良く話の「さわり」だけでも聞かせてとか、物事の「さわり」を良く把握してとか言われている。さわりだけの「だけ」に気を取られて、話のはじめの部分、物事の始まりの部分だと思っていた。

 文化庁の2008年度調査では、55%がそう思っていたという。正解は、話の重要な部分のことを言い、物事の要の部分のことを言う。肝心要のことを間違えて覚えていた。