戸田めぐみです。
先日は「リチャード三世」を観に行きました!
公演をされると知った時から、すごーーく楽しみにしていたお芝居
チケットも相当人気だったみたいで、前売りは公演期間のうち、私が行った日のS席以外完売…!
無事買えてよかった…(>人<;)
2年前に佐々木蔵之介さんが一人芝居されていたマクベスは本当にチケットがとれなくて。。
当日券も2回並んでようやく買えた(1回は当日券が前の人で終わっちゃって、でも絶対観たくて別日に再チャレンジした!)から、今回は危険な綱渡りしないように、前売りを絶対とるぞ!と思ったけど、本当にとれるのかドキドキしたよ…
マクベスは、佐々木蔵之介さんが1人で全役(20役)を演じられると言う事で、当時は沢山宣伝されてて「マクベスを1人で…?」と気になって観たのがきっかけだったのだけど、本当衝撃的な舞台で!(私が言うのもあれですが!)
本能的に凄く恐怖心を掻き立てるんだけど、でもこの人に騙されたいと思える…そんな女性を佐々木蔵之介さんが演じられていて、もちろんマクベスの狂気的で力強くて、でも優柔不断で脆いところにも魅了されたんだけど、同じ女性として、男性から女性ってこんな風にうつってたんだ、といろいろと衝撃的な舞台だったのです。
そして今回再びシェイクスピアを演じられると聞いて、是非観たいなと…!
そんな訳で久々の芸術劇場。
会見で「危険で凶暴で、でもエロチックで、なんとも美しく、エンターテイメントな芝居です。ぜひ、劇場に楽しみに観に来てください」とご挨拶されていたけど、本当にその通りな舞台でした。
公演期間中なので、ネタバレは控えさせていただきますが、全体的に彩度低め、役者さん達も独特なメイクと不思議な(と言うと言葉乱暴ですが!)空気をまとっていて、物語が進むにつれどんどん酸素が少なくなっていくような、心がぎゅーっと握られるような感覚でした。
人間的で、エロチックで、狂気的で、野心的で、怖い…でも魅力的で、一瞬たりとも目が離せない…魔術にかけられたのかと錯覚すら覚える…
観劇後、魂を抜かれたような気持ちになりました。
私の拙い文章では、作品の良さ、全然伝わってないと思うのですが、ほんっっとうに素晴らしい舞台でした。
あんな表現ができるように頑張ろう。
ではまた!