最近、ニュースなどで、
いじめに何も関係ない人の所に、いじめの抗議の電話・手紙・メールが殺到するという事件が報じられています。
何の罪もない人が、苦しんでいます。
何の関係もない人が、迷惑しています。
ネット上に、「いじめの加害者」という理由で名前や住所や電話番号などの個人情報が流れているからです。
実はその人は、全く何も関係ない普通一般の市民であることが多いのです。
ネットの情報は正しいと信じている人が、抗議のアクションを起こすのです。
しかし、その行いは犯罪に加わっていると同じなのです。
苦情が殺到している家の人は、警察に被害届を出しています。
それが通るとつまり、事件なのです。犯罪として扱われるのです。
世の中には、ウソの情報を流出させて世間を騒がせて楽しもうとする人がいます。
世の中には、ウソの情報を流して気に入らない人をハメようとする人がいます。
ネット世界を利用し、人の正義感を利用して、ある人をターゲットにするような「いじめ」もあるのです。
「制裁」という名の「いじめ」「犯罪」なのです。
中には、世の中からいじめを減らしたいという強い気持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、そういった行為はいじめを応援する事につながっているのです。
万が一、いじめを受けた事がある人が、自分と同じ苦しみをわかって欲しいという理由で、そういう行為を起こしているとするなら、それはいじめを無くしたいのではなくて、いじめられている仲間を増やしたいだけになってしまいます。
その行為を見た子供たちは、どう思うでしょうか?
「落ち度がある人に対してはみんなで嫌がらせしてもいい」と思うかもしれません。
「ネット上で他の人の個人的な事を何でも書いてもいい」と思うかもしれません。
また、もしネット上にそういう個人情報を見かけたら、自分も転載をしたり同じ事を転記したりして広める行為は絶対しない方がいいと思います。
自分が書いた個人情報を見た他の人が、またその情報を広めていき、あっと言う間にネット全体に広まります。
後でその情報がウソだと分かっても、連鎖的に広まってしまった情報を回収する事は不可能です。
ネット上に残った個人情報が何十年経っても残り、新しくネットを始めた人がその記事を見て抗議の電話をかけ、ターゲットになったその人を苦しめ続けるのです。
そんな恐ろしい事に協力してはいけないのです。
そして、もしどうしても個人的に相手の人に抗議活動をするのであれば自分の個人情報も伝えるのが筋だと思います。
相手の個人情報を書くのであれば、自分の個人情報も名乗るのが筋だと思います。
本来は、他人の個人情報を勝手にネットに書く事は、やってはいけない事です。
警察が検索ソフトを使えば、その個人情報が書いてあるサイトを洗い出して、書いた人を特定する事は難しくないはずです。
「正義」というものに目が行くあまり、「犯罪」にならないように願っています。
読んでくれてありがとう