素人の浅い考え霧散せし。
後述しますが、なぜ失敗したかもわかりました。
気を取り直して再チャレンジ。
ということで、今までのバッテリーレスキットの製作は忘れてください。
もう一度、1から考え直します。
最初からコンパクト化を目指したのが間違いでした。
先人の知恵を借りて、2.7V・22Fの電気二重層コンデンサでやり直します。
これを6個直列接続して、電圧は2.7V×6=16.2V、静電容量は22F÷6=3.67Fにします。
前回の5V、1Fの3直列に比べると、11倍の静電容量となります。
これで容量不足とは言わせません。
回路図がこちら。
材料はこちら。
・電気二重層コンデンサ 1個420円×6個=2520円(高い)
・カーボン抵抗 1個15円×6個=90円
・基盤 1個=400円
・LED 1個15円×6個=90円
・ケース 1個=210円
・その他(ハンダ、熱収縮チューブ、配線) 300円?
合計すると3610円。
前回の物と併せると、市販品と同じぐらいの値段になりますね。
そこはひとまず置いといて。
抵抗値については、それほど几帳面に算出しなくてもよさそうです。
大体2kΩを使っている方が多いので、それを参考にしたいと思います。
今回はアホみたいに簡単な回路を組みました。
ケースに収納して、LEDの点灯もひとまず外から確認できない仕様です。
(できればクリアのプラ板で窓を作りたいところですが、それはいずれ。)
先人の前例があるので使えないことはないと思いますが、装着して試してみたいと思います。
【補足】
後で調べたところ5.5Vコンデンサは内部抵抗が大きく、直列接続すると抵抗値が大きくなるため電流値が落ちるのだそうです。
5.5Vコンデンサで抵抗値は30Ω、2.7Vコンデンサで25mΩ=0.25Ω。
120倍も抵抗値が違います。
5.5Vコンデンサは3つ直列で90Ωとなるため、16.5Vでも0.18Aしか使えない計算です。
これでは2.97Wの出力しか出ず、とてもじゃないですがバッテリーの代わりになんてなりません。
メーターの動きがおかしかったのは、これが原因だったと思います。
2.7Vコンデンサを使えば6つ直列でも1.5Ω。
16.2Vで10.8Aが使える計算です。
十分な出力が得られると思います。
やはり最初からコンパクト化を目指したのが間違いでした。
作り直したものが無事に作動することを祈ります。
試してもダメだったら、この記事をバッサリ消します。
結果はいかに。