台湾24時 -番外編①台湾時代の預金を回収する- | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。


先日の台湾旅行中、渡英後に振り込まれた夫の給料や退職金等の回収を試みました。
遠隔操作でも日本の口座などに移せたかもしれないけど、
よくわからなかったので旅行がてら現地に行ってきたのです。


台湾では(多分)どこの銀行のカードを持っていても、
どこのATMでも手数料なしで現金を引き出せます。
銀行のATMでも、道端のATMでも、各コンビニのATMでも。便利。

うちの夫の口座は中華郵政のものでしたが、
このATMでは下ろせない!なんてことは過去一度もありませんでした。
つまり、どこかのATMに駆け込めば夫の預金は回収できるわけです。
一日の出金限度額さえなければ…。


今のご時世、やっぱり台湾でも限度額が定められていました。
その額、一日60000元!(2015年7月、現地ATMでの調査による)


24時間しか台湾にいられない私たち。
ATMで地道に下すのは時間的に不安なので、その辺の中華郵政に突入しました。
突入したのは夫の口座を作った支店ではありません。本当に通りがかりの支店です。

郵便部門をスルーして金融部門に行って、番号札をとって、番号が呼ばれたら窓口へ。
8か月くらいではシステムは変わりませんな。


文法の怪しい、簡単な単語を駆使した中国語で伝えてみます。

「この通帳口座から全部お金を出したいんですけど…」

「可以啊!」


あっさりミッション完了。無事に夫の口座残高はゼロに、現金は手中に。

中国語がちょっと不安だったけど、いいんですね!
提取とか提款とか把~の文法使わなくても!
(語学学校の恩師は泣くかしら…)



外国でやる金融・役所系・ライフラインの対処って、とてもとても緊張します。
あぁ、無事に目的が達成できてよかった。本当に。



夫が下ろした台湾時代の貯金、帰国の飛行機代などで溶けました~(笑)