1話目はこちらです

 

 

2年の学年末試験が終わり、420人中400番代という成績表を机の上で見つけたとき、

 

あー、上目指すどころか内部推薦も難しそう。元気に学校も行って部活もしている。もうそれだけでいいじゃないか。大学受験は無理やりやらせてどうにかなるようなものじゃないし、自分の人生なんだから好きにすればいい真顔

 

 

と私の中で何かが壊れ、いい意味でのあきらめ、覚悟ができました

 

この子についていつも思っていたのは

 

喉の渇いていないロバに水は飲ませられない

 

っていう格言(ことわざ?)

 

やりたくない人に何かを無理にやらせようとしてもうまくいかない、無駄

 

中学生くらいまでは、たしなめたり、ご褒美でつったりというやり方もかろうじて効きますが、高校生ではそんなの通用しませんしね…。自分がどこどこ大学に行きたいという欲求もなければ水も飲まないよね悲しい

 

 

たださすがに付属なんだから、せめて内部推薦はどうにかならないかと思っていた昨年の春休み、子どもが突然

 

子「俺、塾行ってみようかなー」

 

と言い出したのですポーン

 

私「えっ?塾?何のために?内部推薦の試験のため?」

 

子「いや、一般受験の」

 

私「一般?今からーっ?」

 

一般受験は内部推薦の権利を放棄することになります(その内部推薦すらどうよ?って感じなのに)

 


 

都立高校出身の上の子に、

 

私「今頃から塾行って一般受けるって言ってんだけど無理だよね?」

 

と聞くと

 

子「えー、全然間に合うよ。みんな部活引退してからやってなんとかなってる」

 

とあっさり答えられ、半信半疑ながらじゃあ塾探すか…となりました

 

家から通えるところの塾と言えば、河合、四谷、東進などなどの大手

 

しかし、教室に座ってただ講義を聞いてるだけとか、映像授業見てるだけなんて、またうとうと寝ちゃうんじゃないのかという不安がぬぐえません

 

大手塾は無理だろうな

もっと小さい塾のほうがよいのでは?

 

と探し出したのが

 

毎週面談を行ってくれる塾

 

というものでした

 

(続く・・・)