今日8月15日は昭和天皇の玉音放送がNHKラジオを通じて国民に流された日であることから、日本では今日が終戦記念日になっているが、正式に降伏調印をした9月2日を対日戦勝記念日とする国が多い。米国は、この日を戦勝記念日として1995年50周年金貨を発行している。
 大逆事件から100年、日韓併合(今の韓国の領土ではなく、朝鮮半島全域)100年、敗戦から65年、自国の負の歴史ときちんとき向き合おうとしないひとたちがこのamebablogにもいることが悲しい。幸徳秋水や共産党員たちを天皇暗殺を企てたとでっち上げて、国家の名で虐殺した事件から100年でもある。
 今年間政権は日韓併合100年の節目に謝罪を盛り込んだ談話を発表した。これには、売国外交だと夕刊フジが噛み付き、右翼論壇にはなぜ謝罪を続けるのかという意見も多く聞かれる。又与党民主党内でも賛否両論が渦巻いているという。ではどのくらいの割合で、反対派がいるのかを明らかにすべきだ。

 日韓併合というが、今の韓国ではなく朝鮮半島全域であることであることから、新たな火種を半島にもたらしたのではないかということができる。北朝鮮の存在を無視した形での談話が、韓国、北朝鮮の間にいらぬ対立、波紋を広げることにならなければいいと思う。

 命と向き合い、平和を願う日が又今年もやってきた。