アパグループ懸賞論文『真の近現代史観』を批判する | ミュウタントのブログ

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 いったい何を以って、近現代史観というのか。
前航空幕僚長が言うように、先のアジア太平洋戦争を、大東亜戦争といい、あの戦争は侵略戦争ではなく、すべて解放の戦争だったといい、軍隊での侵略は、侵略ではなく合意の上での進駐と言うことが、真の近現代史なのか。
 朝鮮半島を植民地化したのも、満州国をでっち上げたのも、東南アジアに軍隊を進めたのもアジアを解放するための戦争だったとでも言うのか。
 アパグループは、今回初めて懸賞付論文を募集した。その応募総数は235人。うち最優秀賞の田母神前航空幕僚長、そのほか78名の航空自衛隊員が応募していたという。
 元航空幕僚長は強制したことはないといいながら、応募を促していたと言っていた。また教育の一環として応募するように航空自衛隊そのものが応募するように促していたのではないか。小松基地に投稿者が集中していたのは、意図的なものか。
 前航空幕僚長への退職金支給を停止し、懲戒解雇にすべきだ!こんな間違った歴史観を募集し、最優秀賞に田母神論文を選んだアパグループ社長、審査委員長の渡部昇一の偏った歴史観を否定する。そして負の歴史にきちんと向き合えと言いたい。