食べるラー油は流行っています

３月２３日の記事にも書いたのですが、食べるラー油は桃屋が先行販売しましたが、生産が追いつかずに、店頭から消えていました。香辛料の雄Ｓ＆Ｂがそれを黙ってみているわけがありません。生産ラインはほぼ完成し、満を持しての発売です。

「３月２３日に記事
スーパーなどの店頭に並ぶのは今日からなのだが、２１日にＳ＆Ｂからおかずになるラー油が発売された。先行する桃屋の辛そうで辛くないラー油をあっさり抜き去るのは間違いない。値段も安いしね。生産力、やはり宣伝力など企業のスケールメリットの違いは大きい。
　ラー油はごま油に唐辛子を漬け込んで、風味と辛さを油に移したものなのだが、最近はＳ＆Ｂやハウス食品などで他の植物油を使ったラー油が出ている。でもやはりごま油を使ったラー油のほうがおいしい。
　おかずになったラー油、次はハウス食品が出すかもね。」

　ラー油といえば餃子か飲茶につけて食べることぐらいでしたが、ここで食べるラー油戦争が始まりました。もちろんメーカーばかりでなくホテルや、旅館などでは独自の食べるラー油があったりします。
　桃屋が先行販売していましたが、Ｓ＆Ｂが抜き去るのは時間の問題でしょう。果たしてハウス食品や、レトルトのマーボ豆腐などを出している丸美屋や味の素など他のメーカーは追随するでしょうか。これからが見ものです。
　各社工夫を凝らしてくるかもしれませんね。たまねぎではなくきゅうりやピクルスなどでもおいしいですから、キムチ感覚で食べるラー油がはやっているのでしょう。キムチに比べたら辛くはないですし、アーモンドなどを加えて食感も楽しめるようにしてきています。他社がどんなものを出してくるか楽しみです。