オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)については
もう紹介の必要がないでしょう。
アカデミー賞、トニー賞、エミー賞、グラミー賞を
全て獲得した一人でもあり、そのキュートな容姿も日本人好みで
「世界でもっともオードリーを愛しているのは日本人」
とまでいわれている女優です。
そのオードリーが本格的サスペンス・スリラーに
挑んだのが1967年の映画「暗くなるまで待って」でした。
サスペンス映画としては他に「シャレード」がありますが、
この「暗くなるまで待って」はコメディ要素を一切排除した
一級のサスペンス映画です。
(ある人が「暗くなるまで待って」を軽い感じのタイトルからと、
主演がオードリーなのでラブコメだと思ってDVDを借りたら
全然違っていたので驚いた、という話もあるほどです。)
ストーリーは、夫が持ち帰った人形(ヘロインが隠されている)のせいで
全盲の妻(オードリー)に、凶悪犯が忍び寄る、といったもの。
古さを感じさせないサスペンス映画なので、未見の方は
DVDのレンタルサービスデーにでも借りてご覧ください。
と・・・、
その「「暗くなるまで待って」とタイトルが
非常によく似た映画「暗いところで待ち合わせ」を
紹介するのが今回の本題でございます。
◇「暗いところで待ち合わせ」 乙一・著。
ストーリー。
目の見えないミチルの家に、
殺人容疑で警察に追われたアキヒロという男が逃げ込み、
ミチルに気付かれないように潜み始める。
数日後、ミチルは誰かがいることを確信するが、
「もし悪い人で、襲われるようなことがあったら、
舌を噛み切って死ねばいい」と思い、
気付かないふりを続ける。
しかし、アキヒロは物音を立てないよう静かにしているだけで、
危害を加えるどころか、むしろミチルが大怪我をしそうになるところを
助けてくれたりする。そんな二人の奇妙な共同生活が続いたのだが・・・。
僕はこの小説を未読なんですが、かなり評価が高いんですよね。
で、2006年に田中麗奈とチェン・ボーリン(台湾)の主演で
映画化されました。
その予告編をどうぞ!
予告を見る限り、僕の持っていた(映画の)イメージと
ちょっと違っていました。
あなたはどうお感じになりますでしょうか。
◇「暗いところで待ち合わせ」予告編(英語版)
「暗くなるまで待って」WAIT UNTIL DARK ヘンリーマンシーニ