続・伸びろスイングアーム 〜回顧録 その2 自分でロンスイ化した時の失敗とか〜 | 明日から本気出す

ロンスイ化するにあたって、その1で書いたように色々と苦労しました。

 

その最たる例は、スイングアームの規格間違えです。

 

国産バイクではないので、当然パーツも輸入となります。

 

ワタシえいごワカリマセーン。

 

ACE125のパーツを取り扱っている「OORACING」ですが、英語圏のショップなので当然英語でのやりとりです。

パーツの概要欄に「アクスルボルト径は12㎜もしくは15㎜が選べる」と書いてあるのは理解していたのですが、注文の際の選択が12㎜になっていたようです。

 

 

ACE125Rは15㎜。

当然通りませんでした。

ロンスイ加工で予備に買っておきたいという人は間違えないように。

自分のバイクのアクスルシャフト径を調べてから注文してください。

 

対処法として、12㎜のアクスルシャフトを使いアルミパイプをスリーブとして用いることにしましたが、ここでもアルミパイプを通すのに苦労しました。

外径15㎜と注文しても、公差(JIS規格で許容される誤差)で±0.15㎜はあるので、大きい側に振れると入りません。

案の定、大きい側に振れていたので、外径がちょうどになるよう削りました。

苦労はしましたが、ナイスリカバリーと思っています。

 

自分のバイクのカスタムは、スイングアーム交換のほかにメーター交換だったりシート交換だったりで金属の加工品を色々と用意しました。

自分のバイクのメーターステーだったりシートステーだったり、最近だとサイドパネルの加工などの金属加工は、すべて「かねよし」さんでやってもらってます。

 

▲AIキャンセルのプレート

 

▲メーターステー

 

▲ブレーキトルクロッド

 

▲サイドパネル

 

▲ヒップアップアダプター(一部加工)

 

個人の金属制作を受けてもらえるのは、非常に助かってます。

精度も高く、値段も個人的には非常に適正(というか安価)だと思っています。

 

製作依頼するにあたっては図面が必要になります。

無料のCADソフト「JWW」で図面を作り、データを送ればそのまま形になります。

JWWならネットの情報で自習するだけで簡単な図面は書けると思います。

 

手書き図面のデータ化って需要ありますかね?
バイト感覚でやれれば面白いかもしれないですね。

 

かねよしさんには、今後も色々とお願いすることになりそうです。

 

その3に続きます。