昨日の夜午後6時から開かれた吉田照美先輩とアーサー・ビナードさんのトークショーを聴きに大丸東京店11回催事場で開かれている吉田照美洋画展に行って来ました。
会場についたら、6時ジャストだったのにもう5分以上も前からトークショーが始まっていました。掛け合い漫才みたいに立て板に水のごとくアーサー・ビナードさんの流暢な日本語による話が進められていました。アーサー・ビナードさん 原発問題、今マスコミはtwitterやfacebookでデモに人々が集まってきていると書き立てていますが、60年安保や70年安保の時にそんな風にして集まっていなかった。そんなものなかったからね。私は詩人だから四方八方に目を配っていなければならないので、携帯やスマートフォンなど持たない。放射能や原発の事に関心持ったのは東京新聞のこちら特報部の記事で『たんぽぽ舎』が紹介されてなんだこれはと気になって手にしたのはたんぽぽ舎のわら半紙に印刷されたビラだった。たんぽぽ舎って福島の事故以前から原発や放射能問題に警告を発していてここからの紙情報が役に立っています。例えば桜の花びら観察を毎年行なっていて、放射能の影響を調べていて全国から情報が寄せられていて、それを元にデータを作って発表したりしています。
吉田照美 東京新聞が原発報道では抜きん出ていたと思うのですが、この間の報道のあり方をどう思いますか アーサー・ビナード 新聞を始めとするマスコミは本当のことを伝えていない。その中で東京新聞は光っている。原発問題にしても、オスプレイにしても、TPPにしても事の本質を日本のマスコミは伝えてこなくて、政府発表を垂れ流してきただけ。小沢さんの新党の不支持率は80%という書き方や伝え方をFNNがやっているけれど自民党や民主党の支持率から見れば逆に20%も支持者がいることでは第一党じゃないですか。NHKが伝えている政治不信、でもここが大事なところで不信がなければ民主主義、民主制は育たない。政治家に期待はしてもいいけれど信じてはいけない。期待してもいけないですね。実行されないマニフェストがあったら突っつかないといけない。信じだら裏切られるからね。新聞も信じちゃいけないし、照美さんの番組も信じちゃいけない。自分で情報を集めて何が真実かを見極めなければいけません。
吉田照美 本当にそう思いますね。アーサーさん命狙われていませんか、ラジオ番組で米国の悪口や日本の政府やマスコミの悪口ばかり言っているから。電話も盗聴されていたりして。
アーサー・ビナード そういうことはあるかもしれませんが、携帯など持っていませんし、聞かれていたとしたら、聞いている人がこれはやっぱりマスコミを変えなければダメだと思うくらい一生懸命話しちゃいます。
吉田照美 アーサーさんは言葉の天才というか、TPPをとんでもないペテンパートナーシップ、燃料棒を絕棒、絕望の望の字を棒の字に置き換えて絶棒って呼んでいたりします。
アーサー・ビナード そうです、TPPはアメリカの言いなりになりなさいと言われているようなものですから、アメリカは日本に牛肉の自由化を迫っていますが、米国はオーストラリアの輸入牛肉自由化要求にはNo!ですからこれは自由貿易交渉でないことがわかります。だからとんでもないペテンパートナーシップです。燃料棒にしても、今福島第一原発4号機から燃料棒を取り出していますが、使用前燃料棒と使用済み、これもおかしな言い方でもう核分裂しなくなったということではないから、廃炉にするために着々と手を打っていますよと見せかけるための東電のパフォーマンスでしかない。使用前の燃料棒は照美さんが抱いて寝ても直ちに影響はないけれどいわゆる使用済燃料棒が引きあげられて空気中に出た途端周りの人は即死しますから、使用前と使用済燃料棒の危険度は一億倍ぐらい違うんです。
オスプレイにしても事故調査に上官から圧力がかかっていたり、安全だと言いながら、58回もの事故件数を隠していたのはおかしいでしょう。
吉田照美 このようにいつもラジオでは鋭いニュース解説をして頂いているアーサーさん、このあと青森まで行くそうです。今日はどうもありがとうございました。アーサーさんが書かれた本や私との共著の本が出ていますのでもうなくなってしまったのですが、よろしかったらお買い求めください。
アーサー・ビナード 買う必要ありません。来週の木曜日に番組からのプレゼントとして何冊か持っていきます。今日は吉田照美さんの洋画展だというのに照美さんの絵の話を全然しませんでしたね
吉田照美 というわけですので、来週の木曜日のソコトコを聞いて本がほしい人ははがきを送ってください。本日は沢山の人に集まっていただいてありがとうございました。アーサーさん本当にありがとうございました。このあと官邸前にも行かれるそうです。
アーサー・ビナード はじめタクシーでと思ったのですが、電車で行きます。
このあとサイン会と写真を撮りたい人が写真を撮っていました。トートバッグを購入して吉田照美先輩にサインして貰いました。
会場についたら、6時ジャストだったのにもう5分以上も前からトークショーが始まっていました。掛け合い漫才みたいに立て板に水のごとくアーサー・ビナードさんの流暢な日本語による話が進められていました。アーサー・ビナードさん 原発問題、今マスコミはtwitterやfacebookでデモに人々が集まってきていると書き立てていますが、60年安保や70年安保の時にそんな風にして集まっていなかった。そんなものなかったからね。私は詩人だから四方八方に目を配っていなければならないので、携帯やスマートフォンなど持たない。放射能や原発の事に関心持ったのは東京新聞のこちら特報部の記事で『たんぽぽ舎』が紹介されてなんだこれはと気になって手にしたのはたんぽぽ舎のわら半紙に印刷されたビラだった。たんぽぽ舎って福島の事故以前から原発や放射能問題に警告を発していてここからの紙情報が役に立っています。例えば桜の花びら観察を毎年行なっていて、放射能の影響を調べていて全国から情報が寄せられていて、それを元にデータを作って発表したりしています。
吉田照美 東京新聞が原発報道では抜きん出ていたと思うのですが、この間の報道のあり方をどう思いますか アーサー・ビナード 新聞を始めとするマスコミは本当のことを伝えていない。その中で東京新聞は光っている。原発問題にしても、オスプレイにしても、TPPにしても事の本質を日本のマスコミは伝えてこなくて、政府発表を垂れ流してきただけ。小沢さんの新党の不支持率は80%という書き方や伝え方をFNNがやっているけれど自民党や民主党の支持率から見れば逆に20%も支持者がいることでは第一党じゃないですか。NHKが伝えている政治不信、でもここが大事なところで不信がなければ民主主義、民主制は育たない。政治家に期待はしてもいいけれど信じてはいけない。期待してもいけないですね。実行されないマニフェストがあったら突っつかないといけない。信じだら裏切られるからね。新聞も信じちゃいけないし、照美さんの番組も信じちゃいけない。自分で情報を集めて何が真実かを見極めなければいけません。
吉田照美 本当にそう思いますね。アーサーさん命狙われていませんか、ラジオ番組で米国の悪口や日本の政府やマスコミの悪口ばかり言っているから。電話も盗聴されていたりして。
アーサー・ビナード そういうことはあるかもしれませんが、携帯など持っていませんし、聞かれていたとしたら、聞いている人がこれはやっぱりマスコミを変えなければダメだと思うくらい一生懸命話しちゃいます。
吉田照美 アーサーさんは言葉の天才というか、TPPをとんでもないペテンパートナーシップ、燃料棒を絕棒、絕望の望の字を棒の字に置き換えて絶棒って呼んでいたりします。
アーサー・ビナード そうです、TPPはアメリカの言いなりになりなさいと言われているようなものですから、アメリカは日本に牛肉の自由化を迫っていますが、米国はオーストラリアの輸入牛肉自由化要求にはNo!ですからこれは自由貿易交渉でないことがわかります。だからとんでもないペテンパートナーシップです。燃料棒にしても、今福島第一原発4号機から燃料棒を取り出していますが、使用前燃料棒と使用済み、これもおかしな言い方でもう核分裂しなくなったということではないから、廃炉にするために着々と手を打っていますよと見せかけるための東電のパフォーマンスでしかない。使用前の燃料棒は照美さんが抱いて寝ても直ちに影響はないけれどいわゆる使用済燃料棒が引きあげられて空気中に出た途端周りの人は即死しますから、使用前と使用済燃料棒の危険度は一億倍ぐらい違うんです。
オスプレイにしても事故調査に上官から圧力がかかっていたり、安全だと言いながら、58回もの事故件数を隠していたのはおかしいでしょう。
吉田照美 このようにいつもラジオでは鋭いニュース解説をして頂いているアーサーさん、このあと青森まで行くそうです。今日はどうもありがとうございました。アーサーさんが書かれた本や私との共著の本が出ていますのでもうなくなってしまったのですが、よろしかったらお買い求めください。
アーサー・ビナード 買う必要ありません。来週の木曜日に番組からのプレゼントとして何冊か持っていきます。今日は吉田照美さんの洋画展だというのに照美さんの絵の話を全然しませんでしたね
吉田照美 というわけですので、来週の木曜日のソコトコを聞いて本がほしい人ははがきを送ってください。本日は沢山の人に集まっていただいてありがとうございました。アーサーさん本当にありがとうございました。このあと官邸前にも行かれるそうです。
アーサー・ビナード はじめタクシーでと思ったのですが、電車で行きます。
このあとサイン会と写真を撮りたい人が写真を撮っていました。トートバッグを購入して吉田照美先輩にサインして貰いました。