自民党が16日の首班指名投票で、白票ではなく代理被選挙人を立てて投票することを決めた。総裁選前にある特別国会に苦肉の策か。なんだかなあ。

 公明党は自民党平沢勝栄衆議院議員にかつて17区で負けて、参議院東京選挙区に逃げて当選した山靴夏雄参議院議員を代表に選んだ。もう自民党との橋梁体制よりも自分の党の建て直しを優先するとか。

 なんとも、両党とも存在意義を見失ってしまったのか。自民党は公明党の選挙協力がなければ、ほとんど当選しないのではないだろうか。

 民主党も、勝ったと喜んでばかりはいられない。思わぬ大勝に、連立を約束していた党にわざわざ声をかけている。もたもた成果を出せないでいると、来年は参議院議員選挙が待っている。