爆の呼吸 壱ノ型 気化器 ACE125 キャブレター交換 ~その2~ | 明日から本気出す

キャブレター付けました。

 

さすがに初めてなもので、そこそこ戸惑いました。

でもこれで工賃2万円が浮いたと思うと、楽しみながら節約できたので一石二鳥です。

 

さて、忘れる前に手順を記録しておきます。

 

最初に、毎度おなじみタンクの取り外し。

 

 

お馴染みすぎて、燃料パイプ外すのを忘れて切れるかと思いました。

 

次にノーマルキャブのトップキャップを外し、スロットルバルブを外します。

 

 

これをやっておかないと、スロットルワイヤーが外せません。

 

スロットルワイヤーを緩めて、タイコを取り外します。

 

 

分かっていればすぐに外れますが、割と苦戦しました。

ワイヤーを持ち上げて、山なりにしてからタイコを抜く。

二度目は多分秒で外せます。

 

既存のワイヤーを外し、新しいワイヤーを通します。

 

 

この時に、タンク下の既存のワイヤールートが参考になります。

自分は新しいのを通した後に、既存のワイヤーを外しました。

 

ノーマルキャブを取り外します。

ここが一番のポイント。

10ミリレンチがないと詰みます。

持っててよかった10ミリレンチ。

ソケットレンチは入りません。

※いらないと思って持って行かなかったので、取りに戻りました。

 

 

取り外し後は割ときれいだったので、軽くクリーニングしたのみです。

 

 

エンジン本体は汚い。

 

そして、新しいインシュレーターを装着。

 

 

インシュレーターの口が下向きになっていて、その下にネジ穴があるためボルトが干渉して入りづらいのなんの。

軽い設計ミスです。

後から思いましたが、AIの穴があるもののマニホールドを残して直線のインシュレーターを付ければ良かったのかもしれません。

多分エンジンの吸気ポートとマニホールドの径は一緒なので、抵抗になることもないと思います。

スロットルワイヤーの取り回しも窮屈なので、一つの手ではないかと思います。

 

取付け前に新旧の見比べ。

 

 

26と28では、全体的な大きさはそこまで変わらないですが、スロットルボディ(中央の筒)の大きさが一回り違います。

 

ひとまず本体を取り付けて

 

 

バネを飛ばさないように、スロットルバルブにスロットルワイヤーを通します。

 

 

あとは本体に挿入するだけ。

 

 

時計回りに若干傾けてキャブレターを取り付けないと、スロットルバルブが入らず、またスロットルワイヤーもフレームに干渉します。

余裕のあるスペースではないですね。

ここでスロットルワイヤーの遊びやスロットルが全閉、全開するかを確認します。

特にスロットル開度に問題があると、アイドリング不調やスロットル全開で固定などもあり得るので、十分な確認が必要です。

 

その後はタンクを戻して、ガソリンを十分にフロートチャンバーに流し込めばエンジンがかかります。

 

ひとまずジェット類は付属のままで、ニードルクリップも出荷状態(3番)にしています。

エア、アイドルスクリューで教科書通りに調整し、レーシング状態ですが下から上まで問題なく回りました。

 

ただ、取付後にウインカー、ホーンが不動に。

公道に出れない仕様になりました。

おそらく自作のバッテリーレスキットが壊れたのでしょう。(そうであってくれ)

スイッチやリレーの故障だと面倒ですが、これを期にバッテリー車に戻そうと思います。

 

交換後すぐは鬼キックでもかからず、結局押しがけしました。

ある程度目安でエア、アイドルスクリューを決めてからエンジン始動を試みたのですが、やはりエンジンを動かしながらじゃないとダメですね。

セルスターターが使えれば、こんな苦労はしなくてよかったんですがね。

 

セルスターターのありがたみが身に染みて分かりました。