平成23年12月14日、早朝より岡山から岩本氏が2泊3日で苔山の改修に来てくださいました。
まず、サツキの除去から始められましたが、株の根っこが絡み合っており大変な作業となり夕方までこの作業に掛かってしまいました。
後に、この作業が如何に大変な作業なのかを思い知ることになるのですが・・・
今回の改修で、絶対譲れない部分が土留めをすることだったのです。
苔山の土が流れ出すと、白川砂が汚れるだけでなく、白川砂のところに雑草が生えやすくなってしまうのです。
重森三玲氏も後年、土留石を使っての作庭をなさっていたと耳にもしていますし、維持管理の上でやむを得ないことだと思っています。
3日目を終わって、苔山の一部にしかオオスギゴケが移植されていません!
サツキが生えている状態で見積もって土留め石とオオスギゴケを用意されましたが、土留め石が数m分とオオスギゴケは用意した枚数と同じ量が足りませんでした。
結果的に後3日日帰りで作業に来ていただくことにはなるのですが・・・
合わせて白川砂も2t弱用意してくださいました。
白川砂を補充したいので邪魔でしかありません!(笑)