土曜日の大雨が嘘のように晴れ渡った小春日和の日曜日。
市内から車で30分ほど行った川景色が美しい町の国際版画展を見てきた。
ここはきれいな水が流れる川が町の真ん中を流れていて
昔から品質の高い和紙が有名なのだ。
こんな小さい町の小さい和紙の博物館で一年に一度、世界中から
版画の作品展が開催される。
その国際版画展の作品はレベルが高く、どの作品にも作者の思い入れが
感じられる。
特に過去の大賞作品の展示室はさすが大賞を受賞するだけあって
見入るような作品ばかり。
こんなところで国際展があるのか?と不審がっていた息子も版画のすばらしさに
驚いていた。
ミュージアムショップには和紙がたくさん売られていて、和紙のあたたかい
風合いや色の美しさに、あらためて地元の工芸品の質の高さに
気付き、こんな身近に誇れる美しいものがあるのだと
なんだか嬉しくなった日曜日であった。