090119 マジックアワー
夕方から夜になる一瞬に起こる現象
今日もベンチェーでは
始まりと終わりがわかるくらい
美しいマジックアワーが来た。
このように美しいマジックアワーは
めったに来ない。
ぼくは通りの脇に座り
その時間を満喫する。
人や自然やあるもの全てが
幻想のように見えるのだ。
けどここの人達は
そんなときも気にせず
向こうのほうで
酒を飲んだり賭け事したりして
無関心なんだ。
なんてもったいない事を
しているんだって思ってたんだけど、
最近気づいた事がある。
いつも美しいマジックアワーが
起こるときは決まって
ベンチェーを離れる時だった。
そう
昨日までのぼくは
向こうで酒を飲んだり賭け事をしていたんだって。
この美しいマジックアワーは
毎日ぼくの前に姿を現していたのに。
ベンチェーの通り
あまりに美しくて
写真に撮ったのだけど
うまく表現はできなかった。
080924 ベンチェーと携帯電話
080919 ぼくはバカになる
ここで過ごす時間は
とても緩やかに過ぎていく。
とぼくは
思いたかったのだけど…
日が過ぎるうちに
時間の流れが速くなってきた。
これはいけないと
時計を常に監視して
過ごしていると、
なんの感動も無い
取扱説明書のような
感じの記憶しか残らない。
どうしたら
時間の流れはゆっくりと
なるのだろう・・・
ごくたまーに
ぼくは時間が空くと
こんな事を考えている。
でも
ここにはたくさんの動物や
たくさんのイベント
そして何より、
たくさんの話や飲みに行く事ができる
人達いる。
だから
こんな難しい事を考える
などほとんどしない。
ぼくをどんどんバカに
にしていくんだ。
そう
まるでテレビやゲーム機
のようなものだ。
テレビやゲームは大好きだけど・・・
バカになるなら
ぼくはベンチェーでなりたい。
たくさんの事をしているうちに
また今日が終わってしまった・・・