恐怖の治療を体験した夫。 ☆前回の記事をご参照ください
その日は目薬をたんまり処方された。
今回処方されたのは全3種類の目薬。これらを寝る時間以外は1時間おきに点眼。
3種類をまとめて一気に差してはいけないので、
1種類差したら5分間空けて、また別のを差して5分間空けて…とすごく大変。
注目は写真右下の”Brolene”というアカントアメーバ治療用の目薬。
現在、これ以外にアカントアメーバの特効薬はないらしいが、日本でこの薬は未発売。 ※私調べ
イギリスで発症した唯一のメリットは、このBroleneを使えたことかな。
強い薬なので、差した後は目が焼けるような感じがするらしいが、
これが無かったら前記事の針ゴリ治療を何度もやったかも。ひいぃ。
前後するが、目薬は院内の薬局でもらってきた。
大学病院内とは思えないほど、こじんまりとした薬局。街の薬局と同じ感じ。
日本や台湾の大病院の薬局って、確か薬を受け取る窓口があるだけですよね?
シャンプーとか化粧品とか売ってませんよね?
初めてこの病院を受診したときは、緊急だったからか目薬を1本もらえたけど、
今回からは有料。
GP含めイギリスの公立病院では、薬1種類の処方につき約8ポンドかかる。
処方する量や薬剤は関係なく、何種類処方するかで値段が決まるそう。
薬にも安いものと高いものがあるのに…不思議なシステム…。
今回、夫が処方された薬は3種類なので、約24ポンド(3800円くらい)のお支払。
イギリスの公立病院は診察代が無料、処置も無料。もちろん針ゴリ治療も無料!
「そんなに通院してお金大丈夫?保険つかったら?」と私の母に心配されたが、
実際は家計へのダメージが少ない。
(外国人ゆえ、ビザ取得時に多額の医療費を前払いしておりますが)
お財布事情に関してはご心配なく!