あと1年とちょっとの任期を残して辞めることに、特に拉致被害者問題を解決できなかったことは、断腸の思いだと語っていた。
第二期の長期政権においていったい誇れる何を残したと言うのか。外交の安倍と自称しながら、北方領土は暗礁に乗り上げ、北朝鮮拉致被害者問題では、話し合うよりも制裁を課すことに一所懸命になり、結局なにも解決できずに終わった。後始末はあと1年ちょっとの内閣では出来るはずもなく、次の政権に託すしかない。
自民党国会議員たちは十分予想できたことなのに、昨日の役員会で辞めたいと聞いて右往左往の大騒ぎ。報道機関もいち早く安倍首相の辞意表明を流して、憶測がネットを駆け巡った。
本人の辞意表明と釈明会見は17時から行われたが、中身がなかったに等しい。