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岡田ジャパンの愛称が「SAMURAI BLUE」にきまったそうだ。又かよっていう感じ、ほんとにブルーだ。
江戸期の『サムライ』の人口比はわずか5~7%に過ぎない。侍の歴史を紐解けば、平安期の都の警備、貴族の荘園の警護から生まれてきている。其れが貴族の没落と共に力をつけて行き、地方豪族となっていく。そして平家、源氏に繋がっていく。さらに戦国期の信長が、平家だったから秀吉も倣い、次の徳川が、源氏だというのだから笑える。
なぜ『侍』にこれほどまでに執着するのか。支配階級にでもなりたいのかなあ。あの『葉隠れ』っていう本は、武士の日常を書いた本で、情けなくなった武士を嘆きながら、今を生きる武士の作法を説いたものだった。『武士は死ぬことと見つけたりといえども・・・」の言えどもが抜け落ちてんじゃないの。
私の先祖にも苗字帯刀を許された人達がいるにはいるが、私には武士の記憶などないのだ。
武士は、『大和魂』などと一緒に膨張して行って、今に伝わる。こんなものにこだわる人たちの気が、知れない。