↑あれから地道にストーリー進めまして、Ultimate編の最終章までしっかりクリアしました。

と言う訳で、感想を書くんですが…

神術ゲーですね。

本作は【神器】の要素が追加されて、神術アクションが体験出来るのですが、この神術をやはりプッシュしたいのか、通常アクションの攻撃力が控えめに抑えられている印象で、その上神術を駆使しないとキツい場面があります。
例えば【カオスオリジン】と言う敵は、神術以外では基本的に有効なダメージを与えられませんし、【モンスター】(グリフォン、サイクロプス、レイス系統)相手の戦闘では通常神術で怯ませながら攻撃を叩き込んで行くのが最適解となっています。
通常神術は、敵に囲まれていたり、斬りかかられたりしている時の切り返し手段としても優れているので、神術をバンバン使う事が推奨されるゲームバランスになっています。
なので、神術アクションでは爽快感を得られるのですが、一方で通常アクションの方は、基本的に先述の通りダメージが低いですし、戦国無双シリーズの【特殊技】や無双OROCHI2 Ultimateの【タイプアクション】に相当する代替アクションが無いので、あまり爽快感を得られません。

で、戦闘内容に関してなんですが…
モンスター戦が全然面白くないです。
何かまあ、普通に敵武将みたいなノリで出て来るんですけど、通常アクションでは絶対に怯ませられない・無駄に硬い・サイクロプスと巨大レイスはカメラワークにダイレクトアタックして来る、と言う仕様のお陰で、無双シリーズが売りにしている爽快感とは真逆の体験を強いて来ます。
後、レイス系統の使い回し感半端無いですよね。
レイス、ファイアレイス、巨大レイス、カオスオリジン… 全部デザイン同じですからね?w

でまあ、肝心のストーリー内容については……
退屈さだけが無双していました。終わり。
これ以上の感想は思い浮かびません。
北欧神話の神々が出て来て、その神々の問題がストーリーの主軸になっている訳ですけど、
北欧神話である必要性が無い上にストーリー展開がワンパターンで、且つ有象無象のライトノベル並みに短い説明で済む部分を無駄に引き延ばして尺稼ぎしている
ので、プレイヤーを楽しませようと言う気概は全く感じられません。

前作の無双OROCHI2 Ultimateと比べて良い所は、グラフィックスと、新たに追加されたキャラクターと、サイドクエストの解放の簡単さ、でしょうか。
後、交代無双乱舞が復活したのも良いポイントですね。(魔王再臨では有ったのに、OROCHI2では何故か廃されていた要素)
キャラクターと言うと、一応コラボキャラについても触れておきますが…
やっぱり俺達のハヤブサは裏切らないよね。
とは言っても、個人的には前作に居たコラボキャラじゃ無くて、新たなコラボキャラが見てみたかったです。
鉄板な所で言うと、ファイナルファンタジーのクラウドとかね。


以上の事を踏まえて、レビュースコア(各項目10点満点)を纏めるとすると以下の様になります。

グラフィックス:9/10
サウンド:8.2/10
ストーリー:5/10
バリュー:7.5/10
リプレイ性:7/10
トータル:7/10

まあ全体的に見れば良くも悪くもいつもの無双、と言った感じです。
本作のBGMで個人的にお気に入りなのは
ですね。

別に買って損をするゲームでは無いと思うので、このゲームが気になっている人は、購入してみたら良いと思います。
と言う訳で、今回の記事は以上!




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