「1こ下だから妹分や」
十数年前の話ね。
今でもあの声は覚えてるわ。
2年前に亡くなって今年は3回忌
生月の小倉さん命日に納車して
土井さんの命日にロールアウト
CT125ハンターカブ
八王子からトコトコ下道で浜松の渚園まで。
自専道が通れないけど片道800円のガソリン代で行ける。
小倉さんは佐賀から新潟までC125で往復したんだよね。
土井さんは高速バーンの人だけど長旅だろうと人付き合いのいい人だった。
まぁ14Rでもよかったんだけどね。でもハンターカブで追悼宴へと。
6時間ちょいで到着したときがちょうど献杯のタイミング。
土井さんにジュライ、熊爺さんと3人の追悼宴
妙に暖かく風の無い追悼でした。
日付の変わる頃…
サイレンと共に
「津波警報が発令されました。避難をしてください」
と。
同時にスマホのアラートが一斉に鳴り出して
他のキャンパーさんはクルマで逃げてゆく。
私
ここの海抜は?
主催
1m❗
ラジオで状況を確認してると到達時刻と津波の高さが大体読めた。
来てもあと30分、高さは30cm
到達時間まで様子を見て3時頃には落ち着き。
まぁこういう事もあるからね
だから私は宴でも飲まない。
朝
警報は出たまま。
やたらと早い撤収をする周りのキャンパーさん達。
私らも9時過ぎには現地離脱。
浜松の町を避け
150号線は海沿いだけどトコトコ移動して
途中から国一
沼津から県道で富士の裾野へ
慣らし上がりのエンジンにムチ入れて2速全開で富士の麓を駆け上がり
御殿場から山中湖〜道志道で帰還。
6時間ちょいでやっぱり帰ってきた。
ハンターカブ、楽しいわ〜
これはしばらく楽しめそう。
長旅も出たくなるのが分かるわ。
で、
なんでC125じゃなくCT125か。
どーしてもやりたいことがあるのよ。
だからね。ハンターカブなの。
それはまた何時か…