催眠術とまではいかなくても、心理的な作用ひとつで、モノを売ったり、
意中の人のハートを射止めたりすることがあります。
海外掲示板に「知っておいて損はない、心理的なトリックがあったら教えて」
と質問があり、多くの回答が寄せられていました。
そのうち興味深かったものをご紹介します。
●さあ、今から意識的に呼吸しなくちゃいけない。
↑すると意識的にツバも飲み込む羽目に。
↑まばたきもね。
●交渉のときには沈黙を使うようにする。ほとんどの人は沈黙を不快に感じるので、それを壊そうと妥協してくれる。
●質問しながらうなずいていると、相手が同意する傾向にある。
●パック入りの安物ワインを、とても高級なワインボトルに入れて、ボトルを見せつつ誰かに飲ませると、必ずおいしいワインと思い込む。
↑テレビ番組で、「ひどい食事を、とても高級なレストランで出す」という企画をやっていた。幾人かは「とてもおいしい」と言っていた。
同じように7up(透明の炭酸飲料)にいろんな色をつけて味のテストをすると、黄色に近いほど「レモンっぽい」と答える傾向だった。
●ウソが一番上手な人は、「真実を言ってると思われている人」ではなく、「ウソが下手だと思われている人」である。
●ちょっとした遊び。
1.テーブルの上にモノを置く。
2.モノより30cmほど上に手を浮かせる。
3.誰かほかの人に、自分の手とモノの間に手を浮かせてもらう。
4.そこで「君より僕のほうがモノを先につかめるよ。僕の手が動いたのを見てから、モノをつかんでみてね」と言う。
5.モノをつかむ。
↑それって、別の手でつかむの?
↑浮かせている手でだよ。
↑途中にある他人の手が邪魔にならない?
↑カーブを作ってモノをつかむんだよ。
↑指示がわかりにくかったので、妹の手を叩いてしまっただろ。
↑自分もやってみたが、上手く行くね。自分の手の位置を2~3倍の高さにしても、先にモノがつかめたよ。
●話をするときに、相手の額を見つめると相手が落ち着かなくなると、どこかで読んだ。
↑横でも同じだよ。
●心理学者だと話すと、「自分のことを何時間も分析できるのね」と言われる。相変わらずだ。
↑正しい返事は「1時間135ドルです」だろ。相変わらずだ。
●1~10の中から数字を選んでもらう。選ぶ前やその最中に指で数字を何度も示す(例えば片手を広げて5、もう片方の手は2本だけ立てて合計7というように)。すると、ほぼいつもその数字を選ぶ。
●時々、もちろん時々だけど、誰かに親切にして、その人が言うことに強い興味を示せば、相手も自分の友人になりたがってくれる。
●グループの中で誰かが冗談を言ってみんなで笑っているときに、笑いながら最初に見る人が、通常は一番親しみを感じている人である。
●誰かに自分のことをもっと好きになって欲しかったら、頼みごとをその相手にするといい。たいていの人は、何かをしてあげることで相手から好かれると期待するが、実際は何かをしてあげているときに、その相手に気があるんだと思い始める。
↑じゃあ、なんでオレは上司が嫌いなんだろう。
●話を3回繰り返すと、人はまるで実体験だったかのように思い出す。ただしそのウソ話は現実味のないものは避けたほうがよい。
たとえば「学校時代を覚えてる? 事故でスミス先生が数学の先生を駐車場で轢いてしまっただろ?」1度目は記憶にないので、向こうから質問をしてくる。しばらくして2度目に同じことを、もう少し詳細を加えて話す。3度目になると、彼らは実際に起きたこととして思い出すようになる。
●うちの息子に牛乳を飲みたいかを聞くと「いらない」と答えるが、「青いコップと赤いコップ、どっちがいい?」と聞くと、色を選んで牛乳を飲む。
人間の心理は面白いものですね。
頭に入れておけば有効な場面があるかもしれません。
What is a cool Psychology trick you could try on friends/family?
アンジー・ゴールド Eat You Up
ダンシン・ヒーローの元歌ですねン!