私の夏野菜No1は「トマト」

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夏野菜の路地物が出回って一番おいしいときですが、今年はゲリラ豪雨や５月の低温が影響して発育はよくないのと、収穫前にやられてしまっている。
　野菜は生で食べるよりも、温野菜にして食べると吸収力がよくなるので、カレーやスープにして食べている。その中で生でもよく、料理にも使えておいしいのがトマトだ。南米アンデスの乾燥地帯を原産地にして、コロンブス以降ヨーロッパに渡り、シルクロードを伝わって中国に、あのエビチリはトマトがなかったら完成しなかった料理だ。
　キンキンに冷やして塩を少し振ってがぶりつくか、マヨネーズをそのままつけて食べてもおいしい。湯剥きして、コトコト煮る。たまねぎとひき肉をよく炒めて加える。塩で味を調えてトマトスープの出来上がり。これも冷やしておいて、飲むというか食べるとこれまたおいしい。
　生で食べるトマトとは違う味の濃いトマトがカゴメの農場から出荷され、加工しない商品（生のトマト）がスーパーに並ぶようになった。これはうれしい。パスタソースを作るのに、最高の味が出せるからだ。ナポリタンにするか、ミートソースにするか、スープパスタにするか、どれにでもトマトが合うのだから、もちろん旬のトマトを使って挑戦してみる。私にとって夏野菜はやっぱりトマト。