5月5日北海道泊原発が点検のために停止準備に入り、6日午前零時に全原発が止まりました。廃炉に向けた第一歩です。 福島第一原発事故の終息宣言なんていかにデタラメであったか、現状が進展しないことが証明しています。福島県民を切り捨て、今又国民に嘘をついてまで原発再稼動に躍起になっている野田政権は、許せません。 放射能汚染は、私たちの食生活を脅かし、また子供の成長過程において何らかの影響が出る恐れを否定できません。 原発は、ストレステストを行い、それを原子力安全保安院が審査して稼動するのかと思ったのですが、野田政権の政治判断が加えられ、再稼働を前提に地元自治体への説得が始められています。今のところ大飯原発の再稼動には大阪府を始め、京都府、滋賀県も拙速だとしていますが、大阪府と大阪市の動きが心配です。
佐賀県議会が、原発立地県として全会一致で大飯原発の再稼動反対を決議しました。また原発立地自治体の長の中にもハッキリと原発再稼動反対を唱える人が出てきています。今が決断の時だと思います。私たちの子孫が安全な生活が送れるようにするためには、原発再稼動に反対し、新しい電源開発に政府の電力開発政策を変えさせなければなりません。原発依存からの脱却を掲げながら、再稼働を画策する政府が信じられません。一人一人の心が、原発再稼動に反対に向き、廃炉後の使用済み核燃料棒の管理をしっかりやる施策をつくる方向に政府を向けさせなければならないと考えます。