1話目はこちらです↓
ママ「ごめんなさいっ!
家の中探したらおもちゃ箱と壁のすきまから出てきました。
〇〇くんのこと疑ってしまって。
・・・ほんとにごめんなさい」
と神妙な声で謝ってきました
私は思わず
私「探してくれてありがとう!!!
よかった、出てきてほんとによかった!!」
と叫んで、半分泣いてました
このママかなりの情報通ですが、さすがに何年も上の子の素行情報までは持っていなくて、Aちゃんがそのような子だということをまったく知らなかったのです
ママ「ほんとに何と言っていいか。
まさかそんな子とは知らなくて…むにゃむにゃ」
疑いが晴れて安心したの同時に、今度は濡れ衣を着せられたことに猛烈に怒りがわいてきました
私「だいだいさ、そんな年も違うような子が弟君が可愛いから遊びにくるとかおかしいと思わん?どうせお菓子やらジュースやらわんさと出してたんでしょ?それ目当てに上がり込んでるだけじゃん。
うちはこの先カードを盗んだかもしれない子っていうレッテル貼られて生活していかないといけなかったところだったんだよ。ここ数日眠れなかったしほんとに怖かったんだよ。
うちもお邪魔しっぱなしだったのはほんとに悪かったと思ってる。元々私は外で遊んでほしいの。もう二度と遊びに行かないように強く言い聞かせるから、もしうちが遊びに行っても絶対に家に上げないようにしてくれる?」
と、自分でもどっからこんなにセリフが出てくるんだろうと言うくらい一気にまくしたててしまいました(興奮して二度と遊びに行かせないなんて大げさなことも言っちゃいましたね)
ママは、はい、はいと消え入りそうな声で返事をして電話を切りました
普通だったらママ友たちに「聞いてよー!うちカード盗んだって疑われちゃってさー!」と愚痴りたいところですが、私は誰一人として(本当に仲のよいママ友にすら)何も言わずぐっとこらえて黙っていました(本当はめちゃ言いたかったけど)
こんな話題はここだけの話としても一瞬で広まりますし、そうなるとこのママに
「人の子を泥棒扱いしたママ」
というレッテルが貼られるからです
泥棒する子というレッテルの恐怖
を味わった者としては、相手に同じようなことはできませんでした
それにしても、もしあの時、
Aちゃんが来ていたことを関係ないからとママが言わなかったり、
うちとAちゃんにつながりがなかったり、
ママが信じずカードを探してくれなかったら、
カードは見つからず、うちは何十万円もするカードを盗んだかもしれないというグレーな状態で暮らしていかねばならないところでした
濡れ衣がはらせたのはわずかな情報のつながりのおかげ
そう思うと本当に恐ろし・・・
何年経っても昨日のことのように記憶がよみがえる恐怖体験でした
終わり
まぁ、そんなことうちの子は絶対しませんっ!って即答できなかった私も私なんですけどね。100%信じるって難しいかなぁ。特に小学生低学年男子は