イギリスのおくすり処方事情 & 夫、感染性角膜炎になる in UK ⑩ | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

 

 

恐怖の治療を体験した夫。 ☆前回の記事をご参照ください

 

 

その日は目薬をたんまり処方された。

 

 

 

今回処方されたのは全3種類の目薬。これらを寝る時間以外は1時間おきに点眼。

3種類をまとめて一気に差してはいけないので、

1種類差したら5分間空けて、また別のを差して5分間空けて…とすごく大変。

 

 

注目は写真右下の”Brolene”というアカントアメーバ治療用の目薬。

現在、これ以外にアカントアメーバの特効薬はないらしいが、日本でこの薬は未発売。 ※私調べ

 

イギリスで発症した唯一のメリットは、このBroleneを使えたことかな。

強い薬なので、差した後は目が焼けるような感じがするらしいが、

これが無かったら前記事の針ゴリ治療を何度もやったかも。ひいぃ。

 

 

 

前後するが、目薬は院内の薬局でもらってきた。

 

大学病院内とは思えないほど、こじんまりとした薬局。街の薬局と同じ感じ。

日本や台湾の大病院の薬局って、確か薬を受け取る窓口があるだけですよね?

シャンプーとか化粧品とか売ってませんよね?

 

 

 

初めてこの病院を受診したときは、緊急だったからか目薬を1本もらえたけど、

今回からは有料。

 

GP含めイギリスの公立病院では、薬1種類の処方につき約8ポンドかかる。

処方する量や薬剤は関係なく、何種類処方するかで値段が決まるそう。

薬にも安いものと高いものがあるのに…不思議なシステム…。

 

今回、夫が処方された薬は3種類なので、約24ポンド(3800円くらい)のお支払。

 

 

 

イギリスの公立病院は診察代が無料、処置も無料。もちろん針ゴリ治療も無料!

 

「そんなに通院してお金大丈夫?保険つかったら?」と私の母に心配されたが、

実際は家計へのダメージが少ない。

(外国人ゆえ、ビザ取得時に多額の医療費を前払いしておりますが)

 

お財布事情に関してはご心配なく!

 

 

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