方とか貼り付けかたの違いで、接着の強度がすごく変わってくるってご存知ですか?
今回の実験では
厚さ5ミリのヒノキの板2枚を、別の板に立てるように接着してみようと思います。
接着面の幅が5ミリしかありません。
まずはその接着面にボンド液を塗るのですが・・・・・
通常、ボンド液をただ乗せていくと、上の写真ような線状になりますよね。
子供たちにとっては、まずこれが最初の関門なんです
あ
実験の話の前に、ちょっとボンドの塗り方についてお話ししましょうか。
ボクが今まで見てきた限りでは
特に
握力が弱い低学年の子供たちは、ボンドの容器を押す力の加減が難しいようで。
ほとんどの子は
ぶちゃー っと出してしまいます
ボンドがもったいないのでその写真は撮りませんよ(^^)
実はこれ、仕方ないんですよね。
上手にお箸が使えないとか自転車に乗れないとかと一緒ですもん。
でもだからこそコツがあります。
オトナの方も
もし上手く出せない感じていらしたら参考にしてください。
そのコツは2つ。
1つ目は
容器の中心部分を押す!
大きくラベルに書かれた「ボンド」の
「ン」のあたりを親指で押すんです。
ここらへんが一番押しやすい、というか
コニシ製の場合はこの「ン」を押すと
ラベルの面全体が優しく凹んでくれるようになってます。
そしてこの反発感が素晴らしい。
柔らかさだけを言うと
実はラベルの外の端の方が柔らかい。
ところがここを押しても、その部分しか凹まないんですよ。
ってことは入ってるボンドの量が少ないと、かなり押し込まないと出てこない。
柔らかくて軽く押せちゃうのでついついギューって押しちゃうと、気付いたときにはドバッっと出ちゃったー、みたいになるんです。
ちなみに
セメダインさんの木工用接着剤も同じ特性の容器ですが、コニシさんよりもやや硬めな感じです。
手が小さい子供たちの多くは
5本の指全部で握ってしまったり、わざわざ固い出口に近い方を押してるんですね。
木工用ボンドはラベル「ン」を押しましょう。
はい、2つ目のコツ。
これは木工用ボンドに限ったことでもないし、どんな道具を使うときも一緒なんですが
出口をよく見ること!
オトナな方は無意識にやってますよね
醤油でもケチャップでも、出過ぎないようにガン見して出しますよね
木工用ボンドの数少ない弱点のひとつは
液が 真っ白 なこと
ま、醤油やケチャップみたいに真っ黒だっり真っ赤だったりすると、それはそれで困りますけれども(^^;)
白っぽい木材に白い液を垂らそうとすると
コントラストが弱くて
なんかどれだけ出たか見え難いんですよ
もちろん良く見ようとすれば見えます。
出口を良く見ていて
液が出てきたなと思ったら押す力を緩める。
子供たちはこういう当たり前のことを「やらない」んですよ~
低学年の中には
教えてもなかなかできない子も多いですけどね。
結局は運動神経の発達と同じなので
その神経回路がしっかりつながるまで訓練するしかないのです
高学年でボンドが上手く出せないのは
どちらかというと「そんなのメンドクサイ」と言ってやろうとしない子が多いかな
ハサミで紙の線の上をキレイに切る、なんて時も同じです。
線をぼんやりとしか見ていない。
メンドクサイって思って一刻も早く切り終わりたいから、何となく今まさに切っている部分よりもその先に目を向けて
切り進めてしまうんですよね。
性格なんでしょ、と言ってしまえばそうなんですけど、上に書いたようにこれも運動神経と同じなので、ちゃんとやっていかないと、もう少し大きくなってから、いざしっかりやろうと思っても
すぐには出来ないんですよ。
それでも少し頑張ればすぐに神経回路は作られるのに上手く出来ないことに気付いてしまうと
「あ、私はコレが苦手なんだ」
と思いこんでしまって、不器用な私という人生を送ってしまうんですよねぇ。
もったいないよなぁ。。。。
というわけで、まとめると
ボンド液を上手に垂らすコツは
◎容器の中心部分を押す
◎出口から出る液をよく見る
の2つです。
えっと
思わず語ってしまって
実験までお伝えできませんでした
スミマセン
ボンドの接着力の驚きの結果はこの後すぐっ!
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△
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