●● はじめに ●●
これからの時代は、未だ科学で証明されていない不思議な現象や情報に出合う機会も増え、特殊能力を持つ人や子供に出会ったり、信じられないような事象に出合ったりする機会も増えてくると思います。
また、人の視点も肉眼で見えるものから見えないものの方に探求が向き、『見えない世界というのはどういう仕組みや摂理になっているのか?その中での私たち人間の立ち位置は?』という分野の解明が進んでいくと思います。

それらの摂理や仕組みついて私なりにまとめたものを、将来的にブログ上で章立てして投稿していく予定です。
ただ、今は本業のサラリーマンをやりつつなので、原稿作成ペースは遅いです(汗)。
そういう訳で、今回は先に濃縮版として、最低限まとめておきたいというポイントだけを1記事にしてアップする事にしました。

今回、
第一部では、目に見えない次元の構図や摂理について3つの図群を用意し解説を付けました。
これによって「人間とは?」「自分の本質とは?」「どこから来てどこに帰る?」「その目的は?」についてや他の疑問テーマにおいて自分なりに回答が出てくるヒントになると思います。
第二部では、第一部の応用として、いくつかの疑問テーマについて私なりの見解を簡単に書きました。


====== もくじ ======
第一部:多次元の全体像、摂理、地球次元の意味について
図1 全体像について(多次元の全体図とその一部である地球次元の役割)
図2 波動について(私たちの本質である波動、すべてのものが持つ波動)
図3 人生の目的・計画・経験カードについて(生まれる前に決めるブループリント)

第二部:各疑問テーマにおける見解例
★UFOについて
★人間のオーラの色について
★スプーン曲げについて
★パワーストーンやお守りについて
★水晶について
★スピリチュアルが科学で証明されないことについて
★高度な絵を描き始めた・ピアノを弾いた幼児について
★ライバルについて、嫌いな人の存在について
★寂しさ、孤独感、守護の存在について
★チャネラー、ミディアム、透視・霊視について
★アイデア、インスピレーション、瞑想について
★祈り、神社や寺院でのお参りについて
★テレパシー、ヒーリングについて
★笑い、ラッキー言葉:引寄せ・具現化・錬金術について
★大きな病気やケガについて
★地位や名誉、肩書きについて
★いじめ、人を騙す、人を苦しめる行為について
★お年寄り、幼児について

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なお、これだけはご理解ねがいます。
『3次元にある言語や図および脳でもって高次元の事を表現するには限界がある。』
『3次元での表現の仕方はいろいろある。』
高次元の「大いなるもの」を地球上のツールで表現しようとする事は、例えばスーパーコンピュータ“富岳”の内容を手持ちのスマホで表現しようとするようなもので、とてもアバウトな表現しかできません。
もちろん私も分からない事や誤認している事がいっぱいあるはずです。この図や解説をそのまま信じるのではなく、何となくこういう感じなのかな?こういう考え方もあるよね?という受け止め方をして頂けると幸いです。人それぞれ人生経験・哲学・思想・疑問は様々ですのでしっくりくるものだけ参考になさってください。
「これは正しい・これはダメ」というような事ではありません。ただ、この記事によって持っていた疑問やあやふやだった事について何かヒントが見つかるのでしたら幸いです。

1記事に凝縮するあまり、言葉足らずの所もあるかもしれません・・それでもかなり長文です(汗)。



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※※※ 第一部:多次元の全体像、摂理、地球次元の意味について ※※※
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●● 図1:全体像について ●●
肉体を持った私たち人間は『地球』という3次元の世界に存在しますが、その他の次元はどんな感じなのでしょうか?『あの世』はどこにあるのでしょうか?
私が描く全体像としては図1のような感じです。

3次元、4次元、5、6、7、8・・・もっと高次元、いろいろな次元があります。この図では3次元には地球があるとしています。次元の数や層についてはいろいろ説がありますが、いずれにしても、より高い次元にはアセンテッドマスター(聖人・天使・神々など)の集合意識があります。
いろいろな次元があってこれらは全て繫がっています。これら全体すべてを、この記事では「すべて」と表現することにします。
いま地球上に居る私たちも、他の動植物も、地球全体も「すべて」の中にある一部です。
「すべて」は多くの波動を持っている一つのエネルギー集団のようなイメージだとしてください。(集団と書くと輪郭ができてしまいますが、本来は輪郭のない集まりのようなものです。それは3次元では表現が難しいです。)
各次元というのは学校の学年や小学校→中学校→高校→大学校のような感じで、「すべて」の中に居る私たちは経験や訓練を重ねて智恵のスキルアップを目指し、より高い次元へとステップアップしていく存在です。
「すべて」全体は、向上・進化しようとする摂理を持っています。「すべて」を水に例えるならば、できるだけ光を無駄なく通すため不純物が無い透明な状態になろうとしています。

もともと私たちの本質は「すべて」の中にあって3次元よりもっと高次の存在(魂もしくは波動エネルギー体)なのですが、向上するためにあえて不便な、物質主体で時空の存在する地球へと繋がり肉体を借りて様々な体験をするのです。

補足図Aのように、本来は「すべて」というのはまとまった一体物のような感じで、その「すべて」というものは全体的に濁りの無い100%透明なものになろうとしています。「すべて」自身の中の汚れた部分や未熟の部分を見極めるには、補足図A右側のように自身から突起物をにょろっと出してお互いを見つめ合った方が、汚れている部分に気づきやすいので合理的です。そしてその突起物は、いろんな次元へと広がっていきます。不便な次元へと行く事でダンベルのような負荷をかけながら新しい経験をして智恵を蓄えたり自身磨きをしていきます。本当は「すべて」というのは一体物で繋がっているけれど、突起物だけで見てみるとあたかも個々に独立しているような錯覚になります。スピリチュアルの言葉でいう「分離」という概念です。たくさん分離した方が、いろんなジャンルの経験もできるし、与える側・与えられる側などの違った立場での喜怒哀楽や経験などを、同時にたくさん得ることが出来るのです。1つ1つの突起物は個性を持った「魂」と呼ばれるエネルギー体となって、3次元地球の1人1人の肉体に繋がって(重なって)いるのです。

まとめると、「すべて」というのは波動やエネルギー的な存在であって、自身を洗練するために突起物を出して個性を持つエネルギー体を形成し、そのエネルギー体を鍛えるため不便な地球次元なるものを「すべて」内に形成し、そこで様々な体験をするようにしているという事です。

3次元の世界は、物理的に距離という概念がありますし、時間が流れていく概念があります。物の重さや硬さという物理的な法則もあります。高次元から見たらいろんな制約がかかる不便な場かもしれませんが、それだけ鍛えるための道具が揃っていますし、そこでしか経験できないような現象も起こせることになります。
人と人とがそれぞれ他人のように錯覚しますし、愛し合い・認め合い・競い合い・奪い合い・いがみ合いも生まれます。相手に分かってもらえないもどかしさも体験しますし、未来という時間的な期待や不安も体験します。そうやって不便な世界でのいろんな経験やそこから生まれる知恵などが「すべて」の叡智として蓄えられていき、そうやって「すべて」自体も進化向上していくのです。

いま肉体を持っている私たちエネルギー体は、地球上に長年居ると感覚的には『この世』からの視点で考えてしまい、『この世』から『あの世』に行くというように別の世界に行ってしまう感覚になりやすいです。でも、『あの世』の中のごく一部が物質的要素を持った『この世』であって一時的に体験しに来ている、というように発想を転換した方がいいと思います。そして、3次元の肉体を卒業したら突起物としての意識を持った魂は残り、いつかは「すべて」の中に戻って溶け込んでいくのです。


 

補足図Bのように、地球という次元は波動の性質である「すべて」の中に含まれるごく一部の次元であって、波動の性質も持ちつつも物質主体の次元なのです。『物質が波動の性質も持っている』という考え方より、『目に見えない波動の一部が物質として形になった』という考え方を持っていた方が、将来いろんな不思議情報に出合った時にも理解しやすくなると思うので良いと思います。自分の居場所を中心とした考えの「天動説」から、広い全体の営みの中のわずかな一つの場所に自分が居るというような「地動説」に発想を変えるような感じです。
いま量子力学の概念では、原子よりも更に小さな量子というものがあって波動の性質を持っている事が分かっています。ただしそれ以上細かくデータを取って解明する事はなかなか限界があります。なぜなら地球内での物質中心の学術や測定装置でもって、この地球次元より大きい「すべて」という波動の世界の事を解明しようとしているのですから、そこには仮説も入らざるを得なくなってきます。地球の次元が上がっていけばある程度理解は広がっていくと思います。将来的には、人間のひらめきや直感、テレパシー、夢などのツールを取り入れた解明も盛んになってくる時代が来ることでしょう。なぜなら私たちの本質は突起物として「すべて」に繋がっているからです。そのネットワークで多次元の情報も取り寄せられるのです。その情報を検証していく形で科学実証が少しずつ後からついてくる事になるでしょう。

ちなみに、4次元、5次元になるにつれて物質的な要素はだんだん少なくなり、波動的性質が強くなります。3次元よりは動きや伝達も軽くなります。地球より高い次元から来るUFOの動きが人間にとって信じられないほど速く、突然現れたり消えたりするのはそういうことです。
そして4次元や5次元以上に居る宇宙人も、私たちと同じように元は「すべて」から発生した突起物が宿っている存在であって、お互い向上するために各次元を選んで鍛えに行っている存在なのです。どちらが偉いというのではなく、単に研修に行っている場所が違うというだけであって、同じようにチャレンジしている仲間なのです。『うちの兄ちゃんはIT専門学校に行き、姉ちゃんは料理学校に行き、弟はピアノ教室に行っている』というようにそれぞれが自分の行きたい所に行って成長しているような感じなのです。そこに優劣はないのです。
もっと高次元には、天使や精霊、ガイド役・中継役、いろんな神様や菩薩様、お釈迦様やイエス・キリストのエネルギー要素も存在します。それは個々に分かれているというよりも、「すべて」の中に含まれる成分でもあるし、必要な時にはそれぞれ個々の特徴を具現化することもできる、という存在です。
ですから『人間にも神々の成分はある』『人間にも天使や精霊の成分はある』ということです。人間にもそういう成分は有るけれど『まだ波動が荒いとか不純物が多い段階である』ということです。曇りが多いと光が減衰しますから『まだ完全な光を表現できていない』ということです。

ところで3次元以外の世界や「あの世」「天国」は、私たち人間から見たらどこにあるのでしょうか?
それはすぐ身近にあるということです。補足図Bのように、私たちが住んでいる地球は、「すべて」という波動エネルギーの中のごく一部のものが物質性をも兼ね備えた次元なので、他の次元も波動的にこの地球に重なるように存在するものと考えます。
それは、自分の身の回りや目の前に存在するという事で、3次元の肉眼では見えないだけのことです。3次元の場合XYZで場所の位置を表しますが、高次の場合はそこに「深み」「粗密」「重み」という要素が加わる感じです。例えていうなら、私たちの身の周りの空間はいろんな電磁波が存在しています。ラジオ電波や無線電波、テレビ・携帯・衛星放送用などの電波も存在しますし、赤外線、可視光線など、様々な電磁波が混在しています。でもお互い目的ごとに取り出すこともできて区分できます。そういう感じで、多次元の世界は私たちの身近に重なるように存在しているという感じなのです。

例えば『亡くなったおばあちゃんが近くに居る気がする』と、そう感じる時があるかもしれません。肉体を持った人の感度(波動性)が身近にある他次元の波動を受信したのです。本来人間はそういう能力を持っているはずなのです。ただ、文明品に囲まれると人間の物質性感覚が優位になって、波動性を感じる能力を使う機会が少なくなり錆び付いて鈍化しているだけなのです。
「想い」とか「祈り」「願い」というのは目に見えないものです。これらも波動のひとつなのです。私たちは昔から『何か作用を起こすもの』『何か通じるもの』として、人に対して、故人に対して、神々に対して、これら波動に関する能力を使っているのです。




●● 図2:波動について ●●
私の観点からすると自分も波動の存在で、相手の人も、動植物も鉱物も波動の存在です。それは『原子を更に突き詰めていくと波動性を持っている』という説にも関係してきます。
私たちが使っている、光、音、言葉、想い、インスピレーション、願い、祈りなども波動で、出来事や現象というのも複合的な波動と考えます。魂や霊といったものも波動です。図1の「すべて」において波動というものは本質を表し、共通の通貨単位みたいなものです。「すべて」の中にはいろんな波動が混在しています。
『すべては波動』という観点でいると何かと便利な事もあります。音楽を聴いて癒されたり、自然界に触れて癒されるというのも、『波動が波動によって癒される』という観点で納得できるからです。UFOが消えたり現れたりする事も理解しやすくなります。
最近では、祈りの効果について科学的に実験されたとか、言葉という波動が水の結晶に違いをもたらす実験など、興味深い結果も出てきています。科学や医学においても、波動と私たち身体との関係についてこれからも急速に研究されていき、身の回りの波動の事がどんどん解明されていく事でしょう。次世代では波動を利用したテクノロジーも医療技術も進んでいき、情報もどんどん増えてくるでしょうから、波動については予習するように今から馴染んでおいた方がいいと考えます。
また「引き寄せの法則」「具現化」のコツも、波動の視点を持っていると共振の原理で理解もできると思います。


スピリチュアルな話でも「波動」「波長」「振動数」という言葉はよく出てきますし、日常でも『あの人と波長が合う』『オーラを感じる』というような会話もあるくらいです。
目に見えない次元の説明や高次の世界の説明を、この目に見える地球次元で行うのはなかなか難しいものですが、割と多くの人がイメージしやすい「波動」という言葉や概念を使うことによって多少は説明しやすくなり、聞く方もイメージが湧きやすいのではないかと思います。
それでは、シンプルな波動の図例を使って説明することにします。


 
図2(a)のように理想形は完全な正弦波です。完全な正弦波は真円と関係しています。きれいな「円」や「球」の形には無駄がなくパワーがあるのです。『最短の線で最大の面積となるのが円形』『無重力の宇宙で液体が球形になろうとする』というのは、真円や真球は無駄(ロス)がない究極の形だからでしょう。水晶やパワーストーンも球体にする事が多いですね。
ですから波形としては完全な正弦波形状が目標であり理想状態なのだと考えます。

図2の例でいうと、私たちを含む「すべて」の存在はきれいな正弦波を目指していますが、実際は図(b)のように歪んでいたり、図(c)のように荒削りだったりトゲ状のノイズが乗っかっていたりします。

では次に、振幅や周波数については・・・
図(a)において、正弦波の振幅が大きい方が及ぼすパワーは強いですし、正弦波の振動周波数が高いという事は動きが速く変化できるのでエネルギーが高い、ということになります。
よく『あの人はオーラが大きい』とか聞きますが、人間の本質が波動だと考え、その表れであるオーラの光も電磁波エネルギーによる光と同じような考え方をすれば分かりやすいと思います。

補足図Aのように、例えば電気に例えてみると、図(a)のような正弦波の電圧を電球に加えれば、安定して光ります。周波数が高いとチラつきもなく、振幅が大きいとより明るく光ります。
図(b)(c)(d)の波形を通すと、チラついたり、ゆれたり、ノイズを発したりして心地良い状態とは言えなくなります。ロスが大きいのです。
よくスピリチュアルでは「光」というものが出てきますが、穏やかで、澄んでいて、安定していて、まぶしい光・・・これが一番です。
ちなみに、図(d)は、波動が低く不安定でパワーが低い次元の波動イメージ例です。これを補足図Aの電球に通すと、明かりは不気味に揺れます。テレビ番組などで幽霊が出るシーンの時に照明が不安定になる演出に似ていますね。

数学や電気分野でいうと、図(b)(c)(d)は高調波がすごく多く含まれているのです。感覚的にもこれは好ましい事ではなく、高調波を無くすことが良いといえます。
『人間が(性格が)丸くなる』という言葉がありますが、人生でいろんな経験をしていくとトゲやカドが取れていき、丸みを帯びた波動になっていくのだと思います。

つまり、波動に例えた時の私たちの目標は、完全な形『正弦波』で『高い周波数』『大きい振幅』になる事です。

正弦波になるという事は『優しさ、和』になり、周波数が高くなるという事は『高い次元』に繋がり、振幅が大きくなるという事は『影響力の強さ』に繋がります。この3つの要素が大切です。
(余談ですがアニメ「鬼滅の刃」の炭治郎の波動を考えてみると・・・『優しさ』に加えて経験によって『高さ』『強さ』を身に付けていったのです。人として大切な要素のこれらの事が感じられ共感しました。)

それでは、私たちの本質である波動を、より正弦波に、より振幅を大きく、周波数を高くしていくにはどうしたらいいでしょうか?
図1の「すべて」の持つ合成波動を完全なものにするためには、歪んだ部分・未熟な部分をどんどん修正して正弦波に近づけていかなくてはいけません。
歪んだ部分を修正するための方法として、「すべて」の中から突起物をたくさん出して、それが地球や他の星へと体験しに行くのです。そこで、自分の波動の未熟な部分に気づき、磨かれ、強いものになっていくのです。それを繰り返しながら、「すべて」全体の波動も完全なものへと近づいていくのです。
この事が、私たちが地球に生まれる理由となります。(図3説明へとつづく)




◆補足:「スペクトラム図」から摂理を読み取る
図3に行く前にちょっと『波動周波数の高さ』について補足を書いておきます。

 
補足図B(ウイキペディアより引用)は、電磁波の波長(=1/周波数)のスペクトル図です。これは自然界の摂理を表したものとも言えるかもしれません。
どうしてこういう仕組みになっているのでしょうか?
どうして可視光だけの領域が見えるのでしょうか?

まず1つ目にこのスペクトル図から思うのは、図1での「すべて」の縮図に似ているという事です。この図を-90°回転させて縦にして、『波動の周波数が高くなると高次元になる』と考えてみたらどうでしょう。
このスペクトル図の中で、人間の目で見える可視光の帯域は図中央のほんのわずかです。このスペクトル図の全体を「すべて」とするならば、可視光の帯域を「地球次元」と置き換えてみて、他の見えない帯域のところを目に見えない次元だとします。つまり、可視光→紫外線→X線→ガンマ線というように周波数が高くなるほど「高い次元」領域だと置き換えてみます。周波数が高くなるとエネルギーパワーも高くなります。実際のX線やガンマ線は、人体が耐えられないほどの高いパワーを持っていますね。それくらい高次元というのはパワフルで大きな事を成し遂げる活動パワーがある領域なのです。
私たち人間も「すべて」の一部であり高次と繋がっています。地球に行く事によって3次元の波動まで落としましたが、波動を再び高める(目醒める)ことによって、パワフルな現象も引き起こせるのです。元々私たちは高次の存在なのですから。
(引き寄せのコツや具現化のコツで『自分の波動を高めれば望んでいる事が実現する』というのは、それくらいパワフルになるという事なのです。)

ここで一つ大切な事は、地球次元と高次元とを比較してどっちが良い悪いとか、7次元の存在と11次元の存在とを比較して優劣をつけるとか、周波数の高さでもって優劣をつけるという発想はしなくていいという事です。
例えば「青色」の方が「赤色」より周波数は高いですが、赤色は劣っているのでしょうか?赤系の服が青系より劣っているという事ではないですよね。
「X線」と「ガンマ線」についても同じです、X線はX線なりの有用な働き(レントゲンに使われる)があるし、ガンマ線にはガンマ線なりの有用な働き(治療に使われる)があり、それぞれがそれぞれの特質を生かしてその分野で必要な存在です。つまり、どの次元の存在が優れているとか劣っているという事ではないのです。
これと同じ考え方でいくと、図1「すべて」においてそれぞれの次元の階層は、全てそれぞれ意味と役割があって大切なものだということです。各次元に居る高次の存在も、優劣という感じではなくて、ただ次元ごとに最高の働きができるように最適に配置をしているだけの事です。

2つ目に思う事は、可視光の色は電磁波の周波数によって異なってきますが、これは「オーラの色」と考え方が似ています。
人によってオーラの色が違うのはその人のエネルギー体の波動の周波数が異なるという事を表現しています。波動の周波数が違うという事は個性が違う、ということにもなります。
赤いオーラが強い人と青いオーラが強い人とでは性格が合わないかもしれません。でも地球上にいろんなオーラの人が居るから面白いし、それぞれの特性の人が調和する事によって虹色が合わさり太陽の様な透明な光になる。この図にはそんな摂理が表れています。
自然界の中には、「すべて」の摂理のヒントがあるのですね。

以上が「波動」に関する図2の説明です。

なお、今回は人の波動について説明してきましたが、動物も、植物も、鉱物(パワーストーン)も、どんな物にも、言葉も、メロディも、想いも、テレパシーも、すべて波動を持っているのです。
『癒される音楽』『“ありがとう”など心地よい言葉』『心地いい雰囲気』など、私たち自身も波動を持っているからこそ周りの波動に共振して綺麗な波動になったり、逆にトゲトゲしいものから悪影響を受けたりもするのです。人によって波動の変動範囲というものがあって、その範囲内で日々波動は変化しているのです。
ちなみに、神社でお祈りをしたり、家族の健康を願ったり、くじ引きでお願いをしたり、いろんな言葉や感情を投げかけたり、人を好きになったり・・・私たちは日常でもたくさん波動を使っているのです。
全てを「波動」という視点で日常生活のいろんな事を考えてみると、気付くことや説明できることがたくさん出てくることでしょう。また、日々の想いや言動の使い方にも注意が向く事でしょう。

慣れてくると自分や他人の波動状態が今どうであるかも感じられてくるかもしれません。



●● 図3:人生の目的・計画・経験カードについて ●●
「すべて」の中にある多くのエネルギー波動のノイズを無くして理想(ロス=0)に近づけるにはどうしたらいいか?・・・

ノイズを無くすには、エネルギー体自身がまずどの部分がノイズであるかを認識する事と、そのノイズを減らすためにいろんな経験を通して波動を滑らかに磨いていく術(智恵)を見つけていかなくてはいけないのです。

『ノイズ→不純物』と言葉を置き換えるならば、私たちの本質はその不純物を取り除くことで曇りを無くしていき透明度を高めていこうとしているのです。
そのために、図1の補足図Aで説明したように、「すべて」からにょろっと突起物が出て個々の自我(魂)が生まれます。いろんな次元へどんどん広がって行って新しい経験をするのです。「すべて」の分身がいろんな次元に修行に行くようなものです。

自我を持つ個々の魂は、学びたい要素や、無くしたいノイズ要素などをふまえ、『どこの学校にしようか?』と検討します。
「○○次元領域」「○○銀河」にたたずむ「○○星」というように、多くのいろんな学校があります。
その中の一つである3次元の物質を主体とした「地球星学校」は、“魂”という名の突起物が“人間”という肉体を借りて“脳”というCPUのコンピュータを使って活動し学ぶ学校です。
「地球星学校」に行くという事は、もともと3次元よりもっともっと高い存在である魂(「ハイヤーセルフ」ともいう)が、次元を3次元まで落としていろいろな自由の制約を受ける事になります。例えていうなら、本来自由に軽々と活動していたエネルギー体に重りやダンベルを身に着けて活動するようなものですが、その不自由さの分だけその次元をクリアーした時の成長度合いは大きなものとなります。

地球学校に行くと決めた魂は、その近い次元において行われる会議の場に参加します。そこには、ガイドとなる守護霊や高次のマスター、過去世や未来世の魂、ご先祖様などご縁の深い存在たちが参加します。アドバイスを受けたり、自分の持つテーマや経験したい事の内容を確認したうえで、『どこの国のどの地域に生まれようか?』『どこの家に?』『性別は?』『体質は?』『人生の中でどういう出会いや出来事を仕込んでおこうか?』などをほぼ自分で決めます。より深く学ぶために厳しい環境を選んだり、肉体的ハンディの要素を加える事も考えます。
過去世で自我が起こしたカルマ(徳、罪)も考慮されます。例えば前世で、人に対して差別や偏見を持った行動を行った場合など、今度は逆の立場になって体験しようと条件を考える場合もあります。



 

図3の経験カードは、これら生まれるにあたっての条件や予定をまとめたものです。「ブループリント(人生の青写真)」です。
カードには、今回の人生のテーマや、体験したいイベント、転機となる時に出会う人、どういう分野でどういう地位で活動しようか、などが書かれています。生まれる前に、脚本家みたいに、地球で体験する自分の役柄を設定しておおまかなストーリーを描いていくのです。

1枚のカードの内容がある程度決まったら、どの家の子になるかの見当をつけ、そこで生まれる準備をします。
地球で人生を始める場合には、地球上で受精卵というものが出来た時に、図1「すべて」から出た突起物である「魂」がその受精卵に重なり、そこから人生が始まります。そして肉体が成長して脳が発達していくと、脳機能主体の活動になって一生を送りだします。通常は魂が決めたこのカードの内容や人生で計画しているストーリーは脳には引き継がれません。『生まれる前の事は忘れてしまう』ということです。
どうしてかというと、映画を見る前からネタバレしていると感動もなくなってしまうのと同じ事です。その先にどんな展開が待っているか分からないまま一喜一憂しながら、魂が描いたアドベンチャーストーリーを肉体という機関を使って体験していき、それらを経験していく事によって深い感動が刻まれていくという仕組みです。例えていうと、魂は自身の描く目標やテーマに従って仮想空間ゲームを制作するゲームクリエイターであって、脳を持つ肉体はVRゴーグルと体感スーツなるものを着てその仮想空間に入り込んでそのマトリックスの世界をリアルに実体験するアバター主人公のようなものです。

魂は自分が作ったゲームの趣旨を分かっているので『ワクワク』だが、何も知らない脳を持つ肉体は次々と起こるイベントに『ヒヤヒヤ』です。その中でいろいろ知恵を絞ったり、いろいろ気づいたりします。
そして肉体という細胞の寿命が終わると、重なっていた魂は肉体から離れます。人生で得られた経験や智恵のデータは「すべて」の中で共用され「叡智」という巨大データに溶け込みます。

ところで、図3のカードには人生で体験したい事が書かれていますが、例えば『○○大会で優勝する事』『○○事業で成功する事』という場合もあるでしょうし、『○○大会で大負けする事』『○○事業で失敗する事』という場合もあるかもしれません。地球上の尺度では成功する事が喜ばしい事かもしれませんが、魂レベルでは成功・失敗どちらも優劣はなく全て貴重な経験データです。失敗したとしても、『こうすれば失敗するというコツが分かったのでラッキー』という智恵データが図1「すべて」の中に蓄えられていくのです。それも一種の成功です。つまり、魂レベルでの喜びというのは、地球上での失敗や成功をしたという事ではなく、地球上でいろいろチャレンジしたという事と、いろいろ喜怒哀楽を体験したという事なのです。それは魂のおおもとである図1「すべて」においても進化向上に繋がる喜びです。
また、2枚のカードを1セットにして1つの大きなストーリーを経験する場合もあります。例えば、1枚目のカードでは『あまり成功しない』という経験をしてたくさん智恵を学び、もう一度生まれ変わって2枚目のカードでは智恵を活かして『大成功する』という経験を味わうという場合です。
また、カードに書かれた事は必ず体験するとは限りませんし、カードに書かれた目標はその人生で必ず成し遂げるという事ではありません。人間は脳が主体で、自由意志も与えられていて、欲や怠惰の要素もあるため、カードの目標通りいくとは限らないのです。あくまでもカードの内容は計画書であって、書き換わる場合もあるのです。人生途中で計画以上に愛の周波数が上がったため、カードの内容をもっと良いストーリーに書き換える場合だってあり得るのです。(その逆もありますが・・・)
ここでカルマについて気を付けなければならない点ですが、
1枚目のカードでの人生の時に、自分の欲望のために他の人に対して苦痛を与えるような事をした場合は、2枚目以降のカードで必ず逆の立場を体験しないといけなくなるという事です。自分の出したエネルギーというのはプラスにしてもマイナスにしても、その分を自分が受け取らないとエネルギーバランスが取れないからです。「カルマ解消」という名の、エネルギー保存則の摂理なのです。(『自分の蒔いた種は自分で刈り取らねばならない』『情けは人のためならず』ということわざは、先人の人が摂理を理解した表れなのでしょうね。)

いずれにしましても、前々世、前世、今生、来世・・・と繰り返すうちに1枚1枚どんどんカードが溜まり、寄り道をしながらも魂レベルは成長していきます。もちろん、実際に紙のカードを持っているという事ではなく、こういった1つ1つの輪廻転生の経験を魂レベルで積み重ねていく事によって、魂はより強く、よりまろやかに、より俊敏に動けるように成長向上していくという事です。
成長するというのは、学校生活で例えると、いろんな教科を勉強していって、いろんな実習で体験し、クラスメイトという自分以外の人といろんな喜怒哀楽を味わって、部活動で心身鍛えていくのと同じ事です。

なお、このカードは地球上での時代別に連なっているとは限りません。江戸時代に生まれてカード1枚追加し、西暦2100年に生まれてカード1枚、奈良時代に生まれてカード1枚・・・という風に順不同でカードを蓄えていくのもアリです。



ここで地位や権力について補足です。
図3のカードの下部に書いてあるように、魂の流れというのは終わりがなく永遠です。その上に1つの人生が時間有限で乗っかっています。その上に学校や会社生活が乗っかり、その中で役職や名誉が生まれて地位・権力が乗っかります。
つまり、「魂の流れ」という土台に乗っかっているものは全て時間有限なる、地球上での借り物です。

『地位・権力というのは、自分の波動をより高くするため・地球次元をより良いものに変えるための道具の1つとして与えられたもので、この次元からお借りしているもの』という認識が大切なのです。自分の波動状態は持って帰れるもの、地球での地位や権力は持って帰れないものなのです。
特に地位や権力を長年持っているとこの事を忘れてしまいがちで、乱用に走ったりする場合もあります。そうなると、いつかは手放さなくてはいけないその時に悪あがきするか、手放した後に喪失感と心細さに戸惑ってしまう事になります。

人間の脳だって同じです、この世での借り物です。『人間は他の動物より脳が優れているから偉い』のではなく、『他の動物より優れているものを与えられ、それを使って地球全体を豊かにするミッションを与えられている』という感じです。(なお、人間は言語脳を持っているから言語を使って交信するが、動物はそれより優れたテレパシーを使っている・・・という見方をすると、動物が劣っているとは言えないけど。)

地球上の物も自然界も全部借り物です。肉体も脳も借り物です。脳に記憶した知識も学術も借り物です。あちらに持っていけるものは、経験した思い出と学んだ知恵、感覚的なスキル(例えばピアノや絵など来世で「才能」として発揮されるもの)、魂の波動状態、そしてプラスやマイナスのカルマ、だけだと思います。最終的に行き場所が決まっていくのは自身の波動状態です。ですので『地球上で借り物をどう活かして楽しんでいくか、相手を楽しませるか』に視点を置いて生きていく事が最も大切なのだと思います。




●● 第一部のおわりに ●●
私たちは地球上で、目に見えるもの主体で、有限の時間を体験し、社会システムや教育システムなどある一定の制限枠の中で生活していますから、壮大なスケールの事や目に見えない事については見失いがちです。人間として生まれてくる目的さえも忘れ去られてしまいがちです。ただ、一つのマトリックスの次元の中において洗脳状態で居てはいけない時代なのだと思います。これからは今まで考えられなかった不思議な人や現象、地球外生命体の情報などにも出合う機会が増えていき、波動やエネルギーなど目に見えない事についても科学的に深掘りされていくと思います。それに伴って私たちも既存の刷り込まれた知識の柵から抜け出し、どんどん意識の枠を広げていかないと時代についていけなくなるのです。

動画サイトやSNSを見ると、生まれる前の事や前世の事など不思議な話をしたり、高次の世界とコンタクトするお子さんに関する投稿も目立ってきているように思います。新時代に向けてそういう子がもっと増えてくる事でしょう。これからは、大人たちがもっと柔軟な考え方を念頭に置き、その子の主張を否定せずに優しくフォローしてあげることが大切になってきます。
今の子供たちや今後生まれてくる子は、肉体年齢は幼いかもしれませんが、図3の経験カードをたくさん持っている子も多いはずです。広い知見を持ったいわば『魂の先輩』です。人は見かけで判断できないのです。こういう認識でいると、肉体年齢が幼いからとか、高齢だからとか、貧しいから、力が弱いからとかいって見下すような事はしなくなりますね。



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※※※ 第二部:各疑問テーマにおける見解例 ※※※
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ここでは、いくつかの疑問テーマについて私なりの見解を書く事にしました。
(なるべく短くポイントだけ書きます、汗)
これが正解という事ではありません。



★UFOについて
UFOは図1において地球より高次のところ(4次元以上)からこの地球の3次元に一時的に次元を落として現れる。波動周波数を変えて3次元の地球にチャンネルを合わせる術を持っている。
動きや駆動エネルギーについては、いま3次元に居る私たちは真似できない。将来、私たち地球での調和意識や多様性意識が向上して波動が上がっていけばコンタクトもとれるようになっていく。
彼ら宇宙人も私たちと同じように波動を向上しようとして、図3のようにテーマを持ってその次元の身体を借りて活動している。
彼らとはただ活動の次元フィールドが異なっているだけで、図1のようにおおもとは繋がっている仲間。だから言葉は通じなくても波動というテレパシーレベルで交流はできるはず。
4次元以上の彼らは私たち以上に摂理を理解していて、私たちを想ってメッセージを示すために時々3次元に現れる。決して敵ではなく怖がるものではない。彼らも私たちも宇宙人なのだから。
今地球は次元上昇の時期に来ていて、地球人の意識が開かれる事を彼らも応援している。近年やこれからもUFO出現情報は増えるだろう。
なお、心霊写真のように、普段の光景映像に霊や光のような存在が写ったりするのも同じような原理であって、普段は次元が違う所にいる相手の波動状態が一時的に変わって私たち人間側の波動領域とマッチした時だけ見える形になる。一方私たち人間もエネルギー体であり波動を持つ存在なので、日常波動状態というのは変わっていてパラレルシフトしている。人間の波動次第で高次とも低次とも繋がる事ができるということ。



★人間のオーラの色について
図2のように、人間は波動性を持っていて人によってその周波数や振幅や歪みの違いがある。
その人のエネルギー体が持つ波動を色で表現したときに、周波数によってオーラの色が違ってくる。気質や経験値によって波動が人それぞれ違う。日によっても違ってくる。
また、『オーラがくすんでいる』とか『トゲトゲしい』というのは、波形が歪んでいたりノイズが有るということ。綺麗な光であるためにはきれいな正弦波であることが大切。
(ちなみに、人のオーラの色も単色でなく複数混ざっている。1人の人間にも複数の波動があって、いわば人間は「波動の合成体」である。)



★スプーン曲げについて
本来は、人間の波動が物質の波動に影響し、物質の性質を変える事はできる。量子論に関連して言えば、その物質の波動状態を意図的に変える事が出来るならば物質を別の性質へ変容させることができると考える。
左脳タイプで「硬い金属が曲がるわけがない」と刷り込まれた思考がブロックとなって波動変化が起きにくいと曲がりにくい。子供とか、知識にとらわれない純粋な人は曲がりやすいカモしれない。
なお、現代では材料技術や科学が発展していてマジックの種としてもスプーン曲げが再現できる。全てをスピリチュアルに結びつけてもいけないし、全てを科学的に片づけてもいけないと思う



★パワーストーンやお守りについて
パワーストーンは鉱物でそれぞれ特有の波動周波数を持っている。
また、お守りはその物に高い波動を込めて転写している。
それらの波動の物を人が身に付けることで、その人の持つ波動と共鳴して引き上がったり、波動の歪みがきれいに補正されたり、足りない周波数の要素を補ってもらったりする。
これらのグッズをただ身に付けてご利益を頂こうという発想よりも、自分の波動を高く綺麗なものに上げるにはどう心がけたらいいか、どういう言動で居たらいいかという発想の方が大切。自分の波動が高くなれば、それに共鳴して波動の高い人間関係や事象が引き寄せられてくる。
グッズへの過度な依存は自分の波動をおろそかにする事になり、逆効果になる。サプリメント程度に使うといい。



★水晶について
「透明」を象徴する水晶はパワーストーンの代表的な存在。
透明な光というのはプリズムで虹色に分けられる。様々な色の波動がムラなく集まればきれいな透明になる。
これは、いろんな色のオーラを持つ人たちの協調やバランスが大切である事を物語っている。
(太陽の透明な光や水晶はそれを私たちに教えてくれている。)
人間の「心」も「エネルギー体」も水晶や水のようにクリアーであることがベスト。

これらの真理を象徴している水晶であるので、高い波動を持っており、パワーストーンの代表的なものとされている。



★スピリチュアルが科学で証明されないことについて
科学は3次元の地球次元で生まれたツールであって、地球次元で有意義に活用するためのツール。「すべて」という多次元の中の一部である物質界次元のツールでもって、「すべて」という次元全体の摂理を解明することに無理がある。
今後、科学やセンサーの発展によって、スピリチュアルな事でも少しずつエビデンスが取れていくと思うが、それでも「すべて」の中のほんのわずかしか分からないだろう。物質次元での宇宙についてでさえも科学で未だ分かっていない事が多いのだから。
『科学で証明されていないものは、正しくないもの』というよりも『証明されてないものは、科学が未だそれが正しいかどうか判別するスキルを持っていない』という考え方の方がいいと思う。
なお、物を見る時の発想としては、『物が波動性を持っている』という視点よりも、『波動の世界の一部が物質性を持っている』という視点でいた方が将来的に良いと思う。

(余談ですが、数学の世界では2乗するとー1になる「虚数i」というものがあります。2乗して-1になるのは現実の世界ではイメージしにくく大昔から『空想の世界では?嘘では?』とされてきましたが、近年、量子力学の公式によってこの虚数が森羅万象で存在し不可欠である事が分かってきました。「嘘」が「真実」になって来たのです。つまり科学においても今のものが絶対ではなく時代を経て進化していくという事です。これからも量子力学の進化によって森羅万象の新たな真実が見えてくる事でしょう。既存の科学という教義の柵の中から積極的に出ていく発想の持ち方が大切だと思います。



★高度な絵を描き始めた・ピアノを弾いた幼児について
図3のように、今までの輪廻転生でたくさんの経験カードを重ねていき、スキルが高くなってくると、次の人生ではそれを活かして天職に結び付けていく事もある。
図3のカードの欄に『人を驚かせるような事をする』『このスキルでもって人類を癒す』と計画を書いて生まれてくる子も居る。
もし2歳の子がいきなりピアノを弾くのを見たら、『前世があるかも?』『学術的に説明がつかない事もある』と思う人も増えるだろう。中にはそういう事を人々に気づいてもらうというお役目を持って生まれてくる子も居る。
なお、歳を取ってからのチャレンジもその魂のセンスにつながる。得られたスキルや経験は図3のカードに智恵として残っていくし、感覚として魂が覚えているのだから、たとえ高齢で新しい事を始めるとしても無駄にはならない。
次回生まれた時に今までのカードの経験や感覚は生かされ、その人の才能やセンスとなっていろんな事が上達しやすくなるのだから。



★ライバルについて、嫌いな人の存在について
スポーツにおいてもコンテストにおいても不思議と「ライバル」という存在は現れる。
図1補足図aのように、本来1つのものが進化向上するための一つの方法として、2つの突起物を出して向き合わせるという手段がある。
それによって、①切磋琢磨する事で成長できる。②自身の長所や短所を見つけることができる。

『どこに行っても自分の嫌いなタイプの人と関わるんだよね』という場合には、相手の嫌な部分は自分が持っている部分の写し鏡となっているのだから、そこに気づく事が進化の早道。



★寂しさ、孤独感、守護の存在について
地球上での目に見える物質世界では『1人だけ分離している』という孤独を感じる時はあるかもしれないが、もともと1つの存在である「すべて」から突起物のような感じで来ているので、皆繋がっている。一人ぼっちの人なんていない。
また、どんな人にもスピリチュアルガイド(守護霊)やガーディアンエンジェル(守護天使)やエネルギー的に近い存在たち(補助霊)がいつも身近に居てくれて応援・見守ってくれている。これらの存在は「すべて」から出た突起物のエネルギー体におけるワンチームみたいなもの。そのワンチームの中で、肉体を抱えて活動する役が人間である“私”であり、肉体を持たないで活動する役が“彼ら”という感じ。
これらの存在からのメッセージは夢やインスピレーションを通じてやってきたり、ふと目にするものや、周りの人たちの発する言葉を通じて伝えてきたりする。
逆に、こちらの世界に居る私たちからメッセージをあちらに伝えるには、ただ「想う」「意図する」だけでいい。それが波動エネルギーとなってあちらの存在に伝わっている。

もともと“私”は「すべて」と繋がっているので、意図すれば医学に長けている存在たちや、ヒーリングに長けている存在たちの応援も受ける事ができる。
普段からいかに繋がりのパイプを太くクリアーにしておくかで情報の量や質も高まってくる。



★チャネラー、ミディアム、透視・霊視について
私たちの本質は「すべて」で繋がっているので、本来は人間みんな異次元とコンタクトできる能力を持っている。メッセージを受け取りたい場合には、自分の外に意識を向けて読み取ろうとするのではなく自分の内の感覚に集中する事がコツ。
地球次元では脳が主体で活動しているため、自我やエゴがノイズを出してブロックしたり、『目の前に映るものが真実』という刷り込まれた知識がブロックとなってコンタクトしにくくなっている。(未来では波動に関する解明が広がって、学校でも教えるようになり、その結果多くの人が能力を発揮する時代になるだろう。)
ちなみに、異次元の存在と交流できる能力をより深めようと思ったら、瞑想などで余計な脳の働きをコントロールするようにしてノイズやブロックを外したり、自分の五感を鍛えて感受性(センサー)を高めたり、自然界と触れ合う時間を増やすなどして現代の便利な文明品や情報から離れる時間を増やすとよい。
なお、幼児や犬などの動物は前述のブロックとなるものが少ないので、目に見えないものや異次元のものを感じる能力は高いと考える。
ミディアムとして活動している方など、大人になってもそういう能力を持ち続ける方も居る。そういう方たちは、図3のカードの「お役目・目的」として『見えない世界の存在を発信する』『自立のための気づきをサポートする』『人の偏見を気にしない胆力を磨く』などのテーマを持っていると考える。



★アイデア、インスピレーション、瞑想について
「すべて」にはたくさんの叡智が詰まっている。クラウドコンピューティングのようなもの。
創作活動をしている時や発明などでアイデアが降りてくるというのは、「すべて」というクラウドから叡智データを個体(脳)にダウンロードするみたいなもの。
困った時や人生の重要な岐路に立った時にもガイドたちが手助けしてくれてインスピレーションがやってくる事もある。
瞑想などでそれら叡智データを正確に受け取るコツをつかんで、それを脳で地球次元のアイデアに上手に変換できると地球上でクリエイト活動する時の強みになる。
創作家の方が大自然の豊かな地に作業場を建てるのも、そういう効果があると思う。企業の経営者などが、判断に迷う時に禅に入ったりするのもそういう事だと思う。
日頃、アイデア・インスピレーション・ひらめきが降りてきやすくするためのコツは、
①この記事の図1のイメージを持つ。つまり、自分は「すべて」というものに繋がっていて多くの存在の叡智と繋がっている認識を持つ。それがクラウド契約みたいになって叡智データと繋がりやすくなる。
「すべて」と自分の脳を繋ぐ透明度の高い太いパイプをイメージし、きれいな光の粒が滞りなくパイプの中を通っているイメージをする。
なるべくリラックスする機会を設ける。お風呂やトイレなどの時に閃く事も多い。



★祈り、神社や寺院でのお参りについて
私たちが放つ祈りという波動が「すべて」の中に届き、その波動周波数に共鳴する存在のエネルギーがその祈った人の周りにダウンロードされる(降り注ぐ)仕組み。
従って、その祈りの波動が高ければ高い存在のエネルギーに繋がる事ができる。
神社や寺院などで祈る場合も、なるべく自分が高い波動を心がけ、動機が高い波動の内容のお祈りをすれば、高い波動の存在とより繋がりやすくなる。

なお私が神社にお参りする場合、神様に対面してお願いするという意識ではなく、できるだけ自分の内に感覚を向けどういう波動かに注意するようにしている。『○○欲しい』というのは波動として低い方に入るので、『○○のためにチャレンジしているので力添えください』という方が叶いやすいと思う。



★テレパシー、ヒーリングについて
『自分』と『相手』は「すべて」を経由し繋がっているのだから、地球次元での時空に関係なく影響し合う事ができる。
人間の本来の姿は波動を持つエネルギー体だから、誰もがテレパシーで交信できる要素を持っている。昔の人は、人・動植物・自然界に対してそういうコミュニケーション能力が長けていた。現代でも大自然豊かな世界中の地域で、シャーマン的な人は存在する。
文明品である便利な通信機に囲まれる生活に慣れてしまうと、人間が本来身に付けている波動を使うコミュニケーション能力が錆び付いてしまう。ただし、五感を磨いてその能力をまた使おうと心がけていけばその錆びは取れて復活させていくことができる。
また、相手に触れる事のないエネルギーヒーリングやスピリチュアルヒーリングについては、ヒーラー自身の波動が大きく影響する。ヒーラーの波動が「すべて」にアクセスし、その波動と共鳴するエネルギーと繋がったり、異次元に居るヒーリングに長けた存在がヒーラーさんの媒体次元を使ってエネルギーを相手に送る仕組み。ヒーリングを受ける側の人もそのエネルギーを受けやすくするために心を開いて素直になり波動を高くすると、「すべて」に繋がりやすくなり、共鳴作用の効果が絶大になると考える。
なお、ヒーラーさんの波動が高ければ、日常においてもその人が居るだけで電波塔となって周りの人たちの波動にも自然と影響していく。そういう面では、全ての人がヒーラーになれる要素を持っている。『この人と一緒に居たら何か癒された気分になった』というのはその人の波動が自分にマッチしたから。



★笑い、ラッキー言葉:引寄せ・具現化・錬金術について
『笑う門には福来たる』という言葉通り、「笑う」というポジティブな波動と「福」というポジティブな波動が共鳴して引き合う。『類は友を呼ぶ』。
言葉・思念・行為にもそれぞれ波動があり、その波動が周りの人の波動や出来事の波動を共鳴させて引き寄せる。
『人間は思考を持ったエネルギー波動体である』『全ては波動の存在である』『同じ周波数のものは共振する』この3点が理解できれば、具現化のコツも分かる。

仕事でも趣味でも、叶えたい夢や目標がある場合、その具現化のコツは、
具体的にそうなっている自分をイメージする(その時の自分の心境や波動の状態は?、周りの風景や周りの人の表情は?、音や色や形まで詳細に)
「そうなりました。ありがとう」と過去形で、宇宙や「すべて」に向ける感覚で伝える。
日頃『私は何でもできる』『私はパワフルです』『私は○○です』などと繰り返し口ずさむ習慣をつける。
④『現実は厳しいんだよなー』『○○スキルが無いから無理かも』『こうなったらどうしよう』という現実味を帯びた否定感覚が出てきた時は、すぐに手放してフォーカスを③の方に向ける。

⑤日常での身近な感謝できる事柄を見つけフォーカスする。
より大衆向け・世界向けに活躍したい時は波動エネルギー図2の振幅が大きくなる事が重要なので、光のようなエネルギーが自分に入って来るイメージ瞑想や③のアファメーションを多く使う。

また錬金術というのは、例えば鉄製のものを金に変える術ということ。ある物の波動を意図的に変える事ができればその物質性が変わる。つまり、自分の波動を高いものに変えれば、高い波動につられて人・物・お金・情報などが集まってくるし、自分のエネルギーも高まって自分がどんどん変容し豊かになっていくというもの。
まずは『全ては波動である』という事を理解する事が、豊かさへの第一歩。



★大きな病気やケガについて
大きな病気やケガというのは人生を左右する事が多いイベントなので、図3のカードの様に生まれる前にある目的やお役目を持ってイベントとして自ら設定している可能性がある。
また、『病は気から』という言葉があるように、自分のエネルギー体(気・感情体・精神体・魂)の波動に歪みがあると、細胞が持つ波動成分に悪影響を与えて物質的な変異を起こしたり病巣を発生させたりする。前世でのカルマや今生でのカルマが影響している場合もある。
病気やケガは、改善すべき自分の思いグセや性格や生活習慣に気付かせるものであったり、自然の摂理に沿わない生き方を見直しさせるものだったりもする。

そういった魂のテーマに気づくと、エネルギー体の波動状態が改善され、肉体の改善現象が起こる事もある。
それらの事に気づくように、図3のカードにテーマとして設定しておく事もある。これは、本人の病気だけではなく、家族の病気体験を通じて気づくように設定する場合もある。
また、図3のカードに『今生では病気やケガを体験する』というテーマを設定し、深い学びを経験しようとする魂もある。自分が痛みを経験すると他の人の痛みにも共感できるから。
よくインタビューで『病気になった事に感謝している』『病気になった事がきっかけで・・・になった』と語っている方はそういう学びのテーマを設定していたように感じる。
なお、私の人生経験から感じている事は、不注意によるケガが起きたり腰痛や体調不良など辛い症状になった時というのは、その頃の自身の波動状態や生活習慣を振り返ってみるとあまり良い状態ではなかったと気づく事が多い。そういう気づきを繰り返していくうちに、日々の自身の波動状態や生活の質をセルフチェックしてその状態を高く保っていこうとする事が健康という現象と共鳴するための秘訣だと分かってきた。



★地位や名誉、肩書きについて
地位、名誉、肩書き、お金これらは、肉体を卒業して「すべて」に戻っていく時には持っていけない。持っていけるものは自分の波動と経験・想い・学び・悟り・愛などの智恵や波動。
図3のカードのように、ずっと永遠に存在するのが魂であって、地位や名誉は3次元世界でのオプションとして魂の上に一時的に乗っかっているもの。「すべて」の視点からみたら地球上での1人1人の地位や肩書きは関係なく、皆が同じように価値ある大切な存在。
人生において大切な要素は、『自分の波動状態がどうであるか』ということ。
人生において波動を高めるために地球次元での借り物である「地位・名誉」というツールを有効利用するという認識が大切。
図1の「すべて」においては波動オンリーの世界だから、ただ波動の高さだけが居場所を決める。その環境の場の波動と自分の波動とが共振する所にただたたずむという感じ。波動の高い存在は高い領域まで昇ることができるということ。
なお、波動の高低という概念は単なる状態や環境の違いであって、優劣という概念ではない。それぞれの波動の次元は「過程」であり昇るための階段のようなものなので、全てが意味ある次元、そこに優劣という概念はない。



★いじめ、人を騙す、人を苦しめる行為 について
自分の出したエネルギー(カルマ)はエネルギー保存の法則という摂理によって同じようなものが必ず自分に返ってくる。『自分の蒔いた種は自分で刈り取らなければならない』ということ。その自然の摂理は誰がどういう手段を取っても変える事はできない。
たとえこの地球上の次元で身を隠して悪い事ができたとしても、魂の次元レベルでは全てオープンになっている。肉体を卒業した時に生前やってきた事が全てオープンになる。
もし人生の中で、過去にマイナスエネルギーを出してしまった事に気づいた時は、今後なるべくプラスエネルギーを出すように心がけていれば、徐々に中和されていく。
これからの時代、人間の感性と能力がどんどん開いていくと、摂理について理解が広まり、全ての存在が自分の一部で大切なものだという価値観が当たり前になってくるだろう。また相手のウソや相手の本心もインスピレーションで分かるようになっていき、隠し事ができないオープンで調和のある社会になっていくだろう。



★お年寄り、幼児について
肉体の概念で人を見てはいけない。肉体年齢と精神年齢(エネルギー体の波動の高さ)とは関係しない。
お年寄りはこの3次元で貴重な経験を長年やってきて、多くの知恵を蓄えてきた先輩。
幼児については、脳が完全に成長していないので、「すべて」からの情報や宇宙からの情報を素直に発現しやすい状態にある。生まれる前の記憶が残っていたり、見えない存在が認識できやすい時期でもある。
なお、地球上の地位や外見や機能性だけで優劣をつける癖を持っていると、いざ地球を卒業した時に相手の波動の高さにショックを受ける場合もあるので、地球上の尺度だけで判断しないように気を付けないといけない。


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●あとがき
最近ニュースを見ますと、国や人たちの対立、いろいろな差別や攻撃、犯罪が起きています。
・私たちは全て繋がっている一体物。
・いろんな次元にいろんな仲間がいる。
・相手に与えた痛みはいつか自分も味わう事になる
・隠し事ができるのは今の3次元の世界だけ、いつかバレる。

もしこの事が当たり前のように分かる世の中になったなら、平和になっていく事でしょう。人と人との価値観も変わり、誰もが調和して大切にされ、異星人とも仲良くなってフリーエネルギーや食材増殖などの技術を教えてもらい、新たな見地で波動やエネルギーを活用し、皆が豊かな社会となってガイヤと共に次元上昇していく事でしょう。


『未来は、想った波動通りになっていく』
ここまで読んで下さった皆様ならきっと分かって頂けるはずです。

実際に近年、量子力学による解明も進んで新たな事も分かってきていますし、波動によって物の性質がどう変わるかの研究も、人の波動やエネルギー状態を測定したりそのデータを元にカウンセリングしたりするシステムの開発も急速に進んでいます。
今後も波動レベルを深掘りする研究が進むと、みんなが繋がっている事が一般常識になり、社会における人同士の接し方や動植物との接し方も変わっていきます。波動操作技術によって化石燃料に変わるエネルギー源を生み出したり、食料を生み出す事も可能になります。
・・・このように地球には、私たちの意識が開いた時期に平和で豊かになるような仕掛けが隠されているように思います。

いま地球は新しいフェーズに入っています。
今までの悪しき価値観や風習、刷り込まれたもの、コントロールされていたもの・・・これらの膿出しが行われ、多くの人が気づき、本質の事を思い出していく。
新しいフェーズに入った今は、「自分たちの本質」とか「生まれる前に認識していた原理」を思い出す段階に来ていて、次のステップである『それならばこの地球で自分をどう輝かせようか』とか『今までの経験を今後どう活かすか』というところに視点を置くレベルの時期に来ているように思います。

人生という冒険をRPGに例えるならこの記事での3つの図は、マトリックス的なゲームの製作者の意図説明書と実際ゲームを体験している自分の立ち位置が分かる地図のようなものです。人生は限られた時間なので、方向性を明確にしていろんな場所をサクサク回っていろんな謎を解いてレベルアップしていくのもいいのではと思います。


長々と読んで頂きありがとうございました。