日曜日、今日はするべきことがたくさんあるけれど、朝一番目覚めた時
「散髪へ行こう」と決めた。
最近、白髪が目立ち始め、鏡を見る度に引っこ抜きたくなる衝動を抑えるのに
苦労していた。衝動のまま、引っこ抜くとかなり薄毛になってしまうからだ。
そして、とうとう決心した。
「急な坂道3.5センチカットと白髪染めお願いします」
美容院の方はとうとう決心がついたのねと過日のパッチテストの結果を鑑みて
「ヘア・マニキュア」にしましょうと・・・・・・・。
私はいつものように本の世界に没頭し、未開の奥地で虫や爬虫類の恐ろしい体験をしていた。
すると、なにやら変な匂いが漂ってきた。
当たり前だ、ここはジャングルの奥地、カビ臭くスエタ匂いなんてするに決まっている・・・
その時、現実に引き戻された 「大丈夫ですか?」
なんと私の髪に塗りたくった液から、その匂いはしていたのだ。
目はチカチカするし、匂いからも逃げられない最悪の状態。
まさに「ロスト・シティ」(この時読んでいた本の題名)ならぬ「Lost consciousness」
そんなこんなでジッと耐えた2時間後、まだらの白髪頭から黒髪に変貌したおばさん
いっちょあがりぃぃぃぃ
このヘアマニキュア、1か月くらいしか持たないらしい。
こんなに化学が進んでいるのに、なぜたった1か月ずら?
もし1年もつヘアマニキュアが開発されれば、迷うことなくノーへル賞をさしあげよう。
(こうのとりノーヘル協会)