秋葉広島市長は核廃絶を訴えて北広島市の市長として、それに相反する考えの田母神さんの講演会を開こうとしている、しかも原爆が落とされた日8月6日に行おうとしているので、日にちを変えてもらえませんかと申しいれをしました。
核を持って核を制するという考えは、北朝鮮とまったく考えが同じなのに、北のそれには過剰なまでの嫌悪感を示し、経済制裁をもっとやれというのに、自分達の国は核を持てというのは自己矛盾もはなはだしいというほかはありません。
広島と長崎の市長は、オバマアメリカ大統領の核兵器廃絶という持論の淡い期待を寄せて、今年国連で、核廃絶を願っていると一緒に参加した被爆者の方々と演説してきました。
私達の願いは軍事で持って平和を維持するのではなく、核兵器、通常兵器の生産、所持、貿易をやめて全て平和的産業に切り替えていくべきだということです。これ以上地球人類同士が殺し合いをやめる世界にしたいということです。
核兵器廃絶は困難だとやめてしまったら一歩も前には進みません。なぜあの後核兵器を持ちながら、使わないまま今に至っているのか。それは核の抑止力によるものではなく、広島長崎の惨状を世界に知らしめてきた成果だと思っています。ただ残念ながら、イスラエルや、インドやパキスタン、そして中国、ロシア(旧ソ連)は持ってしまいましたが。フランスも、イギリスも。
残念なことに日本政府はスウェーデンが訴えている広範な核廃絶への呼びかけには参加を拒んでいます。私達は粘り強く、核兵器が人類にもたらす悲惨さを、人類共通の認識として共有されることを願って、核の廃絶を訴えていきます。
平和利用と言う美名の下に行われている原子力開発は、人類に負の遺産しかもたらしません。核開発、北のはそう呼ばれ、日本のは平和利用といわれている。核実験をやった国とやらなかった国をごっちゃにするなというが、日本の電気事業連合会がプルサーマルに固執する理由が知りたい。プルトニウムは、核兵器の原料になるから。