父性の芽生え② 愛着形成はカンケンから | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

 

自分の子供ができたとき。

父親に子を身ごもる母親と比較して(一般的に)

「自分の子供だ」「父親になるんだ」「子が可愛い」という感情が湧きにくいそうな。

 

個人差も大きくて、子が生まれてしばらくしてから実感が湧いたという話もよく聞く。 母親でも人それぞれ

 

 

 

 

 

うちの夫が子に対して愛着を持つのはいつだろう?

 

なんとか初回の産婦人科受診(胎のう確認)は一緒に行けたけど「実感がない」と言っていたし、

夫婦離れ離れで暮らしているから妊娠経過を直接みることもできないし、

出産前後にそばにいることだって難しいだろうし、

生まれた赤ちゃんと早期に一緒に暮らせるようになるかすら微妙。

 

愛着形成とか父になる実感とかは、だいぶ遅くなるだろうなぁ。
特に子供好きでもないし、ちゃんと湧くのか心配なほど( ´・д・)

 

 

 

そんな夫。はじめて「子が可愛い!」スイッチが入ったのは、予想外に早かった。

 

 

 

 

 

妊娠7週頃。定期受診し、胎児の心拍が確認できた時である。

 

受診中の超音波エコーの映像では、

まだ魚類の名残を残す形の胎児と点滅するようにピクピクと動く心臓が見えた。

 

私はとても感動し、病院を出てすぐ夫にエコー画像を送った。

 

 

 

 

その頃の胎児と言えば、こんな感じ。

 

<超音波エコー写真のイメージ>

まだ「可愛い」なんて言葉は期待していない。心拍が確認できた感動だけ伝えたかった。

 

 

 

 

 

ところが夫からの返事は、

 

「かわいい!!」

 

 

 

 

 

さらには

 

「KANKENみたい!!」

 

 

※夫が言うKANKENとは、フェールラーベン社製カンケンバッグのキツネのロゴのことです。

 

 

 

 

確かに似ているっちゃ似ているが。

 

この後しばらく夫婦の間で胎児は、”カンケン”と呼ばれた。

 

 

 

ちなみに現在、胎児はすでにカンケンの姿を卒業し、小さな人間の姿になっている。

それでも夫から可愛がられているのでご安心ください。

 

 

 

子への愛着形成過程も、予想の斜め上をいく夫であった。

 

 

 

 

 

読んでくださってありがとうございます(^^)

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