キャブレター付けました。
さすがに初めてなもので、そこそこ戸惑いました。
でもこれで工賃2万円が浮いたと思うと、楽しみながら節約できたので一石二鳥です。
さて、忘れる前に手順を記録しておきます。
最初に、毎度おなじみタンクの取り外し。
お馴染みすぎて、燃料パイプ外すのを忘れて切れるかと思いました。
次にノーマルキャブのトップキャップを外し、スロットルバルブを外します。
これをやっておかないと、スロットルワイヤーが外せません。
スロットルワイヤーを緩めて、タイコを取り外します。
分かっていればすぐに外れますが、割と苦戦しました。
ワイヤーを持ち上げて、山なりにしてからタイコを抜く。
二度目は多分秒で外せます。
既存のワイヤーを外し、新しいワイヤーを通します。
この時に、タンク下の既存のワイヤールートが参考になります。
自分は新しいのを通した後に、既存のワイヤーを外しました。
ノーマルキャブを取り外します。
ここが一番のポイント。
10ミリレンチがないと詰みます。
持っててよかった10ミリレンチ。
ソケットレンチは入りません。
※いらないと思って持って行かなかったので、取りに戻りました。
取り外し後は割ときれいだったので、軽くクリーニングしたのみです。
エンジン本体は汚い。
そして、新しいインシュレーターを装着。
インシュレーターの口が下向きになっていて、その下にネジ穴があるためボルトが干渉して入りづらいのなんの。
軽い設計ミスです。
後から思いましたが、AIの穴があるもののマニホールドを残して直線のインシュレーターを付ければ良かったのかもしれません。
多分エンジンの吸気ポートとマニホールドの径は一緒なので、抵抗になることもないと思います。
スロットルワイヤーの取り回しも窮屈なので、一つの手ではないかと思います。
取付け前に新旧の見比べ。
26と28では、全体的な大きさはそこまで変わらないですが、スロットルボディ(中央の筒)の大きさが一回り違います。
ひとまず本体を取り付けて
バネを飛ばさないように、スロットルバルブにスロットルワイヤーを通します。
あとは本体に挿入するだけ。
時計回りに若干傾けてキャブレターを取り付けないと、スロットルバルブが入らず、またスロットルワイヤーもフレームに干渉します。
余裕のあるスペースではないですね。
ここでスロットルワイヤーの遊びやスロットルが全閉、全開するかを確認します。
特にスロットル開度に問題があると、アイドリング不調やスロットル全開で固定などもあり得るので、十分な確認が必要です。
その後はタンクを戻して、ガソリンを十分にフロートチャンバーに流し込めばエンジンがかかります。
ひとまずジェット類は付属のままで、ニードルクリップも出荷状態(3番)にしています。
エア、アイドルスクリューで教科書通りに調整し、レーシング状態ですが下から上まで問題なく回りました。
ただ、取付後にウインカー、ホーンが不動に。
公道に出れない仕様になりました。
おそらく自作のバッテリーレスキットが壊れたのでしょう。(そうであってくれ)
スイッチやリレーの故障だと面倒ですが、これを期にバッテリー車に戻そうと思います。
交換後すぐは鬼キックでもかからず、結局押しがけしました。
ある程度目安でエア、アイドルスクリューを決めてからエンジン始動を試みたのですが、やはりエンジンを動かしながらじゃないとダメですね。
セルスターターが使えれば、こんな苦労はしなくてよかったんですがね。
セルスターターのありがたみが身に染みて分かりました。