恋い慕うヴェネツィア 6. 船 | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

 

ヴェネツィア本島には車が入れません。

だから地元の人や観光客の足となるのは、船です。

陸地における車道&車両が、運河&船に置き換わるイメージでしょうか?とにかく船だらけ!

 

ヴェネツィア本島で見かけた船たちをご紹介します。

前半は主に水上バス・ヴァポレットの紹介、後半は他の船の写真色々です。

 

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まずは水上バスのヴァポレット(Vaporetto)

 

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こちら公共交通機関です。船ですが、路線バスと同じようなもの。

 

カナルグランデ(Canal Grande:ヴェネツィア本島を逆S字形に横切っている大運河)を通る路線、

ヴェネツィア本島の外縁を進む路線、付近の島まで行ける路線などがあるようです。便利。

 

 

 

 

停留所。

 

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停留所はプカプカと浮いています。

そこに操縦士がサッとヴァポレットを横付けし、他のスタッフがササッと停留所にロープをかける。

 

船だから乗降にいちいち時間がかかるのでは?と思っていたのですが、大変スピーディ(笑)

ちゃんと停留所でスタンバイしていないと置いていかれます。他の乗客にならって並んで待ちましょう。

 

うっかり降りる人用の通路に立って待っていたら、現地在住と思われる中国人の方に注意されました。

「下船的地方!(そこ降りる場所!)」って(笑)

 

 

 

 

ヴァポレットの中。

 

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優先席もあるし、広告も貼ってあるし、陸地のバスにそっくり。外の席や立ち乗りゾーンもあります。

 

大きな荷物を置ける場所もありましたが、混んでいるときは迷惑になる可能性も。

その辺の感覚もバスに近いかな。

 

 

 

 

外の席では水濡れ・水しぶきにも超注意。私、服やカメラなどを濡らしました(無事)。

 

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確かこれ↑の近くで濡れました。

口に入ってしまった水がしょっぱくて、「ヴェネツィアの運河って海水なんやなぁ」と実感。

※きれいな水ではありません

 

 

 

 

あと、外の立席では、船からの落下にも注意です。結構揺れますのでね。

 

(揺れっぷりイメージ)

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万が一、人が落ちた時は「UOMO IN MARE(伊語)」か「MAN OVERBOARD(英語)」と叫びましょう。

 

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チケットはサンタルチア駅前の停留所(Ferrovia)の券売機で、24時間乗り放題パスを購入しました。

券売機は英語対応アリです。

 

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1回券は7.5ユーロ(高い!)で60分乗り放題らしいのです。

私たちは24時間もヴェネツィアにいなかったけど、他の島に行ったりしたので元は取れました。

 

こういったパスを使用する場合、

停留所の入口に設置してあるカードリーダーに「ピッ」とかざしてから乗船しなくてはいけません。

忘れたまま乗船し、ランダムにやって来る検札で発覚すると罰金らしいです。

 

 

 

 

 

続いて、ヴァポレット以外の船などを。

 

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タクシー。

 

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Google mapなどで経路検索すると「車で○分」とか出るじゃないですか。

ヴェネツィアの場合、車両じゃなくて全部船ですから!運賃いくらやろ?

 

 

 

 

救急車。救急船?

 

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カラーリングは陸の救急車と同じ感じ。もちろんパトカーや消防車も船です。

 

 

 

 

自家用車じゃなくて、自家用船。

 

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左手に写っているのはガソリンスタンドですよね。そりゃ給油も運河でやるわなぁ。

 

 

 

 

夜のヴァポレットに乗っていたら、猛スピードの手漕ぎボート(中央右寄のブレている物体)に遭遇。

 

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観光用のゴンドラじゃなかった。
船の形も違うし体育会系の雰囲気だったので、競技用でしょうかね?
 

 

ヴェネツィアの運河は面白いです。ヴァポレットにも乗ってみて良かったなぁ♪

 



明日はヴェネチアンガラスで有名な”ムラーノ島”の思い出を語ります。
 

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