ゆうきです。
今回は食後に運動をすると本当に血糖値上昇が抑制されるのか検証したいと思います。
ネットとかでも食後の運動は血糖値を抑えられますよって書いていたりするんですが、それは本当なのか検証したいと思います。
どうやって検証するかというと、、
①100gの白米を食べる(炊いた状態)
②食後にウォーキングを行う。
③摂取後30分後、1時間後、2時間後と血糖値を測定。
ウォーキングの時間なんですが15分間と30分間の2パターン行おうと思います。
この2パターンでどの程度の血糖値の変化があるのか、また以前測定した白米のみの血糖値の変化と比べてどうか検証してみたいと思います。
予想は有酸素運動をするとブドウ糖が使われていくのでインスリンの効果も高まるので、やっぱり食後に運動すれば血糖値は抑えられるんじゃないかなと思っています。特に30分は大幅に落ちると考えています。
それではまずは運動15分行ったら血糖値はどうなったか見てみましょう!
ぜひ、動画でご確認ください。
検証スタート!!
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◎結果と考察
これが「運動なし」と「食後15分間の運動」のグラフです。
15分の運動では血糖値は下がらず、白米(運動なし)と同じような値でした。白米の時は空腹時から最大25上昇していますが、15分の運動では最大29の上昇でした。むしろ白米の時よりも若干上がっています。でもまあ4の差なのでほぼ同じと言ってもいいと思います。
そしてこれが「食後30分間の連続運動」のグラフを足したものです。
何故か運動30分で血糖値が急上昇空腹時との差が69も出てしまいました。
ぼくはこの考察を出すために長い時間を費やすことになります。
糖質量も変わらないし、前回の白米の検証の時から時間もたっていないので、ぼくが耐糖能異常をきたしたとも考えずらいです。いやーネットではほとんどの記事で運動後は血糖値が下がると書いてありましたので、悩みました。色々調べていた時に見つけたんですね。
リバウンド現象というものがあるらしいんです。
リバウンド現象とは何かというと運動後に血糖値が急上昇することです。
食後の運動で血糖値が上昇する人が一定数要るんですね。
まさにこれに当てはまっていると思ったんです。
立命館大学と流通経済大学の研究では食後の連続30分間の有酸素運動は血糖値を急上昇してしまう恐れがあるためある方法でこれを解決しようとしたみたいです。
それが分割法と呼ばれる運動法です。
分割法とは30分の運動でも連続して行わずに間に10分間の休憩を入れるという運動方法のことです。つまり15分運動して10分休憩して15分また運動するということです。
では実際にこの分割法で同じように血糖値測定を行ってみます。
血糖値の急上昇が抑えられるはずです。
これが分割法を合わせたグラフです。
黄色が30分の運動に10分間の休憩を加えた分割法です。先ほどの立命館大学などの研究に書いてあった通り、30分の連続運動よりも分割法の方が血糖値を抑える事ができました。15分の運動と30分の連続運動の中間みたいな血糖値上昇の形ですね。
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ということで、食後に運動すると血糖値は下がるのか?
やってみましたが、ぼくのように、食後の運動で血糖値が上がってしまう人もいるようです。今回の実験を行わなければこの事を知る事もなかったんで、やって良かったと思っています。
普通通り、食後の運動で血糖値を抑えられる人もいますが、安全策というか自分がリバウンド現象起こしてるかわからない人とかは、食後の運動は15分の運動を1セットとして間に10分程度の休憩を入れた方が血糖値の上昇を抑えつつ、カロリーの消費ができるのではないかと思います。
最終的な結論としては、血糖値は運動よりも食事でコントロールしていく方が調整しやすいということ。
結局そこに行きつきますww
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